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2023年3月1日水曜日

楽しい忙しさ

昨日の授業を最後にしばらく授業がない管理人である。

その代わりではないが、データ解析が目白押しである。
データ解析は管理人にとってとても楽しい仕事なのでやる気も出るし、まあ楽しく没頭してしまう類の仕事である。今解析しているのは肝臓がん患者の血液に混ざってくる癌由来の核酸の分析データなのだが、結構面白い。それが診断に使えるのかと言われればちょっとどうかと思うけれど、肝臓がんで何が起こっているのかの一端を垣間見ることはできたかなと思うのである。こういう有象無象の研究が集まって研究も医療も進んで行く。
この研究が直接肝臓がん患者を救えるかというと答えはNOである。

私たち研究者の使命は論文を書くことである。それ以外の何物でもない。
実験して解析してその結果を論文という形に残す。それがその時代に評価されなくても論文といいう形で残しておけば後に誰かが「あれこれってちょっと?」と見つけてくれるかもしれないからである。今分からなくてもいい、未来の誰かがわかってくれてそれがその誰かの資料になってくれれば本望なのである。

そして、そういう有象無象の研究が集まって大きな結果になるのである。

2 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん こんにちは。
根気のいる作業だと思います。それを楽しく感じるというのは研究者ならではのことかもしれません。
研究者は論文にして残すことが仕事とのことですが、膨大な論文の中から誰かの目に留まり研究の一助になるのが一番の幸せなんですね。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
もちろん、研究成果が直接なんらかの形で社会還元できるのが一番なんですがなかなか難しいのです。ただ、そんな大きな発見に繋がらなくても小さな研究結果はたくさん蓄積して大きな発見の下支えになります。下支えの意味は、もうこの研究はやって結果出てるから繰り返さなくていいよというものです。そのためには論文という形で誰の目にも見える形で残しておかないといけないのです。