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2024年12月12日木曜日

2008年のクリスマスイブ

 ブログのアーカイブからなかなか楽しそうなクリスマスイブの話を紹介したいと思う。ママの居たクリスマスは緊張感あふれるものであった。クリスマスやイースターの度に疲弊する家族(笑)。もうクリスマスなんてなければいいのにと思うこともあったわけである。日本の楽しいだけのクリスマスが懐かしいと心底思ったわけである。あれからたくさんの年月が過ぎて、はちゃめちゃに厳しいクリスマスを生き抜いてきた自分に「頑張ったじゃんね」と言葉を送りたいと思うのである。

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今日は、アップルブレッドを焼いて、クリスマスツリーを飾り付けて、夕方教会のミサに出た後は、夕食を囲んでおしまい、という予定であると、旦那は主張していた。


「本当に?そんな余裕のスケジュールなわけ?」

「そうだよ~。もう、掃除も済んでるし、料理も出来てるし」


だが、そんなわけがないのである。


朝、起きてみると、いつの間にか予定は変更されていて、アップルブレッドだけではなく、ピーラーギと呼ばれる、小さな肉入りパンとシナモンロールが追加されていた。

だが、今回は、どうもママが自分で全て作りたい様子で、管理人は助手及び後片付けに徹することとなった。


「ロール」

「ははっ」


「卵」

「ははっ」


「これは、もう洗ってしまってもよろしいでしょうか?」

「いいわよ」


「あ~、だめだめ、卵は端まできれいに隙間なく塗って頂戴」

「ははっ。こんなかんじでしょうか?」

「それはいいけど、こっちのが不十分よ」

「ははっ。かしこまりました」


そして、それらが終わったのが午後1時過ぎ。

解放された管理人は、平和にクリスマスツリーの飾りつけへと移行した。


そして、自分の部屋へ戻って一息入れたママは、


「私の部屋のカーテンを換えたいわ」


と、のたまった。


ただ、カーテンを取り換えるだけではなく、色々とさまざまな箇所に微調整があるらしい。

クリスマスは、万全の体制で迎えたいママなのである。

旦那の出番となった。。。


しばらくして様子を見に行ってみると、


「もう、休暇なんて止めにして、職場へ行きたい。。。」


旦那は、涙目だった。

逃げようったって、そうは行かないのである。


そして、5時過ぎ、全ては終了したようである。

何はともあれ、後はミサへ行くだけである。


。。。と思いたい管理人であった。

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2024年2月18日日曜日

城に泊まる Jaunpils pils

ほぼ毎年、2月はJaunpils pilsという中世の古城に泊まりに行く管理人夫婦である。

何が良いのかというと、まずペットOK、ペット料金すら取らない、40平米ぐらいある広い部屋で中世の暖炉焚き放題、レストランも蝋燭の灯りだけの中世の雰囲気でしかもお手頃価格で美味しい。というような感じである。わんこを連れていけば朝食でも夕食でもわんこ用に水も出してくれる。近くには専用ドッグランのように使える敷地もある。

そんな管理人の大好きなお城が去年の秋の暴風雨で屋根などに多大な損害が出たのである。なので今年は宿泊は無理なんじゃないかと思ったのだが、念のために電話をしてみると営業しているという。ただ、修理はまだ続いているということであった。まあ、普通に営業しているのなら今年も行こうということでこの週末を過ごしてきたわけである。

行ってみると、ガッチリと改修工事を行なっている状態であった。そんな中でも宿泊部分にはなんの差し障りもないし、レストランも通常営業している。管理人夫婦はほぼ毎年来ているので城の外観が工事中だからといって残念がる理由もない。むしろ、来て良かったなと。こんなに大規模な修理をしているのなら、この城には今まで通りの安定的な収入ときっと寄付とかが必要なのだろうと思うからである。

