ページ

ラベル ラトビア語 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ラトビア語 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026年9月15日火曜日

健康診断という名のサバイバルゲーム

 ラトビアには日本のような職場で行われる健康診断は無い。

だが、実はOVPと呼ばれる義務化された健康診断があるのである。ただこれは従業員の健康を気遣ってという目的よりは、「その職場でちゃんと働けるのか」という目的のものである。一体どういうタイミングでこれが来るのか分からないが、夏休み中にこれを受けろというお達しが来たのである。もちろん、夏休み中にそんなことはしない。まあ、9月に入ってリガへ帰ったらどこかクリニックを予約しておくか、ぐらいに構えていた管理人である。

すると、9月に入ってから毎日大学の人事部から催促のメールが来るようになった。どうやらなんとかしないといけないようだ。というわけで近くのクリニックを予約して今日行ってきた管理人である。

クリニックの予約はネットでできる。当日は予約した医者の部屋の前で待つ、という謎仕様である。受付とかは通さないのである。ただ、予約確定メールにはどこに医者の部屋があるのかは書かれていない。とにかく誰かに聞かないとダメなのである。予約確定メールの画面を開いてレジスターというカウンターへ行くと「番号札を取って待ってください」というが強引に画面を見せて、「すみません。これ、ここであってる?」と聞く。そうすると画面を見て「これは7階へ行って。という」十分な情報を得たと思って7階へ行く。そして待っている人たちに混ざって待っていると、名前を呼ばれて部屋へ入る。この辺りの仕組みが全く理解できない。

じゃ、まず2階の204号室へ行って検査してもらってここへ戻ってきてね。

ということで医者の部屋7階から2階へGOである。204号室の前の椅子に座って待っていると部屋から助手さんが出てきて呼んでくれた。204号室では耳の中を覗いたり舌を見たり鼻の穴を見たりというものだった。事なきを得て7階へ戻ると次の指示が出た。

6階で心電図、5階で採血、3階で支払い、2階で視力検査、7階の別の医者のところで最終診断。である。

いつも何とも不安なのが、それぞれの検査の部屋に受付がないのでただ部屋の前の椅子に座っているだけなのである。すると時々助手さんが出てきて新しく来た人を認識してくれるというシステムなのである。まあ、詳細は省くとして2階の視力検査までやってきた管理人であった。

2階の視力検査は診察開始まで1時間待たなくてはならない状況であった。単に医者が来る時間が1時間後ということである。ゲームでもしながら待つか、と視力検査の部屋の前で待っているとさっき鼻の穴を見てくれた204号室で突然医者が出て行った。そして助手さんが出てきて

ドクターは気分が悪くて帰りました。今日の診察は全てキャンセルです。

204号室の前で待っていた人たちは驚きながらも散り散りに去っていった。

ああ、管理人の時は居てくれてラッキーだった、と思いながら視力検査を待つも誰も出てこない。その部屋には誰もいない。それでもとりあえず15分待つことにした。その間、もう誰も居なくなった204号室に若い男子がやってきて待ち始めた。

あー、204号室待ってるの?そこの先生気分悪いって帰っちゃって助手さんも部屋閉めてどっか行っちゃったから誰も居ないよ。

と教えてあげたのに

え、でも僕待ちます。

いやいや、待つのならご自由に。管理人はとりあえず視力検査は無視して最終攻略地点の7階の別の医者のところへ向かったのであった。

そこでは別の医者が総合診断を下してくれて職場に提出する書類にサインしてくれることになっている。このサバイバルゲームの最終ゴールは書類にサインだからである。

あー、視力検査の先生来なかったです。

まあ、ちょっと受付にどうなってるのか聞いてみますね。

と電話してもらったところ、その視力検査の医師は休暇中ということだった。何じゃそれ、である。

もう一度視力検査にこなくちゃいけませんか?私、最近眼鏡屋で視力検査してもらったんですけど。

と足掻いていると、

じゃあ、大丈夫。職務を遂行するのにメガネは必要、とだけ書いておいてあとは大丈夫ってサインしときますね。

と柔軟対応してもらったのである。めでたしめでたし、である。

このサバイバルゲームは全てラトビア語なのでこれを終えた後の管理人のラトビア語はちょっといい感じになっている。それにしても疲れた1日であった。

2026年3月15日日曜日

シソとの出会い

 先日旦那と映画を見に行った後にどうせなら食事をしようということになった。

映画館の近くのLa Kannaというレストランである。
以前にもここで食事をしたことがあり、その際には壁にかけられていた絵が気に入ってその画家さんと連絡を取って購入させてもらったという経緯のあるレストランなのである。

映画の終了時間に合わせてテーブルを予約しておいたのである。店に着くとちょっとマッチョで腕に色々とタトゥーの入った店員さんがニッコニコで出迎えてくれたのであった。なんだかどこかで見た覚えのあるニッコニコ具合である。

管理人はザンダルス(鱸かなあ)の切り身のグリルを注文したのであった。旦那はいつものようにステーキである。赤ワインも頼んだ。すると、やってきたザンダルスのグリルには何やら緑色の葉っぱが載っているのである。

😮シソだ

管理人は恐る恐るシソと思われる葉っぱを食べてみた。

😮シソだ!!!紛れもなくシソだ!こんなところにシソが!!!!

