11月18日はラトビアの独立記念日である。
今年は105年目ということである。自由の記念碑の周りには数多くの献花が寄せられ、記念のコンサートも開かれた。昼間には毎年恒例のミリタリーパレードも行われた。
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから、何とかして自国のアイデンティティを守り通そうという気運が高まっているラトビアでは、とにかくソ連時代の名残のようなものを片っ端から排除しているわけである。105年までに戦って勝ち取った独立が本来なのだからと国民総出でこの独立記念日を祝っているのである。
18日は土曜日だったので振替休日で20日の月曜日も休みである。
気の早い大型ショッピングモールにはもう大きなクリスマスツリーがお目見えしていた。日中の気温もマイナスになる日がちらほら出てきているリガである。
7 件のコメント:
ああ、私もその独立記念日のパレードの”練習"は見た覚えがあります。
歩道に立って軍人さんの行進を見ている人々の目がキラキラして見えたことも。嬉しいんだろうなぁ、105年前ならまだ伝説にまで風化していない家族に語り伝えられた独立話が生き生きと一つや二つ残っているはず。
でもラトビアはロシアからの独立、ドイツからの独立、も一つソビエトからの独立がありますよね?
この11月18日はどこから独立した日なのでしょう.
管理人さん こんにちは。
いつになっても地政学的にも危機意識が払拭できない地域にあるラトビアにとっては大事な独立記念日ですね。
ウクライナのことが無ければここまでにはならなかったと思います。占領・支配された経験のない国民にはなかなか理解しにくいものがあるのも事実です。
この連載を読み始めたころ、そううすら10年ほど前になるでしょうか、記事はどれもラトビアという私たちにはあまり馴染みのない、しかし私的にはなぜか2回も訪れている、東ヨーロッパの小国の消息を伝える記事で、目新しいというか律儀そうな書き手の人柄を反映してきちんとした文体の記事。思わず知らず目を惹きつけられてパソコンを開けるたびに必ず開いたものです。
内容的にはとても惹かれるものでありましたし文章も読みやすくそれからあっという間に何年も経ったわけですが玉に傷というべきか、なかなか次の記事が上がってこない。さぁ、目のこで言って週に3、4回という更新ぶりではなかったでしょうか。
そんなまちどうしい思いをしながら読み続けたこの続き物。。。なんかこの頃ほとんど毎日更新されているではありませんか!
私ども読み手にとっては嬉しい限りではありますがコレはコレで”続ける”ということの大変さ、心への負担を考えると今度はこちらが心配になります。
負担に思いつつもそれはそこは律儀が看板の管理人さんのこと書き始めたらやめられない、何事につけテキトーということができない(おそらく)管理人さんのことゆえ一度走り出すと止められない。さいごは「ええ、もう**やめたれぇ」となってしまうことを私どもは心配いたします。コレが定年になってから毎日暇で暇でラト嫁を書くのが楽しみでということなら結構ですがどうかご無理をなさいませんよう。仮に間が空いても私どもにしてみれば続けてくださることが嬉しいのであってどうかご無理をなさいませんことを。
それと以前も申し上げましたが単行本化のこと「売れるか売れないかの判断は出版社の編集者が商売として判断すること、ぜひ一度ドアをノックされることをお願いいたします。
あるいはこの連載の読者の中にどなたか出版関係の方はいらっしゃいませんでしょうか。
こんにちは、さんさん。
そうなんですよ、パレードやコンサートへきている人たちはみなさん目がキラキラしていて心から独立記念日を祝っている感じがテレビ越しにもわかるんですよね。
11月18日は独立を宣言した日なのでドイツからもソ連からもということになりますが、第一次大戦でドイツにほぼ全土を占領されていたのでドイツからという感じでしょうか。第二次対戦後のソ連による占領からの独立は5月4日になります。
ブログの更新は最近では何だか日記のような感じになってしまってますね。ママと同居していた頃は毎日がドタバタでしたね。最近は面白みがなくなってきているのにお付き合いいただいてありがたい限りです。コメントをいただけると本当に励みになるので今後ともお付き合いくださいませ。
こんにちは、紫陽花さん。
やっぱりロシアのウクライナ侵攻があってから大分ラトビア人の意識も揺さぶられたように思います。スーパーでロシア語で店員とやりとりしている人が少なくなってきているような気もします。自分たちの国、言葉、そして文化を誇りを持って守り抜こうという気迫が感じられます。ここ数年、ボランティアで軍に志願する人達が増えています。普段は普通に仕事をして休日や週末などにキャンプに参加するというようなものです。あまりに志願者が増えて予定されていた若者の徴兵制度が延期になったほどです。
それは良くわかります、やる気というものは書き手と読み手の双方が力を貸しあって作り上げてゆくもの、コレから先だっていつまでもブログが続く限りたとえ私一人が読者(そんなことは可能性ゼロ以下でありますが)になった日が来ても読み続け記事のどこがこちらの胸にずんときたかを書き続けますことお約束させていただきます。
何よりも恐れるのは私の存在がこの世からなくなる日が予想より早く来ることと管理人さんのご健康が、何しろ前科がありますからね、書き続けることを許さなくなる日が来ること。
この世にあるということはある日『在る』ことをやめる日が必ず来ることは理解しておりますが体と脳がブログを開いて内容を理解しそれを文章にして発信する、という作業ができる時間がなるべくは長続きすることを願っております。
なんか長年の習慣と違って私が半纏など着込む時期には管理人さんも同じくダウンコートなぞお召しになる、なぜかそれは嬉しいような気持ちになります。何せかの国ではサンタクロースがサーファー姿で板を抱えてやってくる
などと信じている子供がいる騒ぎでありますからしてクリスマス=そりとはなかなか実感できない。
こんにちは、さんさん。
北半球にようこそ、ですね(笑)。今日SNSで日本の友人が半月の写真を上げていたんですが、ちょうど私もついさっき半月が綺麗だなあと空を眺めたところでした。違うのは「日本の半月は寝そべっている」けれど「ラトビアの半月は直立不動」というところです(笑)。
今朝はもうマイナス9℃になりました。うっすら雪が積もってぴえちがご機嫌でした。
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