ロックダウンの続くラトビアである。
今日土曜日は週末なので生活必需品の店しか開いていない。ショッピングモールは半分以上が暗く店を閉じ、静まりかえっているような状態である。
ロックダウンから1週間であるが、感染者数は高止まりしている。 医療の逼迫度合いは増しているようで、このような状態ではコロナのみならず、いかなる健康状態の悪化も命取りとなるような感じである。
ラトビアにおけるコロナは今や100%デルタになっている。入院した感染者の中のワクチン未接種の人、ワクチン接種済みの人の割合は直近でおおよそ9対1ぐらいである。これはちょっと驚きの数字で、ワクチン接種ずみでも入院のリスクが結構あると見ることができる。さらに、軽症と中等症でも同じ感じの割合である。そして、ワクチン2回接種済みなら重症化はほぼしない、という話だったが、感染者数が増加している局面では重症化するワクチン2回接種患者も出てきている。そして、もっと驚いたのは人数はとても少ないがワクチン2回接種でも死亡例が2件ほど出てきているということである。
ワクチンを打って安心でも、やはりとにかく罹らない、が重要だということがわかるのである。ワクチンを打った人同士の会食は良しとしても不特定多数の人の集まりはちょっと避けたほうがいいのではないかなというのが管理人の感想である。
2 件のコメント:
2度ワクチン接種した人でも亡くなっているのは日本でもあります。でもその方がどのような病歴があったか、どのような生活環境で生活していたか、どんな日常生活をしていたか、等々まで私たちは知ることが出来ません。基礎疾患が無くても元々の免疫力がどの位あったかも分かりません。やはりロシアンルーレット状態です。管理人さんのおしゃる通り罹らないようにリスクを避けて生活するしかありません。
日本の感染者激減はウイルスのコピーミスによる自滅という説がありますが、違う型のウイルスが入って来たらまた増えるということになるのかもしれません。
こんにちは、紫陽花さん。
日本はあれだけ急激に増えて急激に減っているので、ちゃんとデータを集めて公表すればいろんなヒントが見えてくると思うんですよね。その上で本当にもどかしく思うのが、今どの株が主流でどう変化してきているのかが全然出てこないことです。ウイルスの遺伝子配列を読んでいないのか、読んでいても公表しないだけなのか、わかりませんがもっと情報を出してくれればいいのになあと思います。
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