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2021年11月19日金曜日

ビーガンの少女

 今日は久しぶりに友人夫妻とそのお嬢さんとをお迎えしてホームパーティであった。

ちょっと驚いたのはその友人夫婦のお嬢さんがいつの間にかビーガンになっていたことである。17歳という微妙なお年頃だけに、一旦決めたらテコでも動かない感じなので、友人夫婦もまあ好きにさせているという感じである。

我が家は肉食家だが、まあ、でも、ビーガンのお嬢さんが来るならそれなりに食べられるものを用意するわけである。

用意したものは主に野菜のローストである。

かぼちゃのロースト、タイム風味
ブロッコリーとカリフラワーのロースト、クミン風味。
本当はバターでローストしてこれにチーズをかけてローストすると激うまなのにバターやらチーズはビーガンではNGである。
それでもカボチャのローストは評判がよかった。

生のニンジンスティックと、パプリカのスライスも用意した。生野菜スティックには最適なトリュフ入りマヨネーズなるディップがあったのだが、マヨネーズはビーガン向けではないということで。

彼女は自分が食べられるものを持参してきたのだが、

「これね、美味しくないの」

という具合である。美味しくないものを食べ続けるのだから、その決意たるや相当なものである。

若者が何か信念を持って突き進んでいるときに、特に不具合がなければその方向性を変えるのは難しい。いつか気づいてくれることを祈るしかない。


12 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

若い人が目標を定めて邁進する…と書かれているのを見てふと昔のことを思い出しましたよ。
まだ管理人さんも果てのない宇宙を漂っていらっしゃった頃じゃなかったろうか1960年の
日米安保条約の改定。私は二十歳でしたが大学の3年生、早稲田でしたからねぇ学内はタテカン林立状態、というよりはタテカンの迷路の間を縫って学生がウロウロ。私みたいなノンポリでも国会の前での座り込みに出かけたものでした。
永田町へ行って”岸を倒せぇ〜”などと叫んでいるうちはまだ可愛い、頭に血が上った連中はもう明日にも革命の火の手があげられる、てな思い込みでカッカとして連日作戦会議、デモの場所や動員手段などまさに管理人さんが言う「目標を定めて邁進する」状態。
同じクラスで割と仲が良かったやつも血が上った口で彼は学校も退学して学生運動に身を捧げるんだと言っていたなぁ。
あれからぼうぼう60年以上、あいつはどんな人生を歩いているんだろう。向こうも「オーストラリアで百姓してるダァ」と現状を知ったら声を裏返すだろうなぁ。

紫陽花 さんのコメント...

叔父は、さんさんと同世代のようで大学生だった当時国会議事堂前のデモに参加したとことがあると言っていました。警察官によるゴボウ抜きというのが怖かったそうです。でもその叔父は大学を卒業して何事もなかったかのようにお堅い都市銀行に就職し定年まで勤めあげました。今の若者には無いエネルギーを持っていた世代です。ある面では今の若者の方が型にはまった生き方をしているような気がします。

若いお嬢さんが美味しくもないビーガン食にこだわるのは思春期特有の行動かもしれません。体が出来上がる時期は
適量をなんでも美味しく食べた方が心身の為にもいいのになあ・・・と老婆心ながら思ってしまいます。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
10代20代ぐらいの若い人たちは思い込んだらそのまま突き進みますからねえ。それは今も昔も変わらないですね。学生運動は学生じゃなければできないですし、今やコロナで友達に会うこともままならない。
学生時代の友人たちはどうしているんでしょうね。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
ええ、まさにそこなんです、美味しくもないとわかっていてもビーガン食を貫こうとするというのは、何か確固たる目的なり信念なりがあるということですよね。友人夫婦も心配しています。大人がどんな食へのこだわりがあっても良いと思うんですが、ティーンエイジャーは色々食べた方がいいと思います。まあ、でもティーンエイジャーがなんだかんだ言って一番頑固ですけどね(笑)。

かまくら さんのコメント...

