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2026年2月16日月曜日

灰鷹

 今朝、ベランダ越しに鳩サイズの鳥が雪の上にうずくまっているのが見えた。

その鳥はしばらく動かずにいる。マイナス12度の朝なのでもしやもう体力の限界で動けなくなっているのかもと心配した管理人夫婦である。大丈夫だろうか、野生生物を保護したりするのは禁止されているけれど場合によってはちょっと様子を見て保護した方がいいのではないか、と頭の中で考えが巡っていたのであった。

だが、しばらくするとその鳩サイズの鳥はその足元にある何かを食べ始めたのである。iPhoneで拡大写真を撮ったりして観察を続けるも、その鳥はしばらくガツガツと何かを食べ続けて飛んでいってしまった。

飛んでいけるだけの元気があれば安心だ。

その後、撮った写真を拡大してみたところ、ゴルゴ13のような鋭い目つきである。
それは猛禽類であった。

ラトビア鳥図鑑で調べたところおそらくこれはZvirbuļu vanags(ラトビア語では雀鷹)日本語では灰鷹であろう。

ああ、猛禽類でさえこんな厳しい冬は雪を掘って地面に落ちていた何かを食べたりするんだなあ。などと能天気なことを思っていた管理人は次の瞬間凍りついた。

その鳥の足元には沢山の鳥の羽が散らばっていたのである。

あ、普通に小さい鳥を捕まえて食べてたのね。

管理人家のベランダには小さな鳥が冬を越せるように脂肪たっぷりの餌を吊るしてある。きっとそこに集まっていた小鳥を捕獲したのであろう。

まあ、自然とはそういうものである。

やっぱり猛禽類の目は普通の鳥とはだいぶ違う印象である。


2026年2月10日火曜日

ロンドン@2026

 世界の主要オペラハウスを攻略するという目的の一環として、残っている大物を片付けるべくロンドンのロイヤルオペラハウスへ行ってきた管理人である。

マイナス15度前後のリガと比べればロンドンは最高気温がプラス10度前後と管理人夫婦にとっては春のような気温である。実際、ちょうど水仙やクロッカスが咲き始めた早春のロンドンであった。

今回のロンドンはオペラの他に大英博物館とナショナルギャラリーを中心に予定を組んだのであった。そのため、ホテルはこの3ヶ所へのアクセスの良いところへとしたのであった。オペラへは徒歩9分、ナショナルギャラリーも徒歩10分、大英博物館へは徒歩2分である。ロンドンと言えばロンドン塔やらロンドンブリッジやらビッグベンなど見どころもたくさんあるのだが、そういうのは一切プランから外して、とにかく歩いて回ってパブや買い物を楽しむことにしたのであった。

さて、ロンドンは大変に物価が高くて驚いた管理人夫婦である。まあ、観光地のど真ん中のようなところにホテルを取ったので仕方ないと言えば仕方ない。そして食べ物があまり美味しくない。フィッシュ&チップスが日本円換算で3800円ぐらいする。4つ星ホテルの朝食も塩分高過ぎで、どうも大陸の欧州の国々と比べると明らかに食べ物のコストパフォーマンスが悪すぎる。ブリティッシュパブ数軒でビールも飲んだがいずれも常温である。「伝統的な英国メニュー」というものは避けた方が良かったのかもしれない。英国人彼氏のいる同僚の勧め通りインド料理を食べに行くべきだったのだろう。結局、帰国間際の空港で食べたケバブがこのロンドン旅行で一番美味しいものであった。

大英博物館とナショナルギャラリー(絵画中心の美術館、ゴッホのひまわりとかモネの睡蓮とかが収蔵されている)はいずれも無料だ。タダなのに予約が必要である。タダだからかクロークにコートを預けようとすると料金を取られたりする。それでも素晴らしい収蔵品をタダで見せてくれるというところは太っ腹である。外国人料金とかもない。さすがである。しかし、大英博物館ではお土産販売が収入を支えているのかものすごい数のお土産が売られている。有料の展示で「SAMURAI」展をやっていたので観てきたが、多くの人たちが食い入るように展示の説明を読み展示に見入っていたのが印象的であった。なぜかTVの暴れん坊将軍の一場面とかがモニターに映し出されていたりと、ああ、日本ってこんなふうに紹介されちゃうんだ、と面白おかしく観てきたのであった。

