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2026年3月12日木曜日

映画Putnubiedēkļi(Scarecrow)

リガにはSplendid palaceという古い映画館がある。

この映画館はリガの新市街にあってその建物と内装がとても優雅で小さなオペラ劇場のようなのである。管理人はまだこの映画館で実際に映画を見たことがなかったわけである。何か面白いものはないかとネットで探していたらPutnubiedēkļiというラトビアの映画が公開直後でこのSplendid palaceで上演するという情報を得たので早速旦那と言って来たのであった。

Putnubiedēkļiというのは日本語に訳すとカカシである。ちょっとニュアンスが違うのかもしれないが鳥を追い払う者という感じである。

このドキュメンタリー映画はリガ国際空港で飛行機の安全と周辺から紛れ込んでくる野生動物の両方を守る空港スタッフの仕事についてのものである。空港はリガ国際空港に限らず特に鳥については最新の注意を払っている。それは間違って鳥が飛行機のエンジンに飛び込んでしまったらそれだけで大きな事故になりかねないからなのである。

ドキュメンタリーなので映像は実際のもので、ウサギや狐、様々な鳥たち、ネズミやハチまで空港の対動物班Scarecrowは何にでも対処するのである。着陸する飛行機のタイミングに合わせて空砲を打って鳥を追い払ったり、迷い込んだウサギをフェンス際まで車で追い詰めて上手くフェンスの切れ目から外へと誘導したり。空港内の他の職員からの動物目撃情報を受けて出動したり。滑走路脇の緑地付近にミミズが発生しているとカモメが寄ってくるからということで一掃作戦を展開したりする。

普段目にすることのない空港の裏側を見せてくれた映画であった。

今年で102年という歴史ある映画館。



2026年3月9日月曜日

上原ひろみさんとリエパーヤオーケストラのコンサート@2026

 冒頭から書くべきことは、ただただ圧巻の今まで見たことも聞いたこともないコンサートだったと言うことである。

何しろチケット発売当日に意気込んで最前列の真ん中を取ったのである。それが、ひろみさんからの距離1.5メーターといった感じである。大迫力の音と彼女の腕の筋肉の動きまで見える距離である。

全く語彙が見つからない。心が揺さぶられるなんてものではない。ジャズの神様が降臨しているのがよくわかる。ああ、チケットとって良かった。生涯の思い出になるコンサートであった。

「嫁がどうしても行きたいというコンサートだから、まあ、あまり期待しないでやってきた」

と言う旦那はスタンディングオベーションの時に

ブラーバ!!(ブラボーの女性形)

と叫んでいた。いや、ジャズのコンサートでブラボーとか言うのかどうかわからないが、凄すぎて驚いたのだそうな。確かに会場は総立ちであった。

さて、コンサートの写真などはないのでリエパーヤの風景をどうぞ。

リエパーヤは漁業が盛ん

運河はまだ半分凍っている



コンサート会場の「琥珀コンサートホール」


何しろ最前列席でワクワク

リエパーヤの郷土料理「リエパーヤス・メンチニ(鱈)」
ジャガイモと鱈の燻製のクリーム煮をオーブンで焼いたもの。ディルがふんだんに入っていて素朴なのにやたら美味しい。



2026年3月6日金曜日

リエパーヤ

 リエパーヤというのはラトビアの西部海岸に位置する都市である。

管理人は冬にしか来たことがないが、夏は素敵なビーチが人気の避暑地である。

今回管理人夫婦はぴえちをトレーナーに預けてリエパーヤで催されるコンサートのために来ているのであった。それは管理人が大ファンの上原ひろみさんのコンサートである。

コロナ禍に予定されていた彼女のリエパーヤのコンサートに行く気満々だった管理人はその後にコンサートがキャンセルされたことにがっかりしたのである。だが仕方ない。もう祈るしかない。一度予定を組んだのならきっと何年かして実現するんじゃないか。それなら待とう。来てくれることを祈って待ち続けよう。

