ブログのアーカイブからなかなか楽しそうなクリスマスイブの話を紹介したいと思う。ママの居たクリスマスは緊張感あふれるものであった。クリスマスやイースターの度に疲弊する家族(笑)。もうクリスマスなんてなければいいのにと思うこともあったわけである。日本の楽しいだけのクリスマスが懐かしいと心底思ったわけである。あれからたくさんの年月が過ぎて、はちゃめちゃに厳しいクリスマスを生き抜いてきた自分に「頑張ったじゃんね」と言葉を送りたいと思うのである。
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今日は、アップルブレッドを焼いて、クリスマスツリーを飾り付けて、夕方教会のミサに出た後は、夕食を囲んでおしまい、という予定であると、旦那は主張していた。
「本当に?そんな余裕のスケジュールなわけ?」
「そうだよ~。もう、掃除も済んでるし、料理も出来てるし」
だが、そんなわけがないのである。
朝、起きてみると、いつの間にか予定は変更されていて、アップルブレッドだけではなく、ピーラーギと呼ばれる、小さな肉入りパンとシナモンロールが追加されていた。
だが、今回は、どうもママが自分で全て作りたい様子で、管理人は助手及び後片付けに徹することとなった。
「ロール」
「ははっ」
「卵」
「ははっ」
「これは、もう洗ってしまってもよろしいでしょうか?」
「いいわよ」
「あ~、だめだめ、卵は端まできれいに隙間なく塗って頂戴」
「ははっ。こんなかんじでしょうか?」
「それはいいけど、こっちのが不十分よ」
「ははっ。かしこまりました」
そして、それらが終わったのが午後1時過ぎ。
解放された管理人は、平和にクリスマスツリーの飾りつけへと移行した。
そして、自分の部屋へ戻って一息入れたママは、
「私の部屋のカーテンを換えたいわ」
と、のたまった。
ただ、カーテンを取り換えるだけではなく、色々とさまざまな箇所に微調整があるらしい。
クリスマスは、万全の体制で迎えたいママなのである。
旦那の出番となった。。。
しばらくして様子を見に行ってみると、
「もう、休暇なんて止めにして、職場へ行きたい。。。」
旦那は、涙目だった。
逃げようったって、そうは行かないのである。
そして、5時過ぎ、全ては終了したようである。
何はともあれ、後はミサへ行くだけである。
。。。と思いたい管理人であった。
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4 件のコメント:
管理人さん こんにちは。私も嫁を助手にして言ってみたい、やってみたい、ですが残念ながら仕切るほどの腕も貫禄も自信もなくひたすら民宿のおばさん(おばあさん)に徹するしかないです。年を取って感じるのは今の我々の年代は昔の人に比べると貫禄ないなあ、ということです。おばあさんやお姑さんはもっと迫力ありました。
ふふふふ。。。堪えきれなくなって はっはっはっはっあぁぁぁぁ
こんにちは、紫陽花さん。
全く同意です。昔の人は貫禄ありましたよね。オーラすら出ていたように思います。現代は周りに色々と気を遣って生きていくのが普通になったせいでしょうか。マイナス気温での窓拭きとかお嫁さんに頼んだらパワハラとか言われそうですよね(笑)
こんにちは、さんさん。
クリスマスが近づいてきて、「随分と楽になったものだ」としみじみ思いました。ほんの10年前まではママと一緒にピリピリとしたクリスマス前を過ごしたのが嘘のようです。でも本当に笑っちゃいますよね。
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