能登半島で起きた地震でさほど大きな被害の出なかった金沢への観光客が激減しているという話をネットで読んだのを思い出したのである。

あったか暖炉の前でくつろぐぴえち


スズキのグリル。この後ろ側にもう二切れ隠れている。ふっくら。15ユーロ。

全く食べきれない朝食。右下の丸っこいのはハーブバター。コーヒーと好きなジュースが付いて10ユーロ。管理人は半分残した。すみません。

このお城は本当に冬にお勧めである。周りには特に何もない。ただ広大な城の領地が広がっているだけである。散歩するぐらいしかすることはない。部屋にテレビもない。

2024年2月7日水曜日

簡単ハンバーグ

今日は冷蔵庫で出番を待っていた牛ひき肉400gでハンバーグを作ることとなった管理人家である。

管理人家のハンバーグには何もツナギを入れないことにしている。パン粉や卵を入れるとふっくらと仕上がるようだが、管理人家ではハンバーグにふっくら感を求めていないからである。そんなわけなので牛ひき肉に塩胡椒とその時々でオレガノを入れてみたりタイムを入れてみたりするぐらいである。その方が「肉!」という感じのハンバーグになるからである。

作り方は簡単で、ひき肉に塩胡椒しただけで、挽肉の入っていたプラスチックの容器の中で適当に混ぜ、4等分にして丸めるだけである。丸めたら潰して1.5cmぐらいの厚さに平べったくしてフライパンで強火でガッチリ焼き色がつくまで焼いて、裏返してまた焼き色がつくまで焼いて、火を消して蓋をして2分放置である。ハンバーグをお皿に移したら、焼き汁にBBQソースをちょっとだけ入れて混ぜてソースにしてハンバーグに回しかける。

BBQソースは結構甘味が付いているので少しで十分。付け合わせは冬真っ只中なのでザワークラウト。ああ、きゅうりのピクルスをつけ忘れた。

まさに牛肉100%のハンバーグなのだが、両側に焼き色をつけてからはフライパン上で火を消して蒸し煮にするのでとても柔らかい。

ハンバーグはいつでもなんだかワクワクする料理である。そういえば、長らくママに教えてもらったハンバーグのクリーム煮込みを作っていないなあと気づいた管理人である。久々に材料を揃えて作ってみようと思う管理人であった。

2024年1月26日金曜日

豚肩ロースとザワークラウトの煮込み

ラトビアの定番家庭料理である。

冬になると、真剣に美味しい野菜がなくなるラトビアである。生で食べるには味がちょっと、というものでも煮込めばなんとかなる、という具合である。

ラトビア唯一の冬の野菜といえばザワークラウトである。とても安い価格で1kgで2ユーロしない感じである。これをそのまま食べるのも良し、肉と一緒に煮込むのも良し、である。煮込んだほうが繊維が柔らかくなって酸味も緩和されるので管理人は煮込みが好きである。

ザワークラウトと生の肉を一緒に煮込むときは塩コショウなどは不要である。

ザワークラウトに元々塩分が結構たくさん入っているのと酸味も結構あるからである。ザワークラウトをそのまま漬け汁ごと煮込んでしまうと出来上がりが酸っぱくなってしまうので絞るのが良いが、実は単にザルにあげて30分も放置すれば良い感じに水分が抜けて煮込みやすくなるのである。

管理人は電気圧力鍋で煮込むのだが、水切りしたザワークラウトを鍋に入れ、その上に豚肉を大きめに切ったブロックを載せ、調味料は何も入れずに、水をザワークラウトがヒタヒタになるよりちょっと少なめに入れて、15分圧力をかけて自然に解圧である。

これで肉はお箸で食べられるぐらいに柔らかくなり、肉から出た脂がザワークラウトに旨みを与えるという料理が出来上がるわけである。

肉には味付けしなくてもザワークラウトの塩味で肉にも味付けされる。
この肉は本当にお箸だけで食べることができるぐらい柔らかい。

お好みで肉にマスタードをちょっとだけ添えても美味しいのであった。

2024年1月22日月曜日

やっとなんとなく平和

 試験が終わって、2月から始まる新学期の準備も80%ぐらい終わった管理人である。

束の間のほっとした毎日である。そんな感じなので在宅勤務である。新学期の準備と教材の見直しとか、そんなことをやっているわけである。指導している大学院生さんからは時々相談のメールが来るのでそれにぽちぽちと返事をする。

リガは先週末にマイナス13℃ぐらいになったが、週明けはおおよそ0℃前後で推移しているという感じである。同僚は友人に会いに先週末にロンドンへ飛んだら強風で一度リガ国際空港を飛び立った飛行機が途中で引き返すというようなことに巻き込まれていたようである。こんな雪やら強風の時はじっとしているのが一番だと思ったりする管理人であった。