そしてひろみさんは来てくれることになった。

管理人は嬉々としてチケットを取った。そしてその日のためにリエパーヤへやってきた。

そしたら奇跡が起こった。

コンサートのために2泊3日のリエパーヤ旅行を組んだ。コンサート前日にリエパーヤへついて宿泊するホテルのレストランで食事をしていたらひろみさんがやってきた。

これは夢なのか幻なのか、でも目の前にいる人はその人そのものである。

こんなプライベートな場所で声をかけるのは失礼である。でも管理人は感情を抑えきれずに話しかけてしまった。失礼極まりない。それでも素敵な笑顔で返してくれたのである。

今日はそれだけで胸がいっぱいの管理人である。

明日のコンサートが楽しみである。


2026年2月28日土曜日

スーパーの花

 ようやく気温がプラス域に入り始めたリガである。

そうは言ってもそのままとんとん拍子に春になることはない。3月は普通にマイナス気温が続く寒い月となるはずである。花が咲くのはまだまだ先である。

管理人は普段の買い物をほぼ全てスーパーのオンラインショップで済ませている。
というのも、あ、アレがない、これがない、と気づいた時にオンラインショップのバスケットに物を追加しておけば忘れないし注文する場で本当に必要かどうかを吟味することができるという合理性があるからである。さらに水や肉や白菜などの重いものも届けてくれるというのは大変便利である。一定以上の買い物をすればデリバリー料金はタダになる。

そんなスーパーのオンラインショップには実に様々なものがある。
例えば切花である。

バレンタインデー直前にはチューリップ50本が11ユーロ(二千円弱)であった。

色は選べない。だが十分気分は上がる。50本のチューリップをまとめて活けられる花瓶はないので3つに分けてみた。

まあチューリップの切花は10日ももてば御の字である。大変楽しませてもらったのであった。

つい先日は日用品に加えてヒヤシンスの切花を注文した。6本入りで3ユーロ(550円ぐらい)である。これも色は選べない。

3本は大きめでもう3本は小さめ。時間差で咲いてくれるのでこれもきっと10日ぐらいは楽しめるのではないかと期待。開花し始めたらとても良い香りである。

ちなみに値段は普通の花屋さんで買うのと比べると格段に安い。チューリップは小ぶりの花だったがそれでも50本となると100ユーロぐらいはするのだと思う。ヒヤシンスも花屋さんで買えば一本最低でも2ユーロはするはずである。

まだまだ遠い春への繋ぎとして花を飾ることにした管理人であった。

2026年2月27日金曜日

引退したかのような毎日はどのように活性化するべきなのか

 実はこの2月から旦那は教授職を退き「名誉研究員」というものになったのである。

これは教育関係の義務から解き放たれ、研究だけをやっていれば良いというものである。日本では名誉教授とかは無給だがこの名誉研究員というのは有給で3年間続くのである。さらにこの間に3報の論文を出せばさらに3年継続できるというものである。資格は大学勤務20年以上と年金をすでに受給していることと過去3年間に3報以上の論文を出版していることである。

日本の教授はせいぜい講義をするぐらいで教育に関する部分は助手(今は助教というのだと思う)が実習も成績付けも全部やってくれるのだろうから教育は大した手間ではないのだと思う。だが、ラトビアでは結構教授も大変なのである。というのもラトビア人学生と留学生合わせて500人ぐらいいると追試に追われたり学生から文句がきたり特に学期末にはギリギリまで追試を受けずに粘っていた学生などに変な心配をさせられるのである。

まあ、そんな面倒な業務から旦那はめでたく解放されたわけである。だが、問題は研究というのは大学院生の指導だけなのでほぼ電話やZOOMで十分でほとんど大学へ行く必要がないということなのである。

というわけで旦那と二人家で過ごすという毎日が始まったわけである。

かくいう管理人も大学へはほとんど行かないからである。

そんな毎日はぴえちの散歩で保たれている。ぴえちがいなかったらずっと座ったままだ。そこで旅行計画を立てては見るもののそんなに頻繁に旅行へはいけない。普段の買い物もデリバリーである。特別に何か買いに行こうという気にはならない。

そこでラトビアのニュースサイトで話題になっている映画に誘ってみたら行くという。意外に乗り気である。ちょっと、これからは色々とイベントへ連れ出してみるかという気になっている管理人であった。

