いつも全員パスしてくれると良いのになあ、と思って臨む定期試験だが、まあ、毎回1人2人は落ちるのである。今回は幸いにして1人のみであった。だが、一人だろうと追試をせねばならない。たった一人だからお情けでというわけにはいかない。基準を満たさない者は通すわけにはいかないのである。
ただどうも、試験に通った学生たちの答案を見ていても、なんだかこちらの思いは伝わってないなあと感じるのである。まあ、ちょっと特殊な考えから作ったコースなので、仕方ないとは思うのである。歯医者は実はとても遺伝病を発見しやすいのだから、遺伝学は知ってないとダメでしょう?というコースなのである。虫歯を治したり歯科矯正をしたりするだけじゃなくて、口の中や頭部を診ながら患者本人も気づいていないような遺伝病や癌に気づけ、というコンセプトのコースなのである。反省として、来学期までにはもう少し意図が伝わるような工夫が必要かなと思っているのである。
相手に何かをわかってもらいたい時に、おそらく一番考慮すべきは知識レベルの差と興味の有無だと思う。大学で教えるというのは学生の興味はあるんだというのが前提であるべきで、結構ぶっきらぼうな講義やゼミでも十分だと管理人は思うのだが、まあ、多くの学生に管理人のメッセージを理解してもらうにはちょっと努力も必要なのであろう。
4 件のコメント:
晴れて涼しいロンドン郊外から、こんにちは。採点完了ですか? 羨ましい。
こちらでは、死体検案書の処理と、学部卒論採点の集計・処理が残っています。
> 知識レベルの差と興味の有無だと思う。
興味の有無なんですが… 大学・大学院に来ているモチベーションにもよりますねぇ。なんとなく来ている学生の場合、学科のメインの内容で身近な事を訊いても、反応は薄いですし。ある程度、目的があってきている学生の場合、食いついていきます。
学部の場合、1年あれば、何かしらの補正が出来るかも知れませんが、修士課程の場合、1年(12ヶ月)だけなので、2学期分の科目で失敗すれば、修正は効きません。今回の修士の学生は、久々に「不合格科目が半数以上で再試験不許可」が出そうです。
オンラインがメインと言う条件で入学したので、外国人学生が主。それも、欧州以外の大学出身で、必ずしも関連の科目でない場合が多いので。オンラインの試験を期待していたら、通常の紙の試験となり…
まぁ、今回の修士学生集団は特異点として、将来、参照することはなくなりそうです。
こんにちは、現役lecturerさん。
ええ、あとは成績付けだけという感じです。
そうですね、私の教えているのが歯学部の学生なので、どうして遺伝学なんか必要なんだ?と訊いてくる学生もいたりします。勝手に必要ないと判断する学生も多いんだと思います。
このオンラインだらけの2年間はやっぱりちょっと特殊でしたね。学生もオンラインに慣れてしまって、教室で試験を受けさせるとたくさん落ちそうな気がします。
試験は二度と経験したくないという思いです。
管理人さんのような学部ならそれなりのやる気を持って臨んでいる学生さんがほとんどという感じもするのですが、なかなかそのようにならないのには歯がゆさを感じられるのかもしれません。
大学へ進学する人は今ほどまだ多くない時代、大学は箔を付けに行くような所という感覚で単位さえ取れれば・・・という感じだったので教えてくださる方の思いまで考えは及びませんでしたね。今の学生さんの方が打算があって熱心ということもありそうです。
こんにちは、紫陽花さん。
ええ、私も試験は受けたくないです(笑)。
医学部とか歯学部とかはもうちょっとモチベーションが高くても良いような気がするのですが、どうも科目によって変わってくるようです。多分、日本の学生さんたちはもっと真面目なんじゃないかと想像します。
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