お父さんはあたちのものです。と前足で旦那のスリッパを確保するぴえち。時々隣のマンションの9ヶ月のワイマラナーのロビン君と雪の上を走り回って団子になって楽しんでいる。


2024年1月7日日曜日

極寒の日の最大の喜び

今日はマイナス19度まで下がったリガである。最高気温がマイナス15度で、どう考えても寒すぎる1日である。

それでもぴえちの散歩には行かねばならない。

ぴえちの1日の散歩は4回である。
朝6時に旦那が出て、お昼頃に二人で、4時ごろに二人で、そしてぴえちが晩御飯を食べた後の夜7時ぐらいにもう一回である。毎回オシッコはするのだが、問題は大きい方である。大きい方はぴえちにも色々とタイミングがあるようなのでイマイチ予測不可能である。

期待だけを胸に抱いて散歩に出かけるのだが、歩いても歩いても大きい方が来ないこともある。だが、こんな極寒の日には何とかしてほしい。

今日は、お散歩を最短で済ませたい典型的な日だったが、ぴえちはなんと出かけてから数分で大きい方を済ませたのであった。その時の管理人夫婦の歓び様と言ったら、もうジャンプするぐらいのものである。

お利口だねー!えらいねえ!良い子だねー!

と口々にぴえちを褒め称えるわけである。

じゃ、帰ろうね、もう顔痛いし。

2024年1月5日金曜日

マイナス10度を下回る日々

元旦からガッチリと冷え込んできているリガである。

ここ数日はマイナス13度とかで、最高気温がマイナス11度などという感じである。
発泡ワインは冷蔵庫よりテラスに出しておいた方が早く冷えるというものである。

この週末はもっと冷え込むらしく、リガでもマイナス19度の予報が出ている。

こんな氷点下で喜んでいるのは黒い誰かさんである。
氷点下で降り積もったパウダースノーの上をジャンプしながら走り回っている。そんなぴえちも今日はあまりの寒さの中で足をつったようだが、すぐ回復してまたしても走り回っていたのである。

この冬はつい先日にマイナス15度まで下がった時に散歩へ行ったので、今日の散歩のマイナス11度は、「あんまり寒くないね」と思う具合である。慣れるって素晴らしいことである。それでも、散歩時間はどうしても短くなりがちである。色々着込んでも顔だけはどうしようもないからである。

マイナス17度ぐらいになったら、お蔵入りしている毛皮のコートで散歩しようかと、ちょっと思っている管理人であった。

2023年12月30日土曜日

良いお年を!

管理人がこれを書いているのは30日の夕方であるが、現在日本との時差は7時間なので、日本の皆さんがこれを読むのは31日であろう。ということで、良いお年をというご挨拶としようと思うのである。

2023年はどうやらコロナからの脱却の年となったようで、きっと2024年は何もかもコロナ禍前の水準に戻るのであろう。管理人にとっては2024年は授業をする最後の年となりそうである。というのも准教授と教授は研究に専念しなさいというお達しで講義と大学院生の指導だけになるからである。

2024年からラトビアも色々と変わるらしい。
例えば、結婚の時の証人が入らなくなるらしい。まあ、これは管理人にとってはどうでも良いことではあるが。そのほか管理人の生活に関わってくることとしては、家庭生ごみの分別が始まるということである。野菜クズとか卵の殻、食べ残しや、肉、魚、骨、小さな枝や植物などの肥料になりそうなものはこれから分別である。面倒臭いのはこれを生分解性プラスチックバッグに入れるか紙袋に入れるかしないといけないというところである。

それから、デジタル処方箋がついにEU内で共有されるということで、ラトビアの医師によって処方されたデジタル処方箋で他のEU諸国でも薬を受け取ることができるようになるということである。これは最初は数カ国だが最終的にはEU内では共通事項となるということである。

年末にはリトアニアのビリニュスとリガを結ぶ電車が運行を始めた。4時間ちょいで、朝はビリニュスから夕方からはリガからの電車が運行開始である。運行しているのはリトアニアの会社なのでリトアニアからだと日帰りでリガ旅行ができるようになっている。リガからだと最低2泊はしないといけない感じである。

さて、管理人はクリスマスに作らなかった鯉料理の準備を終えたところである。大晦日に友人夫妻を招いたのでそのためである。

それでは良いお年を。

2023年12月28日木曜日

柿(フルマ)