一体何を興奮しているのかというと、ラトビアに移住して20年必死に探し続けていたからなのであった。やった!最近加速している日本食ブームがようやくシソをラトビアに届けてくれたのか!

さて、食べて確かめてみた紫蘇はただただ感動しているだけでは済まない。

どこで買ったのか聞かなくちゃ

というわけでそれからは魚を食べながら頭の中でラトビア語の組み立てである。あのニッコニコの店員さんがお皿を下げに来たタイミングで聞かなくちゃ!

😀すみません、お伺いしたいんですが、この料理に入っていた緑色の葉っぱ、どこで買いましたか?シソって言うんですが。

👨あ、聞いてきますね

と店員さんはキッチンで聞いてきてくれた上にシソの入ったプラスチックの箱を見せてくれた。

👨これ、ナートレだと思うんです。(ナートレとはラトビアに自生している植物で確かに葉の形はシソに似ている)

😐いやいやいやいや、ナートレじゃないです。ほら、ここにSHISOって書いてある。で、どこでこれ買いましたか?

と追い討ちを掛けつつ必要な情報を聞き出して管理人は満足していたのであった。すると旦那が突然、

👾あ、じゃ、それ売ってください。

え?いやいやいやいや、もう情報聞き出したし、ここレストランだし、自分で探すし。。。

と旦那に言うもその間にニッコニコの店員さんはキッチンに掛け合いに行ってくれてその後ルンルンで戻ってきたのであった。

👨OKでーす。

おお、思いもかけずにシソのパックが手に入ることとなった。

シソだよー、シソ。こんなにいっぱい。

とニヤニヤし続けている管理人を見て旦那は店員さんに言った。

👾彼女、今日はこのシソの箱を枕元に置いて寝るよ、きっと。

さて、その後お会計の時にニッコニコの店員さんは言った。

👨以前、Vina Studioによくいらっしゃってましたよね。僕、あそこで働いてたんです。

もう10年以上も前のことだ。今のアパートに引っ越してからはちょっと行くのに不便になってしまって行かなくなってしまったワインバーである。

ああ、どうりで見たことのあるニッコニコの顔だったわけである。



2025年7月25日金曜日

枝豆とそら豆の食べ方について

先日、イギリス人彼氏とラトビア人彼女のカップルが我が家を訪ねてくれた。
グリリをしたりするのだが、イギリス人彼氏は枝豆が好物だというのでおつまみにと枝豆とそら豆を茹でたものを用意した管理人である。枝豆はサヤ付きの冷凍品でスーパーで普通に入手できる。そら豆は今が旬の新鮮なものである。案の定、枝豆を見て彼らは喜んでくれたのであった。こちらも嬉しい。ただ、見ているとどうも勝手が違うのである。

なんと器用に枝豆をナイフとフォークを使って枝豆を鞘から出して食べているのである。

そら豆は鞘から出した状態で茹でたものだったのだが、豆の周りにはちょっと厚めの皮がついている。まあ、普通に手で剥いて食べてくれるかと思ったが、剥かずに普通にフォークで刺して食べていたのである。

色々な意味で新鮮で驚きである。

思えば、枝豆などは日本人にとって身近すぎる食べ物だが外国人にとっては違うわけである。確かに以前ラトビア人の友人に枝豆はどうやって食べるのか聞かれたことがあったのも事実である。ああ、鞘から出した冷凍枝豆を茹でたほうが親切だったのかもしれない。でもそれでは枝豆の風情を損なうというものである。

海外の人にとって皮というのは割と気にならないものなのかもしれない。そら豆の豆の周りの皮は管理人には剥かないと食感が悪いと思うわけである。そういえば確かこちらの人たちは桃の皮を剥かずに丸齧りしたりするし、杏の身も皮ごとガブリである。そら豆の皮如きは気にならないのかもしれない。 ああ、そういえばラトビア語では「些細なことだよ、気にしないよ」という意味で「Pupu mizas」という表現がある。直訳すると「豆の皮」である。そうか、元々気にしないんだ、と妙に納得のいった管理人であった。

