18年前、ラトビアで暮らし始めてちょっと驚いたのは、スーパーで柿を見かけたことである。
もちろん輸入品でイスラエルとかからだったように思う。同じ形の柿ばかりなので品種が決まっているのであろう。言うまでもなく、ラトビアには柿の木はない。
最近、日本のニュース動画でクマが人里に降りてきて柿の木に登って柿を食べているのを見た管理人である。クマが柿を目当てにやってくるのである村では柿の木を伐採する取り組みがされたなどという話も出ていた。
ああ、そういえば、ラトビアのリンゴの木のように、一昔前の日本の田舎には一家に必ずと言って良いほど柿の木があったものだと言うことを思い出したのであった。
管理人の子供頃にも祖母の家の庭から柿をもらったりしていたものである。ある年から渋柿になってしまい、それでももらってきては父親がそれに焼酎を噴霧してビニール袋に入れて暗所で保存して甘柿にさせたりしていた。干し柿を作ったりもした。干し柿についている白い粉は後からまぶした粉砂糖ではなく干している途中で柿の糖分が出てきて白く付着したものだと言うのを知ったのも家で干し柿を作ったりしたからである。
ラトビアに来た当初、ママが柿を買ってきて「これどうやって食べるのが美味しいのかしら」と言うので、少しやわやかくなるまで待ってヘタのところをくり抜いてスプーンでほじって食べるのが良いと勧めると、それ以来、冬に客人が来るとそうやって柿を出していたものである。
2 件のコメント:
熟し柿を上kらスプーンでほじって食べるって攻め方はこの歳になって生まれて初めて聞きました。
そもそも柔らかになった熟し柿は私的にはゴメンの程の部類でこれっ人好き好きで皆違っているかとは思いますが私的にはカチカチの甘柿を皮剥いて4つに切って食べる、これが好き。
しかしバナナと一緒で果物には程度の差はあっても必ずある甘味と酸味、この酸味がなくて甘さ一点張りの果物は。。。どうも、という感じがいたします。
酸っぱいだけの梅の実だって塩味が加わるから梅干しがうまいのでさってこれが酸っぱいだけの味だったら勘弁してほしい。
甘いだけで他の味一切なしって食べ物他にもあるかなぁ。
こんにちは、さんさん。
熟れて柔らかくなった柿は好き嫌いが分かれますよね。
ママは無類の甘いもの好きで酸味のある果物は嫌いだったようなので、それで気に入ったのだと思います。私もさんさんと同じで固めの柿が好きですが、柿って硬いと歯茎をやられるような気がするのでちょっと待ちます(笑)。
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