典型的なラトビアの晩秋は雨が多くどんよりとしていて日照がない、そんな感じである。何しろ暗い。管理人がラトビアへ移住した16年前には、その暗さに気づくこともなく、毎日を格闘していたわけだけれど、ある程度生活に慣れてくるとこの暗さが気になってくるわけである。
そんな毎日の暗さが気になったらビタミンDの補給開始時期である。
何しろ日照がゼロの日々が続くのである。自らビタミンDを作り出すことができなくなるので、サプリで補うようにせざるを得ないわけである。これを補わないと冬季鬱っぽくなるのだそうである。
暗くなって来てしまった晩秋のヨーロッパでは、気分を明るくする工夫が必要である。
我が家では暖炉を焚く、というのがちょっとした気分向上イベントである。暖かいし、炎の揺れは心地よい。それから、お風呂にステンデルスの入浴剤を入れてゴージャスバスタイムを楽しむとか。そのバスタイムの後にキンキンに冷えた発泡酒を飲むとか。キャンドルを灯すのもいい。ティーキャンドルを一つでも灯せば気分は上がる。なんとなくロマンチックだったりする。ティーキャンドルなら安いから5個ぐらい同時に灯せばなんだか優雅な気分にもなれる。
こう、小さくても炎がゆらゆら揺れるのを見るのはとても心が落ち着くものである。
8 件のコメント:
炎の揺らぎと焚き木の爆ぜる音が心を安らかにしてくれるのは遥かな太古の昔圧倒的な自然に
対抗できる唯一のか弱いニンゲンの記憶の残火なのでしょうか。
火を見ているのが嫌いという人はこの年まで会ったことがない。かくいう私メも隠居屋の薪ストーブができる前から枯れ木を拾っては切り揃えて薪棚を築いております。近所のおじさんやおにぃさんから薪を四角く積めるってすごいですねぇ、とか雑誌の写真以外で初めて見たとかお世辞言われて「はてそんなすごい技術なんだろうか」と…
昔長野県で見た薪は割った木がみんな同じ太さ長さに揃えられまるで道糸で測ったようにピシッと角が揃って私の薪積みとは小学生と院生ほども違いがあるのを見た覚えがありますが。
朝から天気が良い日は”頑張ろう!”という思いが沸いてきますが、雨や曇りだと気持ちもダウン。
一日ダラダラしてしまいます。
緯度の高い国に住んでいる人は意識してテンションを上げなければならない期間が半年近く続くのですからなかなか大変だろうと思います。
キャンドルはいいですね。地震のないラトビアならではです。
仏壇のロウソクでさえ拝んだらすぐ消すというこちらでは、キャンドルを灯して癒されるというのはなかなか贅沢なことです。
冬時間の始まり、その1時間の差で日暮れがガーッと早くなり、気分が沈んでいきます。
確かにイギリスに来た最初は2年のつもりだったので、暗い冬も珍しく楽しかったのですが、洗濯物が外で乾かない、青空と陽の光の色が薄いのを見ると、ガタッと気持ちが沈みます。
ビタミンDは処方されて一年中飲まされています。中国人の医師は、どんなに陽に当たってもアジア人の身体にはイギリスの太陽ではどうにも足らない、自分も一年中飲んでる、と言っていました。日本の薬剤師は、摂りすぎと言いますが、血液検査ではやはり足りていない、と出ます。
我が家には暖炉がないので残念です。が、キャンドルなら確かに安上がりの上、気持ちが温かく安らぎますね。我が家もキャンドルの熱でクルクル回るアルミの飾りがあります。日本では時々焚き火クラブなるものが大人の間にあるのを聞きます。人は火が好きなのですね。
だからでしょうか、火が燃えているように見える暖房も増えてきました。
こんにちは、さんさん。
我が家のサマーハウスには前のオーナーから受け継いだ「マキにできる木材」というのがありまして、パレットとか、どこかの家が火事になってその燃え残りの木材とか、ひたすら「廃材でもなんでも燃料だよね」感が漂っていました。これらを暖炉に入る長さに切りそろえるのが結構大変でした。しかも釘とかついたままなので、燃やしてから釘を回収するとかしてました(笑)
ちゃんとした木の薪は美しいですよね。
炎はいつ見ても落ち着きますよね。古代からの記憶なんでしょうかね。
こんにちは、紫陽花さん。
キャンドルはラトビアではごく普通に灯します。一説にはキャンドルが燃え尽きる長さがゲストとしての長居の目安とか。ママの生前はゲストのテーブルには4時間ぐらい持つ長いキャンドルが灯されてました。長く居てほしいということだったのかもしれません。
たった一本のキャンドルでも結構な暖房効果があるんですよ。冬はやっぱりキャンドルだなあと思います。とはいえ、もみの木に本物のキャンドルを通りつけて火を灯すラトビアでは毎年それが元で火事が起きます。地震がなくてもやっぱりやっぱり火の元注意ですね。
こんにちは、かまくらさん。
わかります、同志よ!ビタミンD必須ですよね。私は冬にビタミンDを摂らないと悪夢を見る回数が増える感じがします。なので必須です。
私は日本に住んでいた間、全く火と触れてこなかったというか、ガスコンロの火ぐらいだったので、ラトビアに来てキャンドル文化に触れた時には嬉しくて何かにつけて率先してキャンドル焚いてました。ただ、根が貧乏性なので、5本だてのキャンドルホルダーとか、ちょっとゴージャスすぎて無理かもと思っていて、いまだにちょっと、と抵抗があります。私もティーキャンドルをつけるとくるくる回るの持ってます。ずっと眺めていられますよね。そろそろクリスマスグッズも引っ張り出して来ていい頃ですかね。ちょっと華やかにして外の暗さを誤魔化しましょう!
蝋燭というと日本ではついつい仏壇のローソクが頭に浮かんでしまいますが、和ローソクと西洋ローソクは芯の材料や燃やす油の種類が違うのですね。和ローソクという言葉は知っていましたが、全然知りませんでした。
こんにちは、紫陽花さん。
以前、日本へ一時帰国した時に帰りの成田空港の売店で和蝋燭をママへのお土産に買ったことがあります。蝋燭の表面にとても綺麗な模様が施されていて、結局ママは「綺麗だから火を灯せない」と言ってずっと飾ったままでした。
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