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2021年1月30日土曜日

再びマイナスの世界

少しづつ日の出の時間が早くなってきているリガである。

どうやら、10日間ぐらいは最高気温もマイナスの日々が続くようである。

それはそれほど悪い話ではない。マイナスなら滑ることはない。
今日は久しぶりにへろを空き地で走らせることができた。雪はへろの脚の半分ぐらいが埋まるような感じで、走るといってもいつものような軽やかさはない。ラッセル車のように雪をかき分けて走る姿は、微笑ましいというか、いつまでも見ていたい気分になるのである。

空き地に隣接するアパートの二階から、声が響く。

「あなたの犬はすごく素敵ね!走る姿が最高!それ、なんて言う種類?」

旦那がそれは誇らしげに

「ありがとう!彼はドーベルマンなんだ。ドーベルマンっぽく見えないけど、これが本来の姿なんだよ」

脚の半分ぐらいまで埋まってしまう雪の中で、へろは駆け回り、木の枝を投げては咥えて走ったり、それは楽しい時間であった。

へろが走れると私たちも嬉しい。一家全てが楽しかったよね、と言う満足感の高い散歩であった。

いつもは綺麗に雪かきしてくれる場所も雪まみれ




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