2026年2月22日日曜日

さんさん、お元気ですか

 さんさんのコメントがつかなくなってもうしばらく経つ。いつも元気そうにウイットの効いたコメントをくれていたのに。さんさんとはメールでやり取りもしていた。だがそのメールアドレスももう抹消されている。肺がんだったしなあ、もういなくなっちゃったのかなあ。元気なら元気ってコメントくださいな。お願いですよ。さんさんがずっと言ってくれた古いブログも復活のメド立ちましたよ。さんさんがずっと言ってたから「しょうがないな」ってやっとなんとかしたですよ。あなたが褒めてくれなかったらやりがいないじゃないですか。

さんさんがコメントしないならここで公開お葬式しちゃいますよ
1週間待ちますよ。

わしゃ、生きとるわい

を待ってます。

2026年2月20日金曜日

ラトビアへ嫁に行くか2005プロジェクト始動!

 というわけで予告通り始動した2005年一人プロジェクトである。

https://note.com/latvianstyle

で順次古い投稿を少しづつまとめて投稿していくことにしたのである。今日は最初の投稿でブログを始めたところから結婚手続きのための書類を揃えて一時的に渡航するまでである。このnoteというプラットフォームは記事がサムネイル付きで並ぶのでイマイチどの順番で読んだら良いのかが分かりにくい。そこで[ラト嫁2005_1]というように古い順に番号を振ることにした。

何しろ13年分の記事をUPしていくことになる。長丁場になるはずである。

UPする時にはもちろんその分を読み返すわけである。あのママとのドタバタな毎日を読み返すのは楽しみである。

2005年プロジェクトについては淡々と昔の記事を整理してUPしていくだけなので、毎回ここで触れることはないと思う。このブログは管理人とラトビアの今を綴っていくつもりである。

ラト嫁2005年プロジェクトの進捗状況は画面右上のリンクからいつでも確認できます。


2026年2月19日木曜日

ラトビアへ嫁に行くか2005年プロジェクト始めます

 ブログのホストを二回変えてみたことで2005年から2018年までの記事が現在公開されていない状態である。それでもバックアップはとってあるので記事自体は管理人の手元にあるのである。だが、この記事のファイルというのが結構厄介で、不要なHTMLのタグが入っていたり色々でこれを綺麗な形にしてこのブログに一つ一つ挙げていくというのが膨大な作業となってしまう。ところが、昨今のAIの進化で「こんなふうに記事を取り出してね!」とお願いすれば良いということがわかったのであった。それでもこのブログへ一つ一つ上げていくのは手作業になってしまうのでnoteというプラットフォームを使って「ラト嫁復刻版」を作ることにしたのであった。

復刻版はあの当時のブログを数週間分まとめて一回の投稿にするという形にしようと計画している。今日はその下地づくりをしたのであった。これからAIに綺麗にフォーマットしてもらった記事を精査してぼちぼちとnoteへ上げていこうと思うのである。何しろ13年分のブログ記事なので時間はかかると思う。さらに、何しろ20年前の事情と今は違うのでところどころ注釈も入れないといけないかなと思っているのであった。当時のブログに入れていた写真も結構厄介な問題ではある。が、それもぼちぼち入れ込んでいけたらと思う。

AIに綺麗にフォーマットしてもらった記事をあらためて読むと、忘れていた感覚が戻ってくるようである。ああ、確かに日本の家財道具始末するのは大変だったなあとか、書類集めるの大変だったなあとか、大変なことばかりの連続の日々だったなあと20年前の自分を褒めてあげたい気持ちになるのである。

noteへ記事を上げたらこのブログでURLなど逐一お知らせさせていただくつもりである。
よろしければお付き合いいただけたらと思う次第でありまする。


2026年2月18日水曜日

CAVALLERIA RUSTICANA@ラトビア国立オペラ

 久しぶりにラトビア国立オペラのプレミア公演へ行ってきた管理人夫婦である。

演目はカヴァレリア・ルスティカーナとパグリアッチ(道化師)である。この二つのイタリアオペラはどちらも短いので二つ一緒の公演になることが多い。以前にもラトビア国立オペラで見たことがあったのだが今回は新演出ということで楽しみにしていたのであった。