18年前、ラトビアで暮らし始めてちょっと驚いたのは、スーパーで柿を見かけたことである。

もちろん輸入品でイスラエルとかからだったように思う。同じ形の柿ばかりなので品種が決まっているのであろう。言うまでもなく、ラトビアには柿の木はない。

最近、日本のニュース動画でクマが人里に降りてきて柿の木に登って柿を食べているのを見た管理人である。クマが柿を目当てにやってくるのである村では柿の木を伐採する取り組みがされたなどという話も出ていた。

ああ、そういえば、ラトビアのリンゴの木のように、一昔前の日本の田舎には一家に必ずと言って良いほど柿の木があったものだと言うことを思い出したのであった。

管理人の子供頃にも祖母の家の庭から柿をもらったりしていたものである。ある年から渋柿になってしまい、それでももらってきては父親がそれに焼酎を噴霧してビニール袋に入れて暗所で保存して甘柿にさせたりしていた。干し柿を作ったりもした。干し柿についている白い粉は後からまぶした粉砂糖ではなく干している途中で柿の糖分が出てきて白く付着したものだと言うのを知ったのも家で干し柿を作ったりしたからである。

ラトビアに来た当初、ママが柿を買ってきて「これどうやって食べるのが美味しいのかしら」と言うので、少しやわやかくなるまで待ってヘタのところをくり抜いてスプーンでほじって食べるのが良いと勧めると、それ以来、冬に客人が来るとそうやって柿を出していたものである。


2023年12月22日金曜日

リガ国際空港では何十年もサンタを受け入れているらしい

 リガ国際空港のクリスマス動画が面白かったのでここに載せておきたいと思うのであった。



サンタクロースがリガ国際空港に降り立つという話で、それを空港サイドは全面的に支援しているということで、空港内でのそれぞれの役割について見せていくというものである。出演者は英語で話しているが、YouTubeの翻訳字幕設定で日本語をオンにしておけば同時通訳でわかりやすい。

2023年12月18日月曜日

つらら被害、その2

この週末で一気にプラス気温になって大量に積もっていた雪が溶けたリガである。

30cmぐらいは積もっていたので、それが一気に溶けたというわけである。

今日は電話で同僚と話していたところ、なんと同僚もつららで昨夜車に損害があったということであった。同僚は5階建ぐらいのアパートに住んでいて、その駐車場に今年の春に一年半まちでようやく納車された新車を止めておいたら、夜中につららが出来て落下し、車のリアガラスを直撃してバリバリにヒビが入ったのだそうである。

もちろん新車なので車両保険にも入っていて、そのために警察を呼んで書類を作ってもらったそうである。ひとまずは保険でなんとかなるものの、修理にどれぐらいかかるかわからないので大変な落ち込み様であった。ちなみに建物の所有者の責任はというと、ごく最近に屋根の雪下ろしをしてあったので、なんとも言えないということであった。しかし、おそらく、保険会社から建物の管理会社へなんらかの交渉が行われるであろうということである。

しかし、駐車していた場所はつららの真下だったのだろうか?

これはどうやら違っていて、建物から少し離れた場所に駐車していたということである。同僚のアパートは時代物のクラッシックなアパートをフルリノベーションしたものなので、なかなかカッコイイ傾斜のついた屋根が乗っているのである。その先につららが出来、屋根に積もっていた雪が屋根に沿って滑ってつららを突き飛ばした、というのが事情の様である。