さて、ロンドンでは働いているのは日本人が想像しているような白人のイギリス人ではない。インド系、パキスタン系、アフリカ系などの肌の色の濃い人たちが大半である。サービスの質は高く、まず笑顔でおしゃべりしながらのフレンドリーなのに割と細かくサービスしてくれるという印象である。チップの風習はないというかすでにサービス料として料金に加算されているので面倒くさくなくて良い。

肝心のオペラは大変良い歌手が揃えられていて演出もクラシカルなのにスタイリッシュで大変満足であった。舞台の大きさやホールの装飾はウイーンやミラノよりは小ぶりでさほどゴージャスではなかった。何より驚いたのは観客の装いで、もちろんそれなりに着飾っている人はいるものの大半が仕事帰り?というような装いであった。チケットはバカ高いのである。この辺りも大陸欧州との違いを色濃く感じさせられた場面であった。

ロンドンでは日本に関連する店舗を沢山見かけた。
SUSHIに限らず日本の居酒屋風のレストランや丸亀製麺もラーメン屋も沢山あった。ユニクロも徒歩圏内に3軒あった。無印良品もあれば抹茶ラテを出すカフェも多数。漫画店もあればショーウインドウに雛壇飾りを出した日本グッズの店もある。日本食材をふんだんに扱っているJAPAN CENTERでは欧州産の鰹節(日本からの鰹節は輸入できない)とか調味料や出汁昆布なども取り揃えていて管理人はかなり買い込んできたのであった。一体何しにロンドンへ行ったのかと思うぐらいなので、申し訳程度に空港でフォトナムアンドメイソンの紅茶を買って体裁を取り繕ったのであった。

バッキンガム宮殿までわざわざ衛兵さんを観に行ったのに赤い制服じゃなくて冬用のグレーだったことにちょっとがっかりした管理人であった。


2026年1月30日金曜日

在外投票2026

 管理人はサナ推しなのでマイナス12℃の中でも投票に行ってきたのであった。
冬に選挙するなんて寒い地方の人たちのことを考えていない、という声があるらしいが、管理人はサナを応援するためならマイナス20℃でもタクシー呼んででも投票へ行くつもりであった。いや、今回は普通に旦那に車出してもらって投票中車内で待っててもらったという次第である。旦那も「投票か!それは大変だ。行かなきゃ」と快く運転してくれたのである。

在外選挙は大使館とか領事館とかで行われる。在外選挙人登録というのをあらかじめしておく必要があるが、これは一回やっておけばOKである。在外選挙人証というのを持っていればいいのである。実はこれさえあれば世界中どこの日本大使館や領事館で投票することができる。旅行中に選挙だ、となっても旅行先で投票できるわけである。だが、一昨年マルタへ行ったときはちょうど在外選挙の期間と重なっていたのだが、マルタには日本大使館も領事館もなく、マルタを管轄する日本大使館はイタリア、ということなので万能ではない。

 在外投票は投票と言っても記入した投票用紙を二重に所定の封筒に入れて色々外側に投票者の情報や選挙管理委員会の所在地などを書いたものを大使館のスタッフが日本のそれぞれの選管へ郵送してくれる、というものである。大使館には日本の投票所さながらのミニ投票場が用意されていて、あのアルミっぽい素材で仕切られた立ったまま書き込むブースもある。投票に来たぞ、という臨場感を演出してくれている。だが、投票箱はない。日本へ郵送する封筒へ入れて封をする。それ故に、在外投票は本番の日本での選挙よりずっと前に行われるのである。

様々な都合から管理人はなんとお昼時に訪れてしまったのである。あとから考えれば、こんなたった一人が「投票に来ましたー」とか現れたらお昼ご飯も中断して対応しないとならないわけである。次回はお昼時は避けようと今更ながらに思う管理人であった。在外選挙に立ち会ってくれる人は3人で、ふらりと突然現れたたった一人の投票のためにお付き合いいただいたのであった。本当に申し訳ないというか、ありがたいことである。