2025年2月5日水曜日

お絵描き教室

ふとネットで見つけたアクリル画の教室へいく事にした管理人である。

何となく絵の具のようなもので描いてみたいなあと思っていたので重い腰を上げてちゃんとした教室へ通ってみようと思ったのである。だが、どう考えてもそういう地元の絵画教室というものはラトビア語でサバイバル案件だろうし、何となく「行って楽しいのかな?」と疑問に思っていたわけである。だがしかし、もうお金も支払ってしまい行かざるを得ない状況を作り出してしまったので昨日とぼとぼと行ってきたわけである。

教室は午後6時から8時半までとなかなか長い。お絵描き歴の長い人たちは自身の作品作成に没頭している。管理人を含めて4人の初見人は「色の基本」からスタートである。三原色を混ぜ合わせてそれからさらに色々混ぜ合わせてグラデーションを作ったりとかそんな感じである。だが、これが何というかとても落ち着くのである。お絵描きセラピーとでも言えるようなホッコリ感があるのである。

実は行く前日には悪夢を見るぐらい緊張していたのだが、一回行ってみたらすっかり楽しみになってしまったのであった。

やっぱりエイヤっと飛び込んでみるのは必要なのかもしれない。


2024年8月2日金曜日

西瓜

夏の定番であるスイカはここラトビアでも一応定番である。
ラトビア語でスイカはarbūzs(あるぶーず)である。

とは言っても、ラトビアで生産しているわけではなく輸入なので実際問題として一年中スーパーマーケットにあるという季節感のあまりないものでもある。だが一応ラトビア人もスイカは夏に食べると良いよねという認識の様である。ラトビア人のスイカに対する認識はラトビア語で言うogaだということである。Oga(オアガと読む)は液果なのだが、こう丸く実ったもので小さいところではブルーベリーとかコケモモとかから始まっておそらく一番大きいものがスイカという感じである。そういう感じなのでメロンもogaである。まんまるではないが苺もogaである。

ラトビアへ来た直後に家でスイカを買って食べた時は何故かナイフとフォークをママが用意したので驚いたものである。ガブリと三角に切ったスイカにかぶりつくのが普通だった管理人は結構戸惑った記憶がある。ナイフは種を取るためのものだったらしい。これは他の家ではどうだか知らない。ママがそうしたかったのかもしれない。だが、ナイフとフォークでスイカを食べるのも実は悪くない。何しろ手を汚さなくて済むし、種をペッペっと口から出さずに済むわけである。

スイカの味は万国共通でなんだか懐かしい子供の頃の味がする。

ぴえちに小さなスイカの切れ端をあげると

「肉っぽい匂いがしない変なもの」

と認識したらしく、とりあえず受け取ってみたものの三歩歩いてぺっであった。

2024年1月30日火曜日

2023年のラトビア語大賞

atdēvēt

である。発音はアトデーベート、意味はrename、名前を付け替える、という感じである。ロシアのウクライナ侵略でもう堪忍袋の尾がきれた、というラトビアの人々は徹底して旧ソビエト時代から使い続けてきたロシア語名の通りの名前や物の名前を純正ラトビア語に直してきたのである。

そんな関係からサブカテゴリー部門も

sāļvira

である。発音はサールビラで意味はしょっぱい汁、実はスープの名前である。
ラトビアには以前から
solyanka(そりゃんか)というとても一般的なスープがあるのだが、それがロシア語だということで純正ラトビア語の呼び方に変えているところが多いのだそうである。そのほかにノミネートされていた言葉にはatkrieviskot(アトクリエビスコワット)脱ロシアといった言葉があるので、まあ、やはりラトビア全体で進んでいるソビエト時代の名残の排除というものが反映されているようである。

管理人がラトビアへやってきた2005年当初はこのアジア顔を見ると誰もがロシア語で話しかけてきたものだが、今は全く違う。皆英語で話しかけてくるのである。最初にこちらがラトビア語で一言でも発すればラトビア語での会話となる。

2023年8月6日日曜日

蜂窩織炎

この聞いたことのない四文字熟語はなんだろう?と大抵の人は思うのではないだろうか。

これは「ホウカシキエン」と読む、皮膚感染症の一種である。ちなみにラトビア語ではrozeという。
実は先日のリンゴ拾いで虫に刺されたのではないかと思っていた足の腫れは蜂窩織炎だったのである。蚊のようなものに刺されて痒かった覚えはあるのだが、蜂のようなものに刺されたような痛みはなかったのが少し腑に落ちないところではあったのである。大体、足に腫れが出てきたのは翌日の朝だし、一体なんだろうなあと思ってとにかく医者に行こうと思った時は土曜日で近くの医者は全て休みで友人の医者に電話して相談したりしたのだがいまいちよくわからなかったのである。土曜日は友人宅にお呼ばれしていたので昼過ぎから出かけたところ、そこに来ていた友人の友人の医者が「ああ、これは皮膚の感染症だね」と言ってその場で抗生剤の処方箋を書いてくれたのであった。こういう時ラトビアの処方箋システムはスマホでも出せるようになっているので大変助かったのであった。

