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2025年1月27日月曜日

サンセバスチャン@2025

 学生さんの卒論発表会と博士論文のプリディフェンスを終えた翌日早朝、念願のスペインはバスク地方へと休暇を過ごしに行った管理人夫婦である。

バスク地方は美食地方として有名で、特にサンセバスチャンは日本人にも人気の美食の街だということである。リガからは直行便がないのでフランクフルト経由でビルバオという街へ飛び、そこからバスで1時間半かけてサンセバスチャンへ辿り着いたわけである。

サンセバスチャンではピンチョスという一口サイズの小皿料理が有名で、町中に溢れるバーではその店その店の工夫を凝らしたピンチョスがあるのである。それらのレシピを町中のバーで公開共有しお互いに切磋琢磨して世界一の美食の街と呼ばれるようになったということである。そして、平日でも昼間っからバーで立ち飲みをしている人で溢れているというアルコール好きの天国のようなところなのである。

何しろ美味しい。しかも一皿3から5€ぐらいが普通でワインもグラス一杯が3€ぐらいである。サンセバスチャンで過ごした4泊をとにかく食べて飲んで過ごした管理人夫婦であった。

ピンチョス。基本的にはパンの上に色々乗っかっている小さなおつまみである。どれをとっても大変美味しい。意外な組み合わせのものが多い。

ウニのムースとかもある。下段はピンチョスではなくレストランの前菜。右に写っているのはガリシア風タコ。超絶美味しいタコ。

ワインはチャコリという微発泡白ワインが地元の名物で発泡ワイン好きの管理人は存分に楽しんできたのであった。

2021年1月22日金曜日

コロナ禍の男たちの苦悩

 緊急事態宣言が出ているラトビアでは、原則2月半ばまでテレワークである。生活必需品を売る店以外は閉店しているし、飲食店はデリバリーか持ち帰りのみである。週末の夜10時以降は外出禁止で軍や警察がパトロールしているような感じである。

今日は金曜日。夜になって管理人夫婦もワインを飲み始め、さてさて、ラトビアのコロナ状況はどうなっているのかと、テレビのニュースを見たのであった。そのニュースが終わったところで、旦那の携帯に電話がかかってきた。泌尿器科医の友人である。ニュースの始まる頃に

今、こんなの飲んでるんだ

というメッセージとともにウイスキーの画像が送られてきたりしていた。もちろん、旦那も

俺、今飲んでるのこれ。

みたいな返信をしていたのだが、ニュースが終わって、どうやら話したくなったらしい。

男たちの会話は、コロナが収束したらどこへ行こう、ああ、あそこはよかった、今度一緒に行こう、というようなものが大半をしめていた。結局、1時間以上そんな話を電話でしながら飲んでいたのであった。それはとても楽しそうで、管理人にとっては、ちょっと意外だった。というのも、ラトビアには仕事帰りに一杯ひっかけて、というような習慣はない。職場の同僚と飲みに行くなんていうこともほとんどない。友人を家に招いたり招かれたりもそんなに頻繁にはない。せいぜい、年に2−3回呼ばれて、同じ数だけ招く、というような感じなのである。

うまくいえないのだけれど、男たちも寂しいんだと、思ったのである。

なんなら、ZOOM飲み会をしたっていいのに、そういうちゃんとお膳立てしたものではなく、もう、寂しくって電話しちゃったよ、で長電話。電話終わったら、

じゃ、もう寝る

今宵は久々に友達と飲みながら話ができた。その余韻とともにリラックスして眠るがいい。
男たちの明日は色々あるのである。

2020年5月13日水曜日

眠ってはいけない

という話を書こうとして、写真だけアップロードしてしまった管理人である。


実はこれがサマーハウスでの管理人の趣味で、夏の間だけスケッチをするのである。
眠ってはいけない、というのは、眠ると管理人のスケッチのモデルとなって、寝姿が残されてしまうのである。これはもちろん犬だけではなく、旦那も対象である。というわけで、管理人は旦那の寝姿コレクションを持っているのである(笑)。
管理人が描きたいのは人物画で、そういうわけで寝ている人(犬)は絶好のモデルなのである。何しろ動かない。これからの課題は色付けと眠っていない人(犬)のスケッチである。写真とかとって描くのが良いのですかねえ。




