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2021年2月27日土曜日

 プラスの気温になって、急激に雪が消えていくリガである。

このまま暖かくなってくれるといいなあと思うのだが、多分そうは行かない。
とりあえず、雪はほぼ溶けた。ここから5月までは凍ったり溶けたりを繰り返すのである。

日本では2月に沈丁花がさく。3月になればもっとたくさんの花が咲く。春だ。

ラトビアでは4月ですら春ではない。

5月になってようやく春になる。

ラトビアに住んでもう16年目になろうかという管理人ですら、3月とか4月が一番辛い。
日本の春の記憶があるからである。
もう春のはずなのになぜマイナスの気温になる日があるのか?とか思うわけである。だって今までそうだったんだから。でもここは違う。それが16年たってもいつも思うのである。

そうは言ってももう二月も終わりである。

確実に日の出は早くなり、日没は遅くなってきている。世の中は人生を楽しむフェーズに入る。もう寝てる場合じゃない。明るくなったら起きてその日を楽しもう。寝ているのがもったいない季節がすぐ近くにきている。

8 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

いちがつ行っちゃった、にがつ逃げちゃった…でカレンダーは早くも弥生
弥生とくればこれはもう花花花
野に山に満開の花が咲き乱れ、とくるのがお約束でありますが
この弥生は今時の3月でなくて今で言えば4月の半ば過ぎのこと。

「4月半ばになったってってうちら辺じゃ灰色と黒の世界なのよー。雪だってまだ溶けないんだから」とお嘆きのあなた。
日本の雅楽、あのお正月にNHKから聞こえるピーヒョロロってあれですな、に越天楽てのがありますそうな。

”春は弥生のあけぼのに よもの山辺を見渡せば
花盛りかも白雲のかからぬ峰こそ無かりけれ” ってぇんですがね、この最後の行「白い雲がかかっているのがまるで峰々で桜が咲いたように見える」って意味だそうですがね、大昔からまだ弥生の季節に花が咲くのは詩人の心の中だけ、は〜るよ来いって童謡にもある通り待ち遠しいから余計きたときが嬉しい。待ち遠しいと白い雲ですら峰々に花が咲き誇っているように見えるよ…と代用品でも無いよりいいじゃんという歌。

毎週少しづつ外出する時の上に羽織るものが薄くなってゆく、電気毛布のメモリが先々週は3か4だったのが2で良くなったわ、季節の移り変わりは思いがけないところに。
そういえば雪が解けてもつららが下がらなくなったわねぇ…じゃ無いですか?

紫陽花 さんのコメント...

そういえば沈丁花の花の香、まだ届いていません。周辺のお宅が建て替わったりして
庭木が随分少なくなったのもありますが今年はまだ咲いていないのではないかと思います。
明日チェックしてみます。
管理人さんは学生時代に明るく暖かい穏やかな冬を体感していらしゃるのでラトビアの
冬は辛いものがあるだろうなあ、と常々感じています。私なら冬眠してしまいます。
このあたりは日が長くなり外の明るさにのんびり構えていて夕飯を作り始める時間が
遅くなり、台所が悲惨な状況になることが最近多々あります。

megmeg さんのコメント...

管理人さん、こんにちは。沈丁花、香ってない!梅の花をヒヨドリが落としてしまってました。週末は気温が低めで今日もご飯は鍋でした。ヒートテックもまだ必要。
久しぶりのうなぎやさんで骨なしうなぎの貼り紙が。見たら、小骨を骨抜きで丁寧にしているとか。子どもに安心、とあったので何か問題になったんでしょう。でも、取り切れていない場合あり、とも。うーん、魚の骨刺さると辛いのは経験ありですが、気をつけて食べることが出来るほうが必要かな〜とも。

かまくら さんのコメント...

気温の変化が乏しいリバプールから5月にラトビア に行った折は、暑くて暑くて汗だくだった記憶があります。ベラルーシに5月に行った時もイギリスの真夏並み。やはり大陸は違うのだ、と真冬でも半ズボンを着る場所に住む人間は思ったものです。
日本は三寒四温で、春本番に向かっている最中でしょうか?日本の淡いソメイヨシノの色が懐かしく思える3月になり、イギリスでは水仙が蕾をつけている中、霜が降りていて春を実感します。
紫陽花さんの書くように、日本ではないですが、ここのところ一日4分ずつ日が長くなり、夕食の支度の時間に支障をきたしています。仕事をしていると「仕事が終われば何時」となるので外の明るさよりも時計とのにらめっこだった気がするのですが・・・この陽の長さの変わりようには脳が何年経っても慣れてくれず困っています。でも、陽が長くて楽しめる事は楽しまないと損ですね。
沈丁花、梅と共に春を代表する匂いですね。懐かしいです。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
ここ二、三日はなんとなく春の日差しを思わせるプラスの気温を楽しみました。いいですねえ、いつ、つるっと滑るかとか気にしなくて歩ける、薄いけど青い空が見える。来週はまたマイナス復帰らしいんですけどね。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
ええ、私も冬眠したいです。冬眠には自信があります。
こちらは緯度が高いので、日が長くなるとか日が短くなるのスピード感がすごいです。明るくなってくると体調も良くなってくるというか、やっぱり気分が上向くのでしょうね。
沈丁花、もしやもう終わってしまったとか?

Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
え、megmeg殿のところも沈丁花薫ってない?どうしたんでしょうね。
うなぎの小骨まで問題視されるんですね。私はイワシクラスなら頭から全て食べるべし、という家訓だったので、小型の魚は背骨も含めてガリガリいける口なんですが、それをラトビア人の前でやったらドン引きされました。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、かまくらさん。
ラトビアの5月は日によって夏みたいになることがあります。そういう日に当たったんですね、きっと。
ああ、イギリスにも沈丁花ありませんか。私大好きなんで、ものすごく懐かしいです。
そうそう、ひが長くなってきたらその分だけ楽しまないと。もうそろそろ朝起きられるような気がしています。