何しろお昼時に凸してしまったので、「お弁当食べかけで机の上に置きっぱなしかもしれない」と思うともうお話させてもらうのも憚られて「早く消えなきゃ」とセカセカと帰ってきた管理人である。

投票すると選挙の結果のライブ速報への熱の入り方も違う。楽しみである。

2026年1月27日火曜日

寒波

ラトビアの冬はシーズンに1−2日程度マイナス20℃ぐらいになることがある。

今年もその時期がやってきたらしく、天気予報では今週末ぐらいが厳しい寒さになるようである。マイナス15℃前後では管理人も出歩きたくない。一番辛いのはバス停やトラムの停車場で待っている時である。歩いていれば顔に当たる風が痛いぐらいで済むがバス停で立って待っていると靴底から寒さが上ってくるのである。それは辛いのである。

マイナス20℃ぐらいになると外に駐車している車はエンジンがかかりにくくなったりする。管理人家のアパートは地下駐車場があってそんな極寒でも駐車場はプラス温度に保たれているので大変楽である。普通に車に乗って出かけることができる。だが、外の駐車場などに停めている場合は発車するまでにすることがたくさんある。窓についた霜を取り除いたり雪を退けたりエンジンを温めたり、いろいろである。

マイナス10℃を下回ったあたりからワンコの散歩もちょっと短めになる。長く歩かせると足先が冷たくなりすぎたりするからである。マイナス20℃の場合は本当にオシッコだけして帰ってくるということになってしまう。

一つだけ、管理人には嬉しいことがある。それは毛皮のコートを着ることができるというものである。

動物保護やら何やらで毛皮のコートを着て歩くというのは昨今ちょっと後ろめたい雰囲気が伴うのである。だが、マイナス15℃ぐらいになれば誰も咎めない。寒いんだから仕方ないのである。

2026年1月25日日曜日

母の教え

金融リテラシーというものは学校で習った覚えもないものだが世の中を生きていくには必要なものである。もしくは金融リテラシーがあれば無いよりは少し上手くお金の問題に対処できるのだと思う。

管理人の母は金銭的な家庭の事情から中卒であった。だが、管理人は母から基本的なお金にまつわる話は聞いていたのである。実践的でもあった。今でも覚えているのは人生初のリボルビング払いである。ある時一緒にデパートへ行った時にとてもかわいいワンピースに遭遇したのである。「わー、これ素敵ー」という管理人に母は「この値段だと今買えないけど、分割払いっていう仕組みがあるのよ。この金額を何回かに分けて支払っていく仕組み。それにすれば今このワンピースを受け取って何回かに分けて後払いで良いのよ。お小遣いから毎月支払いできるかしら?それなら買えるわよ」。管理人は大丈夫だと言った。お小遣いからこの支払い分を最初に除いて残りを使うから大丈夫だと言ったのである。母は「じゃあ買いましょう」と言った。

めでたくワンピースは手に入ったがその後の支払い(母への支払い)は結構きつかった。元本だけでなく僅かながら利子も手数料も母から取られたからである。毎月の決まったお小遣いが急に目減りしたのである。同時に思ったのは、それほどまでして欲しいワンピースだったのかということであった。管理人の中にはすでに後悔の念があった。

それは本当に良い苦い経験であった。

その経験のおかげか、管理人はその後一切のローンもリボ払いも避けたわけである。その後に管理人が組んだローンは住宅ローンだがこれはラトビア移住時にマンションを売却することによって解消することとなった。奨学金は致し方なかった。400万円越えでもらった奨学金も免除職についた期間で相殺されて結局返却しなければならなかったのは100万円程度であった。

私は今でも母が体験させてくれた「擬似リボ払い」によって人生を踏み外すことなくやってこれたと感謝しているのである。

2026年1月15日木曜日

国ごと冷凍庫

 最高気温もマイナスな状態の続くラトビアである。

毎日軽やかな雪が降り積もって、喜んでいるのはぴえちだけという状態である。ぴえちは雪かきで道端に積み上げられた雪の山にダイブしたり転げ回ったり顔を雪の中に突っ込んでみたりと楽しそうである。風が無ければ雪遊びに付き合ってもあげられるが、風が吹くと体感温度が急激に下がるのでどうしてもすぐに家路につきたい飼い主である。