この二つのオペラは短いから組み合わされるということも大きな理由ではあるが、どちらも愛情と裏切りと密告という共通のキーワードがある。典型的な「恋人(妻)が裏切った、許せん、その関係を壊してやる、恋人が悲劇の最後を遂げる」、ババーン!という展開である。人間関係も誰が夫婦で誰が不倫相手かを押さえておけば字幕を見なくても大丈夫なパターンである。

さて、カバレリア・ルスティカーナで事件が起こるのはイースターである。美しい旋律で物語を追わなくても楽しめるオペラであった。物語中盤の間奏曲はおそらく誰でも聞いたことのあるもので、まるで讃美歌なんじゃないかというような深みのある曲である。

歌手は素晴らしいロシアのソプラノTatiana Trenoginaが主役のサントゥッザで、その声量たるやものすごいものであった。ラトビア人歌手ではRaimonds Bramanis(テノール)や管理人の推しバリトンのJānis Apeinis がそれは素晴らしい歌声を聞かせてくれたのであった。そしてラトビア国立オペラで忘れてはならないのがコーラスである。常に圧巻のコーラスを聴かせてくれるのである。

演出は割とシンプルではあったが、最後の「恋人が悲劇の最後を遂げる、ババーン」部分はちょっと血の気のひくものであった。観客の不意を突いてアッと驚かせて血の気を引かせるという仕掛けは管理人としては絶賛したい部分である。

同時放映でラトビアのテレビで生中継されたのだが、ラトビア国内出ないとそのアーカイブは見ることができないので代わりに2019年にウイーン国立オペラで上演された同オペラでラトビアの誇るメゾソプラノであるエリーナ・ガランチャが主役のYouTubeを下に貼っておきたいと思う。この2019年の演出では最後の「恋人が悲劇の最後を遂げる、ババーン」の部分は主人公のサンタッザが「ガーン」となっているだけなので、ちょっと物足りないしイタリア語を解さない観客には「あれあれ?なになに?どした?」で終わってしまうんじゃないかなと思ったりもしたのであった。



2026年2月16日月曜日

灰鷹

 今朝、ベランダ越しに鳩サイズの鳥が雪の上にうずくまっているのが見えた。

その鳥はしばらく動かずにいる。マイナス12度の朝なのでもしやもう体力の限界で動けなくなっているのかもと心配した管理人夫婦である。大丈夫だろうか、野生生物を保護したりするのは禁止されているけれど場合によってはちょっと様子を見て保護した方がいいのではないか、と頭の中で考えが巡っていたのであった。

だが、しばらくするとその鳩サイズの鳥はその足元にある何かを食べ始めたのである。iPhoneで拡大写真を撮ったりして観察を続けるも、その鳥はしばらくガツガツと何かを食べ続けて飛んでいってしまった。

飛んでいけるだけの元気があれば安心だ。

その後、撮った写真を拡大してみたところ、ゴルゴ13のような鋭い目つきである。
それは猛禽類であった。

ラトビア鳥図鑑で調べたところおそらくこれはZvirbuļu vanags(ラトビア語では雀鷹)日本語では灰鷹であろう。

ああ、猛禽類でさえこんな厳しい冬は雪を掘って地面に落ちていた何かを食べたりするんだなあ。などと能天気なことを思っていた管理人は次の瞬間凍りついた。

その鳥の足元には沢山の鳥の羽が散らばっていたのである。

あ、普通に小さい鳥を捕まえて食べてたのね。

管理人家のベランダには小さな鳥が冬を越せるように脂肪たっぷりの餌を吊るしてある。きっとそこに集まっていた小鳥を捕獲したのであろう。

まあ、自然とはそういうものである。

やっぱり猛禽類の目は普通の鳥とはだいぶ違う印象である。


2026年2月10日火曜日

ロンドン@2026

 世界の主要オペラハウスを攻略するという目的の一環として、残っている大物を片付けるべくロンドンのロイヤルオペラハウスへ行ってきた管理人である。

マイナス15度前後のリガと比べればロンドンは最高気温がプラス10度前後と管理人夫婦にとっては春のような気温である。実際、ちょうど水仙やクロッカスが咲き始めた早春のロンドンであった。