家に帰ってからネットで調べてみるとまあ管理人の足の腫れと同じような写真が出てくるし、症状もピッタリなのでそうなのだろう。これは自然治癒することはなく、抗生剤を飲むしかない。というわけで抗生剤を飲まなくてはならないので禁酒である。とほほ。

2023年3月26日日曜日

友人の誕生日パーティへ行く

これがぴえちをトレーナーさんに預けようというきっかけであった。

親しい女性の友人が50歳の誕生日パーティーに招いてくれたのであった。それはCēsisという街にある小洒落たホテルでということだったので、そのホテルに泊まってパーティに参加するわけである。ラトビアではapaļa jubilejaと言って50歳とかの誕生日を盛大に祝うことが多い。レストランを貸し切ってとかサウナ付きの一軒家を借り切ってとかそんな感じである。今回の友人のパーティもそんな感じで行ってみると

結婚式かいな?

的な豪勢なものであった。参加者総勢80人でバンドは入るは参加者の中にはロングドレスもちらほらとみられたわけである。

どうみても結婚式の二次会にしか見えない。

こういう丸いテーブルに座らされるとどうしても誰かと話さないといけないのがパーティの辛いところである。日頃のラトビア語学習の成果がありありと出てしまう。サボっていたのがバレバレなのである。どうしてラトビア語かというと、大抵の人は英語で話すのは話せるけど面倒臭いからである。ラトビア語で話しても流暢でなければ面倒臭いことに変わりはないが、変な外人と話してみようというハードルはだいぶ下がるからである。大抵の場合、女性は割とこの変な外人の相手をしてくれることが多い。だが、男性はほぼダメである。面倒臭感を前面に出してくる場合が多い。

開始時間は夜の7時で、ほぼ全員が泊まりなのでパーティは夜通し続く。だが、流石に管理人夫婦は11時ごろに退散したのであった。翌朝の朝食時に聞いた話では12時にパーティ会場を閉じた後、友人の泊まっている部屋でパーティで飲み尽くされなかったシャンパンで朝の6時までワイワイしていたということであった。いやはや、素晴らしい体力である。

ちなみに管理人50歳の年はパーティをやってもそんなに知り合いもいないので、プレゼントに車を買ってもらったのであった。

2023年2月1日水曜日

ラトビア版2022年の言葉

流行語大賞とかそういうのではないのだが、先日2022年を代表するラトビア語が発表になった。それは、

okupeklis (オクペクリス)

という言葉であった。これはokupācija (occupation、占領) とpiemineklis (monument、記念碑) からなる造語である。ラトビア各所にあったソビエト時代のモニュメントを指すものである。もちろん、レーニン像のようなものは随分昔に撤去されていたのだが、第二次世界大戦のロシア戦勝記念碑みたいなものはこれまで撤去できずにずっと残ってきたのである。それがこのロシアのウクライナ侵攻で一気に反露ムードに追い風がきて国内全てのソビエト関連モニュメントの撤去へと繋がっていったのである。もっとも象徴的だったのはリガの戦勝広場に聳え立つモニュメントで、その撤去作業はこのブログでもお伝えしたものである。

ソビエト時代のロシアの名残を消し去ろうというムーブメントはずっと続いている。

リガだけでなくラトビア東部の国境を接するような街でもロシア関連の通りの名前やバス停の名前を新しくどんどん変えていっているのである。

最近よくニュースで目にするのは

「ラトビア国内唯一の公用言語であるラトビア語」

という表現である。
その徹底をさらに深めているような印象である。とは言っても、ロシア語を話している人に対して嫌悪的な感情はないように見える。スーパーでもロシア語で話している人はごく普通だし、店員もそういう場合は普通にロシア語で対応している。スーパーの店員はロシア語で顧客対応できることを誇りに思っているようだし、というか、ロシア語が段々と本当の意味でのラトビアでの外国語になりつつあるようにも見える。おそらく、20年もしたらロシア語は英語と同じ外国語になるのだろうなあと感じさせるものがあるのである。



2023年1月20日金曜日

今ラトビア語が熱い

年初にラトビア語再学習宣言をしてしまったので、重い腰を上げてリガ市が提供している無料のラトビア語講座に申し込もうと思った管理人である。ところが、

この講座は思いのほか大人気で何と申込開始初日の午後には受付を締め切ってしまったのだそうである。リガ市はこの講座に600人の受講者数を予定していたのだそうな。それが申込開始初日であっという間に埋まってしまったのだそうである。リガ市内にある3ヶ所の教室のうち、管理人が行きやすそうだなあと思った教室の受付は直接出向いて申込だったので、ま、いいか、ぼちぼち路面の状態の良い時にでも行くか、と思って出遅れたのが仇となったのである。申込開始日には長蛇の列ができたそうな。