コロナ禍以降、食品デリバリーやスーパーのデリバリーが常態化したので、そんな寒くて買い物に出かけたくない時もオンラインでポチポチと欲しいものを普通に注文することができるのは大変ありがたいことである。

不便なことばかりでもない。

屋外がマイナス気温だということは冷凍庫がわりにテラスやベランダを使うこともできるわけである。東欧にはペルメニと呼ばれる餃子に似た食べ物があるのだが、これは一度冷凍すると美味しくなると言われていて、冬場に自作したペルメニは窓の外に出して凍らせるというようなことをするようである。管理人家では少し前から冷凍庫の内壁の裏側に氷ができてしまっていてこれを一度解凍しないといけないなあと思っていたところである。今なら冷凍庫の中身と冷蔵庫の中身を全部一旦ベランダに出して冷蔵庫の電源を切って氷を溶かすという作業が可能なわけである。厳冬期ならではの冷凍庫のメンテナンスができるというわけである。だが、ベランダに出しておくものには注意が必要である。先日買った大根を入れておくスペースが冷蔵庫内になかったので一時的にベランダに置いて整理をしてから冷蔵庫に入れようと思っていたところ忘れて大根は凍ってしまったのである。まあ、大根は管理人だけが食べる毎朝の味噌汁の具なので凍ってすが入ってしまっても大した影響はないのだが、一応ショックである。いっそのこと切り干し大根でも作ったほうが良かったのかもしれない。

ご飯前30分の時点で「ご飯の時間だと思うんです」とお座りして訴えるぴえち。


2026年1月11日日曜日

2026年ウイーン新年コンサートをみて思ったこと

管理人は特にウイーン新年コンサートのファンではない。このお正月にYouTubeを眺めていたらたまたま出てきたので見てみたという具合である。だが、去年はウイーンへ旅行へ行ってその時にヨハンシュトラウスIIの催し物を見に行ってその音楽と生涯をガッチリ勉強してきたのでとても楽しめたのであった。特に今年の指揮者はカナダ人の若者で、とは言っても米国メトロポリタンオペラの音楽ディレクターであった。若々しくはあるが決して走ってしまわずに丸く丸く優雅な音楽を作り出していたのであった。その動画を見終わった管理人は「これ、一度実際に行ってみた方がいいのでは?」という素人丸出しの考えに至ったのである。

というわけでどうやったらチケットが手に入るのか、一体いくらするのか、を調べてみた管理人である。

チケット入手方法
ウイーンフィルの公式サイトで毎年2月が応募期間で抽選である。ちなみに当選倍率は400倍ぐらいだと思われる。

チケット代金
34ユーロから1200ユーロ。新年コンサートの前にゲネプロと大晦日コンサートがある。一番高いのは新年コンサートの一番良い席。34ユーロはいずれのコンサートも最後部の立ち見席。

以上のことを鑑みると、本当に行ってみたいのなら今年から抽選に応募する必要があるわけである。それでも400倍の倍率となると何年かかるかわからない。

日本の場合は旅行社がどうやら10席づつぐらいは毎年確保しているようでそれに申し込めば確実に行けるようである。ただ旅行代金(ホテル代と飛行機代を含む)最低200万円からと別途コンサートチケット代が120万円ぐらいである。 

というわけで、管理人としてはとりあえずウイーンフィルの公式サイトの抽選にこれから毎年応募していくことにしたのである。まあ、10年ぐらいで当たってくれれば嬉しいかなと思うわけである。管理人は以前ワーグナーの聖地でのバイロイトオペラチケットを6年越しで当てたことがあるので、まあそんな感じだろうとタカを括っているわけである。あの頃はオンライン応募などできずに毎年応募用紙を取り寄せて郵便で送ったものである。それを考えればオンライン応募なんてポチッとするだけなので簡単である。

さて、今年のウイーンフィルの新年コンサートのYouTube動画はどうやらここには貼れないようである。日本ではNHKのアーカイブにもしかしたらあるかもしれない。

2026年1月10日土曜日

食洗機エラー、i20の顛末

 我が家の食洗機は2014年に設置したものなので丸11歳である。EU内では普通に使われているElectroluxというメーカーのものである。もはや食洗機なしの生活は考えられない管理人の生活必需品である。

