少しづつ日の出の時間が早くなってきているリガである。
どうやら、10日間ぐらいは最高気温もマイナスの日々が続くようである。
それはそれほど悪い話ではない。マイナスなら滑ることはない。
今日は久しぶりにへろを空き地で走らせることができた。雪はへろの脚の半分ぐらいが埋まるような感じで、走るといってもいつものような軽やかさはない。ラッセル車のように雪をかき分けて走る姿は、微笑ましいというか、いつまでも見ていたい気分になるのである。
空き地に隣接するアパートの二階から、声が響く。
「あなたの犬はすごく素敵ね!走る姿が最高!それ、なんて言う種類?」
旦那がそれは誇らしげに
「ありがとう!彼はドーベルマンなんだ。ドーベルマンっぽく見えないけど、これが本来の姿なんだよ」
脚の半分ぐらいまで埋まってしまう雪の中で、へろは駆け回り、木の枝を投げては咥えて走ったり、それは楽しい時間であった。
へろが走れると私たちも嬉しい。一家全てが楽しかったよね、と言う満足感の高い散歩であった。
いつもは綺麗に雪かきしてくれる場所も雪まみれ |
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