さて、何でまたこんなにラトビア語講座が熱いのかというと、もちろんウクライナから避難してきている人たちが結構いるのでそのせいなのかと思っていたら、別の理由があったのである。それは

今年からロシアの市民権を持っているかつてのラトビア市民もしくはラトビア非市民にラトビア語の試験に合格する必要性が決まったからなのである。

というのも、ロシアの市民権を持っていてラトビアでの永住権を持っている人たちの内、18000人ぐらいがラトビア語の試験を受けておらず、その人たちを対象として今年の9月までに試験に合格しなければ今後永住権の発行(数年ごとに更新する必要性がある)をしないという決定が下されたのであある。

というわけで、無料講座が大人気になっているわけである。

まあ、正直言って講座へ通うというのは面倒だなあ、特に夏の間はサマーハウスからリガへ通うのも遠いなあ、と思っていたので管理人自身にそんなガッカリ感はない。むしろ講座へ行かない言い訳ができてホッとしているぐらいのものである。とりあえず文法を再点検して語彙を増やして旦那に試してみるのが当面の管理人の課題であろう。

2023年1月7日土曜日

ラトビア語はどうやって勉強するのか

昨日今年の抱負としてラトビア語学習の再開を宣言してしまったのでやってる感を出すために具体的な勉強サイトなどをあげておこうかと思う管理人である。

まずは管理人のラトビア語の下地はというと、

  • Amazonで購入した本をとりあえず終わらせた(移住直後)
  • ほんの数ヶ月だが個人レッスンに通った。その頃はなんと1レッスン1.5ラット(300円ぐらい)だった。全然役に立たなかった。
  • ラトビアで購入した移民用の教科書をちょっとやった。

ぐらいである。
これらの勉強は移住直後なので管理人が40歳の時のことである。Amazonで購入した本は一応基本文法は網羅しているので文法は一通り目を通したことになっている。

現在の管理人の問題は

  • 細かい文法をもう忘れてる
  • 語彙が足りない
  • 簡単なことしかしゃべれない

である。と言うわけで、まずは文法の再点検と語彙を増やし、強制的にしゃべる場を作るのが当面の目標である。

文法や日常的なフレーズ、そして語彙を増やすためには以下のサイトを使っている。

e-Laipa

管理人はあまり使っていないが、ラトビア語の学習サイトのポータルとしては

https://maciunmacies.valoda.lv/16-un-vairak

がある。インターラクティブなサイトとか教科書とか色々揃っている。

さて、強制的に喋る場を作るんだったら旦那とラトビア語で喋ればいいじゃないかと思いがちだが、それでは日常生活に多大なストレスをもたらすのでよろしくない。やっぱり誰か第三者と簡単な会話から始めるのが良いのだと思う。だとすると、語学スクールへいくべきなのだが、管理人は「学習に絶対お金をかけない」をモットーとしているのでタダでなければ行けない。幸いなことにリガ市は毎年移民向けのラトビア語クラスを無料で開催しているようなのである。対象者はリガ市在住の成人で無職者と子供は対象ではない。このクラスはA1からB2レベルの検定を目指す内容となっているらしい。と言うわけでこれに参加することを考えているわけである。ラトビア大学も夏休み期間中にラトビア語のサマークラスを提供しているがこちらは受講料がかかる。

携帯電話のアプリではラトビア語をカバーしているものはそこそこあるが、大抵の場合アプリ内課金があってちゃんと勉強するにはいくらか支払わなければならないと言うものばかりである。管理人の大好きなDuolingoにはラトビア語はない。ちなみにDuolingoで勉強しているスペイン語はずっと無料バージョンで続けている。お試し期間でいくつかのアプリも試したが全然身につく感じがしなかったものっばかりであった。

久しぶりにラトビア語学習サイトや何やらを調べてみて思うのは、本当にお金なんて払う必要がないのである。本すら買う必要はない。何もかもネット上に無料で提供されているのである。


2023年1月6日金曜日

ラトビア語の勉強再開する宣言

Duolingoで毎日欠かさずスペイン語を勉強している管理人である。

なぜスペイン語かというと、定年後にスペインに住みたいもしくは冬の間だけでもスペインで過ごしたい、という案に一時本気で移住を考えたからである。そのためには今から準備せねば、というつもりで始めたのである。その後、少し頭を冷やしてよくよくメリットデメリットを考えた結果、まあ、定年後に冬の間2ヶ月ぐらい毎年スペインで過ごすというのが最適かもという結論に現在は至っている。

さて、もうDuolingoでのスペイン語学習は700日以上続いている。何しろ面白い。ゲーム感覚でスマホさえあればちょっとした隙間時間に学習できる。ああ、これでラトビア語がDuolingoにあればもっといいのに、と常々思っていたのであった。だが、一向にラトビア語がDuolingoに追加される気配はない。本当にそういう予定はないのかとググってみると、どうしてDuolingoにラトビア語がないのか?というページに行き着いたのであった。まあ、色々理由が書かれていたが、

