本日のプスディエナ(遅い昼食)は旦那によるウサギ料理であった。
ウサギはグリリに向いていないという珍しい食材である。大抵のものは、それこそスーパーで買った安いソーセージでさえグリリにすると大変美味しくなるものである。だが、ウサギ肉だけはグリリに向いていない。煮込まないとウサギの良さは出ないのである。
というわけで、本日は旦那がウサギの前足を煮込むこととなった。
ウサギの前足を塩胡椒、そしてオリーブオイルでマリネしたのち、フライパンで軽く焼き目をつけてから白ワインとバターを加えて沸々したら弱火にして20分蓋をして煮る、という調理方法である。出来上がりは、アルメニアの薄いパンの上に盛り付けてソースを染み込ませたパンと一緒に食べるというものである。
前足なので肉はあまりついていない。 白ワインバターソースが大変良くできていてアルメニアの薄いパンとの相性が最高であった。 |
後脚だと一人一本で十分という感じであるが、前足なので一人3本づつである。
なんだかんだ言いながら、煮込みまでマスターした旦那であった。
7 件のコメント:
こんにちは、管理人さん。
今日のお料理の写真も美味しそうですね。
ウサギの肉は見た感じ鶏肉っぽいですが、味も鶏肉に似ているのでしょうか?
ウサギってのは彼の地でも肉屋で売っている(ただし毎日ではない、ほんの時々)のは目にいたしましたが買って食べてみるって気が起こらず、値段が鶏肉よりも高かったような気がする、でついに試食せずじまいで今日へ。
白身だし脂身はついていないしほんとゆのみみさんのおっしゃる通り見た目鶏肉なんですが如何せん皮剥かないままの頭(ほかの部分は綺麗にしてあるのに頭だけ目もついたまま)がついている。コレが肉食草食の違いなんだろうなと思ったわけであります。コレは私には捌けないですよー。
書き忘れました、炙るだけじゃない、煮込み物まで、旦那様着々とご進歩のご様子。
管理人さん こんにちは。
ウサギの肉は多分脂身が少なそうで、グリリにしても美味しくないと勝手に想像しています。さんさんの彼の地のお肉の売り方には、購買意欲はそがれそうです。
こんにちは、ゆのみさん。
ありがとうございます。旦那が喜びます。
ええ、何の肉に一番近いかと言えば鶏肉になると思います。美味しいですよ。どこかレストランで見かけたら是非試してみてください。
こんにちは、さんさん。
ええ、旦那は着々とレパートリーを広げています。ありがとうございます。旦那喜びます。
ああ、頭付きだとちょっとアレですね。当地の中央市場では数年前ぐらいまで片方の前足の先だけ毛皮付きで売られていましたが、それはウサギです猫じゃないです、というためのものだと聞きました。今ではそういうのはありません。スペインとかイタリアとかフランスの市場へ行くと特別な鶏はお頭付き(その他の部分は綺麗に羽をむしってある)をよく見かけます。あれも何か区別するためのものかもしれません。
こんにちは、紫陽花さん。
ええ、全くその通りでグリリにしてもあまり美味しくないです。パサパサになったり硬くなりがちです。
ただ、煮込みは鶏並みに火が通りやすいので煮込み時間も短くて済みます。
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