2019年10月10日木曜日

Isley島で蒸留所をはしごする


この夏のスコットランド旅行の続きである。
Skey島を後にした管理人一行はその後Isley 島へと向かったのであった。結構距離があるのでフェリーに乗る前日にタルバートという小さな港町に一泊という予定であった。タルバートからはフェリーなのだが、このフェリーは別に予約しなくてもいいんじゃないかという甘い考えでいたために、気づいた時には満席のフェリーばかりで、結局、朝6時出航というような事態となったのであった。


そのおかげで、Ialey島には9時ぐらいに到着である。
到着したら何をするのか?
もちろん蒸留所廻りである。
ポートエリーの近くには蒸留所が集まっている。
というわけで、端から蒸留所を回ってきたのである。
朝から



管理人はドライバーだったので、試飲はせずに、小瓶を買って宿で楽しんだのであった。だが、実はそれは正解だったのかもしれない。どこの蒸留所もそれは素晴らしい場所に作られていて、その周りの風景を楽しむだけでも十分なのである。


試飲の代わりに管理人は蒸留所のオリジナルTシャツを買うことにしたのであった。とても満足のいくコレクションとなった。だが、最初に行った蒸留所のポロシャツを迷いに迷って買わずに去ったのである。これが今でも大後悔となっているのである。
ああ、買っておけばよかった。
ああ、買っておけばよかった。




2019年3月5日火曜日

胡桃漬けウオッカ、その後


皆さん、胡桃の仕切りみたいなのをウオッカにつけると、ウオッカがブランデーみたいになるというラトビアトリビアを試してみた管理人である。ここに中間報告をしたいと思う。

ラトビアでウオッカは比較的安い。もちろん、ひと瓶100ユーロを超えるような高級ウオッカも存在するが、大抵は1リットルでも20ユーロ前後だ。ウオッカは色々実験するにも都合の良いアルコールと言える。

さて、胡桃マイブームが続行している管理人は、それはそれは毎日せっせと胡桃の仕切りみたいなのを集め、瓶に投入してきた。レシピがあるわけではないので、もう適当な目分量で、びんの4分の1程度まで胡桃の仕切りを入れてウオッカで満たして放っておいた。せいぜい1週間というところだろうか。すっかり色々と溶け出したようで、いい感じの色合いである。もちろん、元のウオッカは無色透明である。


何気に減っているのは味見したからである。

味は、なかなか面白い。まろやかになって、違う飲み物のようだ。

胡桃の仕切りでこんなにnuttyな風味がつくとは!おそるべし裏技。
まろやかになるんですよ、奥さん!
もちろん、ブランデーになるわけもないのだが、なんていうかこう、完全に別のアルコール飲料になったのである。

ウオッカはキンキンに冷やして飲むのが普通である。冷やさないとアルコールアルコールして飲みにくいのである。がしかし、この胡桃漬けウオッカは常温でもいけるのである。
危険な飲み物の出来上がりである。




2019年2月25日月曜日

ボトルを逆さまにする


1月に実はまたベルリンへ行っていた管理人である。ベルリンに行くと必ずKaDeWeに立ち寄って、最上階のデパ地下ならぬデパ最上階でシャンパンを飲むのが楽しみである。その一杯のシャンパンで休日気分がググっと盛り上がるのである。


そのシャンパンバーは一人の店員だけで切り盛りされていて、その店員を囲むようにカウンターがある。というわけで、ずっとその店員さんの動きを見ることになるのである。その中で、いつも新しいボトルを開けるときに店員さんがしていることに気づいたのである。それは、ボトルを逆さまにする、という動作なのである。


旦那と顔を見合わせながら、
「今、また逆さにしたよね?」
と確認すること数回。やっぱり新しいボトルを開けるときには必ずボトルを逆さまにしているのである。
「なんだろうね、ああすると開けやすくなるのかねえ?」
と疑問を胸に抱えたまま、楽しいベルリンの休日は終わり、家路に着いた。


そして、家で発砲ワインを開けるときにボトル逆さまひっくり返しを試してみたところ、今までになくすんなりとコルクを抜くことができたのである。
ほほう、やはりプロは隠し技とか知ってるんだなあ、と感心する管理人である。
以来、シャンパンやら発泡ワインやらを開けるときは、ボトルを逆さにしている管理人であった。


これはカウンターではないシャンパンバー。クリコのイメージカラーのオレンジが足元にあしらわれた素敵なグラス。ものすごく欲しい。