日本の友人の次男坊も数年前からビーガンになってしまい、やはり親は「言ってもどうにも変わらない」と言っていました。

イギリスでは一時期「私は動物は食べたくないの」と子どもが言うスーパーの宣伝もありましたが、数度見ただけでなくなりました。但し、その言葉を言う若者が増えている事は確実です。

そのお子さんの親御さんは違いますが、時々、ビーガンを支持する親が子どもにも同じ食事をさせて、栄養が必要な子どもに栄養が行き渡っていない、という話を聞きます。宗教も食べ物も、自分で選ぶ事が難しい中にいる子ども達を見ると大人の責任とは、と考えさせられます。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、かまくらさん。
そうなんですよね、本当に大人は何食べようが知ったこっちゃないですが子供にはちゃんと食べさせて欲しいです。食べることって人間にとって本質的なことだからか、奥さんがビーガンになって離婚したケースとか友達にいます。
私は元々植物の研究をしていたので、動物は可哀想で食べられないからビーガン、という考え方には全く頷けません。植物も生き物ですから。生物は生物を食らって生きているのだと、まあ、言っても聞いてくれないですね(笑)。

かまくら さんのコメント...

子どもの頃に何度も読んだSF小説は植物も意思があって動いていたせいか、今でも私には植物も動物も同じ生き物です。育てた植物を食べる時も、ありがたいなぁ、と思って口にします。植物も動物も同じ生き物だと分かってもらえないのが不思議です。街路樹として植えられている、自分では逃げられない木が排気ガスを吸って生きていると思うと悲しい、と言うと変人扱いされます(笑)。まるで三つ子の魂のように植え付けられています。
それにしても、たった一つの種からたくさんの実をつける植物って、尊敬に値します。人間なんて小さい生き物ですね。

現役lecturer さんのコメント...

日暮れの早くなったロンドン郊外から、こんばんは。
ヴィーガンですか。大学院の知り合いのギリシャ人で、ベジタリアンを止めたのがいました。植物性蛋白の接種不足による、栄養不良が原因でした。で、魚を食べるようになったとか。
和食なら、出汁を植物系にすれば、けっこう行けると思いますが、豆類を相当摂取しないと、蛋白質の確保が難しいでしょうねぇ。豆腐、麩など、いろいろありますが。
多宗教社会での「おもてなし」で、動物性蛋白質とアルコール由来(あるいは、アルコール発酵する)食材の問題はありますから… ヴィーガンと厳格な菜食主義は、インド料理ならOKなんでしょうかね?

さんさん さんのコメント...

そうそう、私にも僧堂にいた時代ビーガンとは名がついていないけれど完全菜食だった時代が何年もありましたっけ。
朝はお粥と自家製のたくあん、何しろ食事は「一切の音立てちゃいけない」のが決まりですからたくあんも薄く切って口の中でしゃぶってその塩気で薄いおかゆを”音を立てずに”すする。
昼は麦七米三の麦飯と野菜をたくさん入れた味噌汁、出汁なしでミソは汁を濁らかす為塩をぶち込んでオカズになるだけの塩味にする。あとたくあん。夕食は昼の残り飯と残りの味噌汁でおじや。
スッゲー菜食でしょ?でも一と六のつく日にには托鉢で久留米の街に出かけて一軒一軒回ってお米湯飲みに一杯とか頂いてお経を読んで次に行く。この時お昼は点心と言ってまぁ僧堂のファンのお宅でお昼をいただく。お昼を出してくださるお宅も心得ておられて煮魚焼き魚中にはトンカツなんか出してくださる。
この週に一食の非菜食の食事をいただくことのせいでか別段健康には問題はなかったですね。
雲水はそれでも週一で非菜食を頂かせていましたが僧堂の指導者老師はこれはもう完全菜死ぬまでで菜食、それでも70、80まで大声で雲水を怒鳴っておられる。
おいしいものをいただくことは心の栄養になるけれど体は肉魚なしでも結構いけるみたいです。私?できるわけないですじゃん。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、かまくらさん。
植物もタイムラプスで撮影すると動いてますもんね。
確かに排気ガスにさらされている街路樹はちょっとかわいそうですね。逃げ出せないだけに。とか言いながら、庭の雑草はむしりまくる私です。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、現役lecturerさん。
どうもこう、やっぱりセロトニンとかの元になるトリプトファンが植物性のタンパク質には少ないので、気分も沈みがちになると思うんですよね。多分、痩せたいとかそういうことなんじゃないかと思うんですが、意思が強いとなかなかやめないですから面倒です。和食は確かに出汁に気をつければ菜食には向いていますね。このお嬢さんも豆腐持参してました。豆腐の燻製という怪しげなやつです。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
確かにお坊さんは菜食ですよね。それを何年も続けられるのですからすごいことです。週に一食でも動物性の食品を食べられてよかったです。でもやっぱり楽しみなんですね。修行は大変ですね。そうそう、ビーガンとか菜食主義は修行ですよね。まあ、私もひと様の食については何も言えませんが(笑)。