気の毒な話である。

2023年12月17日日曜日

ミートボールの赤ワイン煮

本日は第三アドベントなので、蝋燭3本に火を灯しての夕食である。

今宵のメニューは昨日だったか一昨日だったかにYouTubeで見かけた三國シェフのミートボールの赤ワイン煮とすることとした。

管理人家には常にタマネギが無いので代わりにニンジンの薄切りを入れてみた。簡単に出来て、残ったソースは翌朝に卵を落としてシャクシュカにするので無駄がない。

シチュー用のルウとか無いので仕上げにバターを入れてソースにとろみをつけた。

黒胡椒の粒の代わりに5色の胡椒粒ミックスを入れた。
赤ワインで大人の味わいのミートボールであった。




#1149『ミートボールの赤ワイン煮』黒胡椒を粒のまま楽しむ!大人のための逸品♪|Chef Kiyomi MIKUNI


2023年12月16日土曜日

ぴえちのお友達

近くに住むワイマラナーの飼い主さんは、散歩の途中にぴえちを見かけると物凄い笑顔で

「一緒に遊ばせてもらっていいですかね?」と近づいてくるのである。

ワイマラナー君はぴえちよりちょっと若い男の子で体の大きさが大体同じぐらいである。わいまらなーも猟犬の一種なので活動量が半端ない犬種の一つである。飼い主さんも有り余るエネルギーをどう発散させたらいいのかを常に考えているようである。管理人夫婦もエネルギーを持て余したワンコの管理の大変さはわかるので、「どうぞどうぞ」と遊ばせるのである。

というわけで雪の中でのワンプロ動画である。



これが延々とつづくわんこ達の戯れである。

2023年12月15日金曜日

つらら被害

どうやらこの週末で雪が全て溶けて河川では増水の恐れがあるらしいラトビアである。

まだ全然氷点下の気温でプラス温度には全くなっていないのだが、つららを見かけることが多くなったのだった。つららは少し暖かくなってくるとできるものなのになぜ氷点下でつららが?と思っていたら、それは住宅の断熱性と深く関わっているらしいということであった。

ソビエト時代に建設された安普請のアパートや一戸建てでは断熱材が入っておらず、結果として屋根に降り積もった雪が住民の暖房で溶けてつららとなるのだそうである。

リガの警察の発表によると、この冬はすでにつらら落下による2名の負傷者、そして31件の車の被害が報告されているということである。そして今日、とうとう落ちてきたつららで一人が亡くなったというニュースが流れていたのであった。

つらら恐るべしである。

もちろん、法律でつららを放置しておくことは禁じられている。そのつららで誰か怪我をしたり亡くなったりしたら、場合によってはそのつららのできた建物の所有者が賠償する責任が生じるのである。

いやはや、建物のそばを通る時には上を確認する必要がありそうである。

2023年12月13日水曜日

この休暇は観光目的ではない

と、のたもうた旦那である。

管理人はリスボンへ行ったら一通りの観光名所を巡って、さらにリスボンから電車で40分ぐらいのところにあるシントラという街、そしてEU最西の岬へいこうと思っていたのだが、旦那の表記のセリフにて全てを取りやめにしたわけである。その代わり、丸4日間、リスボン中心地で食べ歩きである。

冬のポルトガルは雨に見舞われることが多いと聞くが、管理人夫婦の日程では丸4日間のうち丸1日が雨という感じであった。その雨の日はホテルの目の前にあるクリスマス市場をまわって、適当にグルメして終わりとした。

12月8日は敬虔なクリスチャンの国では聖母関連の休日となっていて、ポルトガルも例外ではなかった。おかげでリスボン大聖堂も中には入れてもらえず、お目当てだったレストランも長蛇の列で、やっと辿り着いたのがコルメシオ広場であった。ただのだだっ広い広場に銅像がある。だが、この日はポカポカ陽気で、地元民が聖母関連の休日を楽しんでいたのであった。暖かい日差しの下、平和な広場の様子、しかもシャボン玉芸人が絶え間なく広場にシャボン玉を供給してくれている。12月だというのにブーゲンビリアも咲いている。ここで白ワインを飲めばそれは極楽というものである。
 



2023年12月11日月曜日

リスボンから帰ってまいりました

5泊でリスボンを見てきた管理人夫婦である。

リスボンは春のように暖かく魚介類がこの上なく美味しい素晴らしい観光地であった。その詳細レポはおいおい書いていこうと思うのであった。

今回のリスボン旅行はリガからフランクフルト経由でリスボンへ行くというもので、帰りもお同じようにリスボンからフランクフルト経由でリガへ帰るという計画である。そうすると往復で4便の飛行機に乗ることになるのだが、一便とて定刻通りに飛ぶことはなかったのである。理由はさまざまで、空港上空が混雑してたとか、機体がやってくるのが遅かったとか、である。

幸いなことに、リスボンへ行くのは1時間遅れで済んだわけである。それでも夜の9時にホテルに到着予定が10時になって、ただただ疲れて眠るという様な感じであった。往路はもっとひどく、リスボン空港の上空が混んでいたので遅れました、ということで2時間半遅れて出発となり、経由地のフランクフルトに着いた時には乗り継ぎ便はもうなかったという具合である。

