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2021年1月1日金曜日

鴨ロースト、みかんソース2021バージョン(低糖質、ケトジェニック)

 さて、今年の鴨はどう調理するか、とYouTubeでいつものようにジェイミーとゴードンのレシピをチェックしてみたのだが、なぜか両者とも中華風の鴨ローストだったので、調味料が手元にないのであきらめて自己流で行くこととした管理人である。

今年の鴨はおフランスからやってきた舶来品である。なぜかラトビア産の鴨より安かったので迷わず購入となった。

材料
鴨 1.6kg
塩胡椒 適宜
カルダモン粉末
シナモン粉末
丁子(クローブ)粉末
オリーブオイル
みかん 2個

1)写真右中央、おフランスの鴨はちゃんともう縛ってある。だが、お腹にみかんを詰めたいので解いて縛り直し。2)写真右上、今回使用したハーブ類。左からクローブ(乳鉢で粉砕して使用)、シナモン、カルダモン。これらをきつめの塩胡椒とともにオリーブオイル大さじ2−3杯でペーストを作って鴨にぬる。3)写真左上、鴨は胸側を上にして皮に格子状の切れ目を入れて脂を出しやすくする。ここに2のペーストを刷り込む。4)写真左下、200度のオーブンで1時間半焼いたところで脂を回収して生ローズマリーを入れた瓶に入れる。これで毎日鴨味のオムレツとかを楽しむことができる。5)その後オーブンを切って30分オーブン内で放置。焼き上がりである。皮はパリパリ!6)トレイに残った鴨脂とお腹から取り出したみかんの果肉でソースを作る。果肉と果汁を全て取り出して鴨脂と混ぜるだけである。7)写真右下、まずは手羽とモモだけ。みかんソースをかけて食べる。

この調味料の配合は去年買ったマリネ済の鴨からヒントを得たものである。ヨーロッパ特有のクリスマス味とも言える。カルダモンがかなり良い風味を出してくれて大満足である。おそらく、丁子とかは必要ないのかもしれない。シナモンはヨーロッパのクリスマス風味を出すには必要だと思う。丁子は粉砕せずに格子状に入れた皮の切り込みにブスブス刺していくのでも良いと思うのだが、食べるときにいちいち避けるのが面倒そうなので今回は粉砕してみたのであった。

鴨はオレンジソースのレシピが多いのだが、オレンジが手元になかったのでみかんで代用。十分甘さが出ていて酸味もあるのでオレンジより良いかもと思う。このソースというか、単純にお腹から取り出したみかんの果肉は本当に鴨とよく合う。


8 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

ははぁクリスマスのチキンローストの鴨版
カモ?
いずれにしても美味しそう、バンザァ〜イ!

へろもガリガリかじれるとん骨があってご満悦でしたでしょう。このニンマリ感が一年を通して管理人さん宅に漂うことを。

しかし旦那様の自家製ハム無薫煙が1.7キロから骨やらなんやら引かれて1キロちょっと管理人さんの鴨のローストもやはり1キロ余り、合わせてまず3キロ弱、クリスマスと違ってラトビアの習慣は存じませんがお正月に親類縁者大勢集まってワァーーーッという習慣は無いのではないでしょうか。
とすると3キロほどのお肉をどうやってお二人で消費されるか、
「いやいや、あなたはヨーロッパ人のお肉の食べる量を知らない」「うちの冷蔵庫にだって冷凍室ついておりますことよー、オホホホ」とか
あと気になるのは3時間茹でたとんスープ、それとカモのガラ、これいいスープが取れるんですよねぇ。
どちらも結構な量になってポタージュのストックって言ったって使いきれるものじゃない、ラーメン作る?

ルッセイヤイ、オメの知ったことか…はぁ〜い。

megmeg さんのコメント...

管理人さん、こんにちは。箱根駅伝はいい天気です。カモ、みかんソース、あ、よだれが・・仕方ないので合鴨のハムで済ませます。みかんジャムが合うか、やってみます。

紫陽花 さんのコメント...

みかんと鶏、合いますね。ベトナム家庭料理に鶏のもも肉をオレンジ(みかんジュース
での代用可)とショウガ、シーズニングソースで煮込むというのがありますが
美味しく作れます。カルダモンやグローブ、シナモンというと何となく中近東っぽい
エスニックなイメージもしますが鴨でなく鶏でやってみる価値ありそうです。
目下おせちで疲れた胃袋に喝を入れたい心境なんです。普段家で作っているものを
食べ過ぎても堪えないのにお正月の物は結構胃袋が疲れます。まあ年のせいも
ありますね。
箱根駅伝には絶好のお天気でステイホームで見ていましたが、ステイできない人が
多すぎるこのお正月、ついに緊急時代宣言が出るかも・・・という雰囲気になって
きました。とはいえ罰則はないのでどれほど人の動きが減るかは分かりません。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
肉類は割と早く消費してしまうんですよね、我が家。何しろ肉が主食なもので(笑)。
鴨は案外食べるとこ少ないのと美味しいのであっという間になくなります。3時間豚モモを茹でたスープは結構大量にできてしまったのですが、塩を入れずに茹でているのでへろのご飯にかけてあげたりしています。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
箱根駅伝、青学が散々だったみたいですね。良い天気に恵まれてよかったです。
みかんジャム、合うと思いますよ。ぜひお試しください。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
生姜とオレンジ良さそうですね。次回挑戦してみたいです。なんだかこちらのクリスマスは何にでもシナモンを入れるので、シナモン=クリスマスという図式が出来上がってしまっています。カルダモンは今回いい感じに働いてくれました。
コロナに感染すると血栓ができやすくなるようなので、私はかなり怖いと思っています。まだしばらくはお篭り生活を続けるつもりです。

さんさん さんのコメント...

肉が主でパンとかパスタは添え物のヨーロッパ人種のご家庭のそのまた片一方がケトジェニックであることの因数を計算式に入れ足りませんでした、そこが答えの導引に
問題を起こした理由であります。
次はきちんと及第点とりますから落第させないでぇ〜。

けどなぁ知り合いの元アイルランド人家庭にお呼ばれすると山のようにジャガイモが、マッシュで炒めてただ茹でただけで出てきますが、グリーンの野菜はお皿に全くのっていないし肝心のお肉もなんか我が家のより小さいみたい、ですよー。ヨーロッパって言っても広いですし文化も様々なんでしょうね。でもね、一食一人1ポンドの肉ってのはもうじき40年経ちますがやっぱり体がついていきません。

コロナによる血栓予防にワルファリンを、てなアイディアはいかがでしょうか、ってもしこれが真っ当な意見だったらとっくの昔に製薬会社あるいは医学会からコロナにかかっていなくても予防的にワルファリンの服用を…って声が出るはずですよね。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
我が家はあまり典型的なヨーロッパの食生活では無いと思います。普通はじゃがいもとか黒パンとかパスタとか結構炭水化物が登場します。でも、たまーに炭水化物を食べると美味しいですね。
コロナによる血栓は誰もができるわけでは無いようなので、ちょっとロシアンルーレット的だと思います。いや、でも血栓が飛んだらあっという間で、しかもコロナ対策をしながらの治療では大抵の場合亡くなってしまうと思いいます。