そんなかけがえのない愛する食洗機が半年ぐらい前から残りあと10分ぐらいのところでエラーサインを出して途中で止まるようになってしまったのである。エラーはi20というもので説明書にも「排水エラー」だと書いてある。解決法は「ドレーンパイプを点検してください」とある。我が家の食洗機はビルトインタイプでドレーンパイプを点検するにはちょっと大変である。だが、このエラーが出て止まってしまう直前にはガコガコというような「排水したいけど水がないよ」という感じの音がするのである。排水ができないエラーにしては内部に水は溜まっていない。そこで一旦スイッチを切ってエラーを解除し、もう一度スイッチを入れてから水を鍋いっぱい投入してみたら途中行程から続きを始めて作業を完了することがわかったのである。

だが、それは毎回なのである。

修理を頼むと職人さんにきてもらうことになるのでそれだけで100ユーロは軽く超えるわけである。そこでまずは自分で原因を特定してなんとかしようと試みるわけである。

1)i20エラーは排水エラーなので排水フィルター周りを点検する。フィルターを洗い食洗機自体を洗浄する薬剤を投入してみる→効果なし。

2)排水エラーの場合、水レベルを感知するためのセンサーが汚れで覆われてしまうとエラーが出る場合があるのでセンサー部分を歯ブラシで擦って洗浄してみる→効果なし。

このあたりが自分でできるレベルである。もう一つだけ排水エラーでもなんとか自分でできそうなのは排水ポンプの点検である。これは下部前面パネルを外してポンプから配線を取り除いて分解するというものでちょっと上級レベルである。もしそんな部分が原因ならば部品交換になりかねない。部品を交換するべきかどうかの判断は管理人にはつきそうもない。結局は職人さんの出張費用最低100ユーロに部品代と部品取り寄せ期間そして部品到着後の再度の職人さん依頼となって300ユーロ近い出費になることが予想されるわけである。それならばいっそ買い替えてしまった方が良いのでは?という考えが頭をよぎり始めるのである。

気分を新たに新品はこの11年でどれだけ機能が進化したのか、そして価格は、と調べ始めた管理人である。結論から言うと機能はほぼ進化していない。エネルギー消費レベルも大して変わらない。価格だけは物価高の影響か11年前よりはだいぶ高くなっている。欲しいと思うサイズと機能のものは修理にかかる予想値段の1.5倍ぐらいである。大変な悩みどころである。

と言うわけでもう一度しつこくねちっこくネットで調べてみることにしたのである。最近の検索はAIモードとかも勝手に発動されていたりするのでキーワードというよりお悩み相談のような文章での質問にも対応してくれるのである。そこで、「Electroluxの食洗機、エラーi20、水を足すと治る」という変な検索をしたところ、AIが「エラーi20は排水に関するエラーなので水を足しても解決しません」と言ってきたのである。コレにはハッとさせられた管理人である。つまり水を足して治るということは排水エラーではないということなのである。水を足して治るということは水が足りないのが原因なのではないか?

そこで気分一新で検索のし直しである。水が食洗機に溜まらなくて動かない、というような事例を見ていくと。「スイッチを入れる前から一旦鍋などで水を入れてやると普通に動く」という我が家のケースに類似したものが見つかったのである。その原因は入水経路の不具合によるものなので、最悪は入水ポンプの不具合、入水ホースが捻じ曲がってたり異物が塞いでいたりだが、その場合は最初から食洗機は動かない。我が家の場合は最後10分ぐらいで水不足で止まるのでこのケースではない。では、何か。それは食洗機のシャワーパーツ部分の詰まりである。

食洗機には回りながら水を噴出して食器を洗うシャワーのようなパーツがある。シャワーのようだという通り水が噴出する小さな穴がいくつか空いているのである。だが、この穴の数はとても少ない。全然シャワーヘッドのような穴の数ではない。おそらく穴の数を少なくすることによって噴出する水の圧力を高めてそれによって食器の汚れを物理的に落とすというような効果があるのだろう。それを細かく見ていったらなんと我が家の食洗機に籾殻のようなものが詰まっている穴が見つかったのである。そしてそれを取り除いたらもうエラーで停止することなく食洗機は仕事を完了することができるようになったのである。