そういう場合は自動的に航空会社がホテルやら何やらを提供してくれることになっているのだが、フランクフルトの空港はだだっ広い上に時間的にサービスカウンターのほとんどが閉まっているという状態であった。それでも最終的にはなんとか航空会社の用意したホテルに辿り着いたわけだがその時にはすでに日付が変わりそうな時刻であった。

いやはや、コロナ禍で大量にスタップを解雇した航空会社はコロナ明けで人員の確保ができていないという話はよく耳にしていたが、これほどまでに遅延遅延とは、流石にぐったりの管理人であった。

2023年12月3日日曜日

Riga クリスマス市2023

ぴえちがトレーナーさん宅へ行っているので、デートと洒落込んだ管理人夫婦である。

おりしも今日はリガのクリスマス市の開始日だったので、それを見て回ってその後にレストランで食事でもしようという感じである。

クリスマス市というのはまあ大抵どこでも似たり寄ったりである。グリューワインとソーセージ、甘いお菓子に靴下や毛糸の帽子、アクセサリーのお店、はちみつ、木製のおもちゃのお店。サンタクロースの常駐事務所があって、ほしい物リストを手渡せたりする。

今日は初日だったので昼間はサンタクロース・ランというイベントが行われていた様である。管理人もかなり前には参加したことのある楽しいイベントで、参加者全員がサンタクロースのコスチュームでリガの旧市街を走るというものである。その参加者たちがまだウロウロしているので旧市街にはサンタクロースも沢山いて、それは楽しい雰囲気のものであった。

もう人だらけで大変なクリスマス市。


2023年12月2日土曜日

大雪

分厚く雪で覆われているリガである。

気温がマイナスのまま降り積もる雪なのでその厚みは増すばかりである。降り始めで結構積もることが予想された時には除雪作業をスムーズに行うために自家用車の運転を控えてバスやトラムなどの公共交通機関を使ってください、自家用車の車検証を見せれば公共交通機関はタダにします、などの試みがなされていた様である。もちろん、スタッドレスタイヤを履いていたとしても滑ることには違いないので事故も多かった様である。

喜んでいたのは子供達とぴえちだけであるが、数日にかけて降り積もって流石に積もった場所ではぴえちの胸ぐらいまで埋まってしまう感じであった。降り積もり過ぎると子供達も飽きるのか、だいぶテンションが下がってきている様である。カマクラ作りに挑戦したらしいが途中で放棄されて、そこへさらに雪が積もってしまっている。

ぴえちはもうトレーナーさん宅へ行ってしまったので、残された人間は束の間のパーティを友人と楽しもうと計画していたのだが、この大雪で友人がフランクフルト空港にスタックしてしまってお流れとなった。来週ポルトガルへ行くのに飛行機飛ぶのかいな?と多少不安になる管理人である。

ぴえちの誕生日にブリーダーさんが送ってくれた生後間もない兄妹たちの写真。お腹をこちらに向けて寝ているのがぴえち。



2023年11月28日火曜日

冷凍庫

来週は念願のポルトガルへ旅行する管理人夫婦である。

旅行の間はぴえちを預かってもらうので、そのためのぴえちのご飯の計算をしていた管理人である。旅行の前後を含めて合計で12日間である。その際のご飯の量はだいたい9kgぐらいになる訳である。管理人家の冷凍庫はそんなに大きくないので9kgの冷凍生肉となると収容し切れるのかどうか疑問である。がしかし、ぴえちを送り出す時にはご飯と一緒なので準備せざるを得ない訳である。そこでずっと何が最善かを考え続けていたら旦那が、

バルコニーに置いとけばいいよ

というのである。
ああ、寒い国暮らしならすぐに出てくる「バルコニーは冷凍庫」あるあるである。

何しろ、最高気温がプラスになるという予報は向こう10日間無いのである。ずっと冷凍庫なのである。

これなら冷凍庫のスペースを考えずにぴえちの冷凍生肉を一回食分に小分けにして準備できる訳である。

2023年11月26日日曜日

ぴえち動画、もうすぐ1歳

 ぴえち嬢は11月28日にめでたく1歳になるのである。

いやはや大きくなった。大きくなって欲しかったから管理人夫婦としてはヨシヨシである。
雪で遊ぶぴえちをご覧ください。