今回のロンドンはオペラの他に大英博物館とナショナルギャラリーを中心に予定を組んだのであった。そのため、ホテルはこの3ヶ所へのアクセスの良いところへとしたのであった。オペラへは徒歩9分、ナショナルギャラリーも徒歩10分、大英博物館へは徒歩2分である。ロンドンと言えばロンドン塔やらロンドンブリッジやらビッグベンなど見どころもたくさんあるのだが、そういうのは一切プランから外して、とにかく歩いて回ってパブや買い物を楽しむことにしたのであった。

さて、ロンドンは大変に物価が高くて驚いた管理人夫婦である。まあ、観光地のど真ん中のようなところにホテルを取ったので仕方ないと言えば仕方ない。そして食べ物があまり美味しくない。フィッシュ&チップスが日本円換算で3800円ぐらいする。4つ星ホテルの朝食も塩分高過ぎで、どうも大陸の欧州の国々と比べると明らかに食べ物のコストパフォーマンスが悪すぎる。ブリティッシュパブ数軒でビールも飲んだがいずれも常温である。「伝統的な英国メニュー」というものは避けた方が良かったのかもしれない。英国人彼氏のいる同僚の勧め通りインド料理を食べに行くべきだったのだろう。結局、帰国間際の空港で食べたケバブがこのロンドン旅行で一番美味しいものであった。

大英博物館とナショナルギャラリー(絵画中心の美術館、ゴッホのひまわりとかモネの睡蓮とかが収蔵されている)はいずれも無料だ。タダなのに予約が必要である。タダだからかクロークにコートを預けようとすると料金を取られたりする。それでも素晴らしい収蔵品をタダで見せてくれるというところは太っ腹である。外国人料金とかもない。さすがである。しかし、大英博物館ではお土産販売が収入を支えているのかものすごい数のお土産が売られている。有料の展示で「SAMURAI」展をやっていたので観てきたが、多くの人たちが食い入るように展示の説明を読み展示に見入っていたのが印象的であった。なぜかTVの暴れん坊将軍の一場面とかがモニターに映し出されていたりと、ああ、日本ってこんなふうに紹介されちゃうんだ、と面白おかしく観てきたのであった。

さて、ロンドンでは働いているのは日本人が想像しているような白人のイギリス人ではない。インド系、パキスタン系、アフリカ系などの肌の色の濃い人たちが大半である。サービスの質は高く、まず笑顔でおしゃべりしながらのフレンドリーなのに割と細かくサービスしてくれるという印象である。チップの風習はないというかすでにサービス料として料金に加算されているので面倒くさくなくて良い。

肝心のオペラは大変良い歌手が揃えられていて演出もクラシカルなのにスタイリッシュで大変満足であった。舞台の大きさやホールの装飾はウイーンやミラノよりは小ぶりでさほどゴージャスではなかった。何より驚いたのは観客の装いで、もちろんそれなりに着飾っている人はいるものの大半が仕事帰り?というような装いであった。チケットはバカ高いのである。この辺りも大陸欧州との違いを色濃く感じさせられた場面であった。

ロンドンでは日本に関連する店舗を沢山見かけた。
SUSHIに限らず日本の居酒屋風のレストランや丸亀製麺もラーメン屋も沢山あった。ユニクロも徒歩圏内に3軒あった。無印良品もあれば抹茶ラテを出すカフェも多数。漫画店もあればショーウインドウに雛壇飾りを出した日本グッズの店もある。日本食材をふんだんに扱っているJAPAN CENTERでは欧州産の鰹節(日本からの鰹節は輸入できない)とか調味料や出汁昆布なども取り揃えていて管理人はかなり買い込んできたのであった。一体何しにロンドンへ行ったのかと思うぐらいなので、申し訳程度に空港でフォトナムアンドメイソンの紅茶を買って体裁を取り繕ったのであった。

バッキンガム宮殿までわざわざ衛兵さんを観に行ったのに赤い制服じゃなくて冬用のグレーだったことにちょっとがっかりした管理人であった。