あー、よかった。職人さん呼ばなくて。


2026年1月1日木曜日

2026元旦

2026年元旦は雪景色となったラトビアである。

年越しは12時少し前にテレビをつけてラトビアの首相と大統領のスピーチを聞いてカウントダウン、シャンパンで乾杯である。ご近所では打ち上げ花火をバンバン打ち上げるのである。素人が市販の打ち上げ花火を買ってきて打ち上げるので時々花火の発射台が傾いてアパートを直撃したりするので、ベランダへ出て見るというようなことはしない。我が家では1時ぐらいまで少し話したりして寝てしまうが、友人たちは自宅で4時ぐらいまで飲んでいて元旦の朝は二日酔いでもなくただ単にまだ酔っ払っているという具合だという。

お正月の料理はいつもの鯉のゼリー寄せと、西洋ウナギの燻製、イクラのオープンサンド、数年前にベルリンのデパートで買ったウズラのコンフィーの缶詰、旦那特製のハンバーグ、紅白なます、牛のブロス、スペインで買ってきたイベリコ生ハム、と言った感じである。

特に何をするでもなく、普通に犬の散歩ぐらいがアクティビティとなる元旦であった。
2−3日前からすっかりマイナス温度圏に囚われているので降り積もった雪もさらさらである。ぴえちは雪が大好きなので散歩へ行くと雪の上に寝転がったりして満喫している。 ご近所さんの子供たちも興奮気味で、ソリを持って家族で出かけるようである。

今年は絵を描く時間をもっと増やそうと思う。それが年初の抱負である。
明けましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願いいたします。
管理人

2025年12月30日火曜日

年の瀬2025

 金運をもたらす鱗の入った封筒を紛失した管理人である。

2026年は旦那が教授職を退いて「名誉研究員」という職に就くので多少の収入減が見込まれているので金運をもたらす鱗が無いというのはまさに縁起でも無い事態である。というわけで、お正月料理に再び鯉料理を作ることになった管理人である。この鯉料理は旦那の大好物なのでクリスマスに続けてお正月も!と旦那は大変喜んでいるわけである。そしてスーパーに注文した鯉がやってきたのだが、これが最低オーダー重量3kgそのままやってきたわけである。もちろん1.5kgが2匹である。鱗を回収して捌いて結構な量の鯉のゼリー寄せが出来上がったのであった。管理人も昔の日本人の部類なので正月料理は30日までにということでなんとか大量の鯉料理と唯一お節料理のようなものということで紅白なますを作ったのであった。

ラトビアで自作できるお節料理というのは結構限られている。

かまぼこも伊達巻も売ってるわけがないので欲しければ自作するしかない。だが、どうせ作ったところで旦那は食べないだろう。個人的にはお煮しめは欲しいのだが、レンコンもごぼうも里芋もこんにゃくも無理ゲーである。手に入るのは椎茸とにんじんぐらいなものである。それでも生椎茸が手に入るようになったのは大変な進歩なのである。だが、想像してみていただきたい。にんじんと椎茸だけのお煮しめでは悲しすぎるのである。

ないものねだりはストレスにしかならない。

食べ物も趣味も地産地消が一番ストレスフリーで且つコストパフォーマンスに優れているのである。松飾の代わりにクリスマスツリー。お節料理の代わりに手に入るものでお祝いである。

2025年12月28日日曜日

友人

 今朝Facebookを開いたら友人のアカウントに友人の大きな写真が掲載されていた。普段自分の写真なんて投稿することのない友人なので、ああ、きっと何かのインタビューとか受けてその記事なのかな、とか思って投稿を読み始めた。

このアカウントの主は突然ですが亡くなりました。お葬式は。。。

というものであった。

4月ぐらいに死海でみんなでゆっくり一緒に過ごそうね、と話していた矢先であった。

たくさん教えてもらった。一緒に過ごすだけで学びがたくさんな知性あふれてウイットに富んだ会話が常で、そしてとても優しかった。

訃報を聞いた途端にいつか会えるはずだった人が永遠に会えない人に変わってしまう。4月に会おうって約束したよ。なんで一人で上の方に行っちゃうのかな。