  • 言語が古くて文法が難しすぎる
  • 言語を使っている人口が少なすぎる

と言ったのが主な理由に挙げられていたのであった。
確かに、納得である。

管理人はラトビア語のA2 レベルの試験にパスしている。それは欧州の永住権取得のためにA2 レベルが必要だったからである。仕方がないので試験を受けた、という感じである。なのでそれ以降のラトビア語の勉強はほぼ皆無状態で、いやはやそれはラトビア人に申し訳ない感が常に漂っていたわけである。もう今年で在ラトビア18年となるのに一向にラトビア語が上達しないのは申し訳ないと思うのである。特に喋るのが大変苦手で、買い物レベルは大丈夫だがそれ以上はちょっと無理がある。そんな状態でスペイン語だけ続けているのはラトビアに住んでいる者としては大変後ろめたい。そこで、

今年はラトビア語の勉強を再開することをここに宣言する

のである。

がんばりまっす。

2022年5月28日土曜日

豚肩肉と白ズッキーニのBBQ

 肉があるかぎりBBQの管理人家である。

本日の材料は豚肩肉のステーキ風と言った感じの切り身である。スーパーのパック商品なので1cmぐらいの薄さである。それをトルコの調味料ミックスとオリーブオイルでマリネして炭火で焼く、それだけのものである。付け合わせは管理人の好物である白ズッキーニである。ただ輪切りにして塩とオリーブオイルを塗しただけのものを一緒に炭火で焼くだけである。

白ズッキーニは普通の緑色の濃いズッキーニに比べて皮も柔らかい。ラトビアでは緑色の濃いものはツッキーニと呼ばれ、白ズッキーニはカバチと呼ばれている。スーパーの産地表示を見ると、ツッキーニは外国産だがカバチは大抵ラトビア産である。

炭火で焼けばなんでも美味しくなる

カバチは管理人の好物だが、旦那は好きではないという。普段は絶対食べない野菜の一つである。だが、今日は恐る恐る一つ試してみて、それほど悪くなかったようで数個のカバチの輪切りを食べていた。炭火マジックである。


2022年5月11日水曜日

ieva咲く

 Ieva(イエバ)というのは日本でいうエゾノウワミズザクラに相当するものらしい。桜の一種で、小さな白い花が穂のように纏まって咲くのである。

勝手に失敬してきたイエバ。

ラトビアにはイエバという名前の女性が結構たくさんいる。管理人の同僚にもイエバちゃんがいたりする。ラトビア語のイエバという女性名はアダムとイブのイブを指すものである。つまりイエバちゃんはイブちゃんなのである。

以前住んでいたアパートの入り口にこのイエバの大きな木があって、春になると白い小さな花をたわわにつけていたものである。ラトビアの花の名前を教えてくれたのはママである。

今、リガでは柳の新緑と楓の花と梅の花とイエバが満開である。チューリップも咲き始めているようである。

緑が戻ってくると大きく深呼吸したくなるものである。

来週にはサマーハウスへ移れるかなあと、例年よりちょっと寒めの春に思う管理人であった。

2022年4月25日月曜日

言葉の壁も気合いで乗り切る

 天井の電球がいくつも切れているのに、脚立の一番上に立って上を向きながら作業ができない管理人夫婦は、

あ、またこっちも切れた。

と言う状況を指を咥えてジリジリと我慢していたのである。先日も書いたように、旦那がようやく職人さんに電話をして電球交換をお願いしたのである。職人さんに来てもらう前に切れている電球の交換用電球を用意しておかないと二度手間になるのではないか、などと旦那と頭を抱えていたのだが、如何せん、リビングのメインの照明器具が天井に張り付いているタイプのもので、カバーで覆われているのでどんな電球なのかよくわからない。ジリジリと考えて、結局職人さんに見てもらって電球も買ってきてもらうしかないと言う結論に達したのである。

そんなこんなで今朝、職人さんから「今日行けそうです」と言う連絡をもらったので、旦那が「どんな電球が必要なのかがわからないから一旦見てもらって買いに行ってもらうようなことになるけど」というと快諾してくれた。

職人さんは我が家へやってくると、状況を確認してくれた。彼によると、我が家の電球はLED化されていないので、一部はソケットも変えないとと言うことであった。と言うわけで、それから必要な部品やら電球やらを買いに行ってくれて、もう一度やってきて全てを交換してくれたのであった。

