ページ

ラベル 食器 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 食器 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2021年4月9日金曜日

豚バラブロックのローズマリー焼きと普段使いの皿

 イースターのご馳走を食べ尽くしてしまったので、今日から平常営業の管理人宅の食卓である。今夜は平常営業ということもあって、豚バラブロックをオーブンで焼くだけというものである。

写真上、豚バラブロックの皮の部分に格子状に切れ目を入れ、たっぷり目に塩胡椒してオリーブオイルを塗りローズマリーを乗せて180℃で一時間焼く。写真下左、焼き上がり。肉汁はザワークラウトの煮込みに加える。写真下右、マスタードを添えて食べる。ローズマリーもカリカリでそのまま食べられる。


まだちょっとだけうさぎの付け合わせのザワークラウトの煮込みが残っていたので、そこに豚バラブロックの肉汁と脂を加える。本当は今回、皮をカリッカリに焼いて、肉の部分は白ワインでしっとり仕上げたかったのだが、焼く直前に白ワインを切らしていることに気づいたので普通に焼いたのだった。うーん、残念。

だが、生のローズマリーが、それはもう素晴らしく香って豚バラブロックとは思えないぐらい上品な仕上がりとなった。これがまたマスタードとよく合うのである。

さて、写真左下で使っているお皿が我が家の普段使いのものである。

写真上、唯一残ったちゃんと模様の残っているお皿。写真左下、ほとんどのお皿がすでにこんな状態。写真右下、このお皿は旧東ドイツのColditz Porcelain社製である。
このお皿はやはりとても軽くて使いやすいのである。
ママの時代にはあまり使われることなかったのだが、使い始めたらどんどん模様が薄くなってしまった。このお皿の柄はなんとなくチェコのブルーオニオンを彷彿させるものがある。だが、比べてみると似ているけど全く別の柄である。

さて、日本でディナーセットとか食器セットを買うと、普通は4~5人分である。ところが、こちらの場合、ディナーセットは12人分なのである。つまり、このお皿も元は12枚あったものである。今残っているのは10枚ぐらいだろうか。

2021年4月8日木曜日

エスプレッソカップ (リガ陶磁器、ソビエト時代)

 今日もママのコレクションをご紹介しようと思う。

昨日のエスプレッソカップは東ドイツ製のものだったが、本日ご紹介するのはリガ製のものである。

大きさはこんな感じ。手のひらにすっぽり収まるサイズである。

とてもラトビア的な模様のそれは薄く薄く焼き上げられた繊細なカップである。






全部で6セット残っている。本当にとても薄く作られている。

少なくとも管理人がラトビアにきてからこれらのカップが使われているところをみたことはない。旦那にどうしてこのカップが家にあるのか聞いてみたところ、エスプレッソマシーンを持っているかどうかは別として、ラトビア人で濃いコーヒーを好む人は多く、このような小さなカップが好まれたということであった。コーヒーの淹れかたも当時はフィルターを通してというものではなく、弾いたコーヒー豆をポットに入れ、そこへ直接熱湯を注いで、コーヒー豆が沈むのを待ってカップに注ぐというものであった。そのため、コーヒーの濃さは自由自在で、たくさんのコーヒー豆に少ない熱湯を注げば濃いコーヒーを作ることが可能だったわけである。

確かに、管理人がラトビアへ来た当初はどこの家でも普段はカップに直接コーヒー豆をひいたものを入れ、そこへ熱湯を注いで豆が沈むのを待ってコーヒーを飲んでいたものである。そうすると飲み終わったカップにコーヒーかすが残るのだが、それをまた豪快に流しに流していたものである。

コーヒーといえば、やはり管理人がラトビアへやってきたばかりの頃、教えてもらった飲み方が「レモンスライスを入れて」であった。コーヒーにレモン?これが全然よく合うのである。お試しあれ。



2021年4月7日水曜日

狩猟柄のエスプレッソカップのセット(ソビエト時代)

 イースターも終わって、通常営業の管理人である。

ここ数日、イースターの料理をご紹介してきたが、ふと気づいたら、ああ、そういえばママから受けついだ食器類を紹介したことがなかったかも?と思ったので、今日は管理人の大好きなエスプレッソカップのセットをご覧に入れようと思う。


可愛らしい柄のエスプレッソカップセット。もちろんママコレクション。


ポットには走る鹿の絵が。



でも反対側には走る猪の絵が。


こちらはミルクピッチャー。走る犬の絵。




カップの片側にも走る猪。

同じカップの反対側には猪を追いかける犬!



GDRというのは東ドイツのこと。ソビエト時代に東ドイツで作られた食器である。
このエスプレッソカップのセットはずっと我が家でひっそりと出番なく眠っていたものである。だが、よく見れば動物たちが追いかけっこしている素敵な器であった。現在、我が家にはネスプレッソマシーンがあるのでそれでエスプレッソを飲むにはとても適している。このポットの使い道がコーヒーでは思い浮かばないのが残念であるが、きっと、ジャスミンティーなどを淹れて見るといいのかなと思ったりするのであった。