彼は40代後半のロシアオリジンの人で基本的にロシア語のみで生活している。ラトビア語は少しわかるようである。今日は旦那がオンライン会議続きだったので別室に篭りっきりで、管理人が対応していたわけである。面白いのは職人さんと管理人の二人に共通する言語はほぼないということである。それでも意思疎通を図らないと行けないので、結局それぞれ身振り手振りが基本で彼はロシア語で話し、管理人はラトビア語で話す、それでなんとなく意思を伝える努力をするという感じである。

全ての作業が終わった後で、「カフェ?」と聞いてみたら、「カフェ!」と答えが返ってきたので、ミルクいるかな?をもう面倒臭くなって「あー、カプチーノ?」と聞いたら「カプチーノ!」と答えが返ってきた。この会話の続かないアジア顔と一緒に座ってコーヒー飲む勇気があるのだなあ、と思いながらコーヒーを淹れ、もう聞くのも面倒だったので砂糖と一緒に出したのであった。

さあ、実務的なことなら身振り手振りと語調でなんとかなるが、コーヒーを前にして雑談するのは難易度が高い。でもこちらは一応ホストだし、何か話さなければ、と言うことで、とりあえずラトビア語で身振り手振りで話し始めた。

もうだいぶ長いことあっちもこっちも(指差しながら)電球がつかなくなってたんですよ。自分達でやろうとしたんだけど、脚立に上がって上見ると(ジェスチャーでグラグラする様子を見せる)。ほら、コロナ禍で二人とも太っちゃって(お腹が出ているジェスチャー)こういうのできなくてねえ(手を伸ばして体をねじる動作をして見せる)

すると、一応通じたようで、「ノープロブレム」を連発しながら始終笑顔でカプチーノをスプーンですくって飲んでいた。

飲み終わると彼はラトビア語でありがとうと言い、帰り際では管理人がロシア語でありがとう、と言って今日の異言語交流会は無事に終わったのであった。


2022年4月9日土曜日

Cīruļu putenis (春の嵐)

Cīruļu (チールリュ)というのはひばりのという意味である。
Putenis (プッテニス)は吹雪である。

4月ぐらいになんだか暖かくなってきたなあという頃に突然雹が降ったり吹雪になったりすることを言うのである。直訳すればヒバリの吹雪となるのだが、なんでひばりかというと、冬の間に南へ移住していた鳥たちの中で一番最初に帰ってくるから、と言うことらしい。ひばりの嵐が吹けば春だと言うことなのかもしれない。

こんな言葉がわざわざあると言うことは、4月の吹雪は毎度のこと、と言うことだろう。確かに、ここ数日、朝起きたら雪が5cmぐらい積もっていたりとか、日中突然雹が降ってきたりとかで、その度に

うげっ

と声を上げてみたりしているのである。だが、日中は温度が上がり夕方までには綺麗に溶けてしまったりする。

いつになったらブーツを片付けて、車のタイヤをスタッドレスから普通のものに交換できるのか、この時期はちょっと見極めが難しいのである。

それにしても、そんな言葉があるぐらいならひばりをこの目で確認したいと思う管理人である。鳥図鑑もある。だが、なんだかヒバリは地味な配色で、スズメとどう区別をつけられるかよくわからないなあと思う管理人であった。


2021年9月30日木曜日

DeepL

 ああ、ここ数週間忙しかった管理人である。

幸いなことに、今日、ちょっと一息つけるレベルにこぎつけたのであった。いやはや、流石にちょっと疲れた感が続く毎日であった。昨日、論文のドラフトを書き上げて一息である。

そんなこんなでリラックスしてネット上での情報を適当に見ていたら、DeepLなる翻訳サイトの存在を知ったのであった。Google翻訳より自然な感じに色々訳してくれるらしい。なんと、ラトビア語もカバーしている。試しに今日同僚から送られてきたラトビア語のメールをそのまま日本語に訳してみたら、あら、ちゃんとした文章になっている。驚きである。すごくわかりやすい。だが、日本語からラトビア語へ、英語からラトビア語へとなるとちょっと色々と難しい感じである。普通の会話なら多分大丈夫なのだろう。とにかくGoogle翻訳よりはだいぶマシである。

例えば、

うちの犬はご飯のトッピングが気に入らないと食べない。

とかはちゃんとしたラトビア語に翻訳されるらしい。らしい、というのは管理人では判断できないので旦那に判断してもらったのである。

だが、mulļķis zābakos stāv uz jumta (長靴を履いたお馬鹿さんが屋根の上に立っている)

は、屋根の上に長靴でマルチング

となる。なんだ?マルチング?マルチはあの畑の雑草対策とかで敷く黒いビニールシートである。なんのことやらさっぱりである。

いやはや、このラトビア語の例文は何しろうちの旦那のねじれきった性格を表しているので、ちゃんと訳せなくても問題ない。

英語の論文なども試してみたところ、概ねちゃんとした日本語に訳してくれる。ただ、無料だと文字制限とかがあるので丸々一本翻訳というわけにはいかないようである。


https://www.deepl.com/


2021年6月13日日曜日

ハンギングバスケット@2021

 ラトビアの夏は短い。だが、その短い夏は美しい花に囲まれて過ごしたい、そんな思いは共通である。一年草の植物はラトビア語でvasaras puķesと呼ばれ、意味は「夏の花」である。屋外では越冬できないものは大抵が夏の花に分類されるのが普通である。

夏の花は花壇に直に植えられることも多いが、お手軽なのは鉢植えで、さらに吊るせるようになっているものが多い。我が家には2箇所のハンギングバスケットポイントがある。なので、毎年2鉢出来合いのハンギングバスケットを買って吊るしておくのだが、去年は体調が悪くて出遅れて、7月に買いに行ったらほとんど何もなかったという具合である。そんな去年の教訓を生かして今年は早め早めに買いに行ったのであった。

赤いバーベナと黄色い一重のマリーゴールド、そして紫の花はブルーファンフラワーというらしく、花が半分しかなく、茎から直接花が咲く面白い植物。



小ぶりの花を咲かせるペチュニアの仲間。白い星がたくさん集まっているように見える。これは頂き物。

オーソドックスなペチュニア。黒いのは初めて見た。とても濃い紫が濃縮されて黒く見えるので、所々薄いところは赤紫になる。これはハンギングバスケットとして売られていたのだが、つるすフックの部分を取り外している。花の台はその昔にグリリとして使っていたもの。底が抜けてしまったのでグリリとして使えなくなり、花台として再利用である。

買ってきたときは結構スカスカだったが、液肥を与えたらモリモリになった。こんなにモリモリになってしまうと上からの水やりが難しいので、水やりは鉢が丸々浸かるバケツに
水を溜めてドボンと鉢を30分ほどつける、を3−4日に一度やるだけである。

毎年、夏に買ったハンギングバスケットを秋にリガのアパートへ持ち帰って、屋内で越冬させてと目論むがいまだに成功したことがない管理人である。おそらく日照不足なのかと思う。

2021年4月17日土曜日

豚肩ロースのステーキ、バルコニーシーズン開始

 我が家ではステーキとBBQは旦那の担当である。BBQは一般的に男性の担当なのだが、最近我が家ではステーキも旦那担当となったのであった。これは料理をしないで良い日が増えるという点で嬉しいことである。これらの担当は肉選びから色々とこだわりがあるようなので、管理人は完全にノータッチである。

というわけで週末土曜日の遅いお昼ご飯、ラトビア語で言うところのpusdienas (プスディエナス)は旦那の焼くステーキとなった。本来、この遅いお昼ご飯は通常1日の食事の中で一番ボリュームのあるものである。夕食はvakariņas(バカリニャス)と言うのだが、割とシンプルなレシピの場合が多い。ラトビアは女性もほとんど仕事を持っているので、きっと仕事が終わって帰ってきたら、手の空いてる人がぱぱっと作れるタイプのものが普通、と言う感覚なのではないかと推察する管理人である。

ステーキ用温度計を突き刺しながら旦那が焼き上げた豚肩ロースのステーキ。焼き目も格子になるように小技を利かせている。西洋わさびを添えて。付け合わせのサラダは管理人のテケトーコールスロー。冷蔵庫にあったキャベツとプチトマトとピクルスを刻んでマヨネーズで和えてちょっとレモン汁を加えただけ。

旦那がステーキを焼いている間、管理人はバルコニーの掃除である。今日は16℃まで気温が上がり、今年初のバルコニーデビューにすることにしたからである。

綺麗になったバルコニーで赤ワインとともに豚肩ロースステーキを堪能したのであった。ああ、春の喜びである。

2021年2月14日日曜日

Sarkankrūtītis

 最近、管理人宅のベランダ近くの木に小鳥が良くやって来るようになったのであった。というのも、雪深く、小鳥の餌になるようなものが少ない中、この木には実がついていて、それを食べにやって来るのである。定番の鳥たちはスズメやお腹の黄色いカラなのだが、最近、それらの定番小鳥より一回り大きく、お腹がオレンジ色の鳥が来るようになったのである。ほぼ、草の名前や木の名前を知らない旦那が珍しく、そのオレンジ色の鳥を見て、

サルカンクルーティーティスだ!

と言ったのであった。それがこの鳥の名前なのだが、全く見たままの名前で、「赤い胸」という意味である。

iPhoneのカメラではうまく撮れなかったので、一眼レフと望遠レンズを用意して待ち構えてようやく撮れた写真。もちろん無精して家の中から撮っている。


Pyrrhula pyrrhulaがラテン名で日本名は「うそ」なんだそうである。このお腹が赤いのはオスで、メスはもっと地味であった。メスの写真はとり損ねたのであった。この冬場が産卵期なんだそうである。