今年の管理人の夏休みは五週間である。
なんじゃそれ、という声が聞こえてきそうな長さであるが、管理人の勤める大学では年間八週間の休暇があるのである。夏に4−5週間当てて残りはちまちまと適当に取るという感じである。管理人は日本で働いていた時も結構休暇には恵まれていた職場環境であった。確か年間21日間の休暇があって、それをガチで使い切っていたものである。
そんな5週間の夏休みもすでに10日ぐらい何もしないで過ぎてしまったわけである。だが、この何もしない日々というのが特に重要だと管理人は思うのである。好きな料理を作ったり、庭のどこに何を植えようかと考えたり、ただただこの世の中は美しいなとぼんやりしたり、ぴえちと遊んだり、誰にも何にも強いられることなく只々ボーッと過ごしながら時折思いついたことをする、それが最高の夏休みなのである。もちろん旅行も行かない。なんだろなこの鳥の鳴き声は?そんなことしか考えない。
宿題のない夏休みはどんなに素敵だろう
そう思った子供心は全く正しい直感で、それを実現するのが最高の贅沢なのだと思うのである。
4 件のコメント:
ゴ、5週間だとぉ?、。。とおぉ!といううらやましいというか嫉みみたいな声が聞こえてきそう、ですね。
問題は年間どれだけの休暇が取れるかの権利ではなくてその権利を実行できる職場の環境があるかないかでありましょう。
あなたが休暇をとっている間あなたのしていた仕事を他の社員、職員が手分けして代行する、ついでにあなたのこれまでの仕事の経過や結果を監査する、、というシステムができていれば一っ週間でも1ヶ月でも好きにできるわけですがなかなかそこまでは、、、。
しかしなぜ白人社会ではできることがアジアジオンというか日本人社会ではできないんでしょう、不思議です。
こんにちは、さんさん。
そうなんですよ、日本では考えられないですよね。しかも大学は2週間以上続けて休みを取ることを推奨してたりします。
日本では休みを取ると他の人の迷惑になると考える人が多い様ですが、こちらではそんなことを考える人はいません。自分が休んで業務が回らないのだとしたらそれは経営者の責任だというのが普通です。大学のIT部署からは「夏休みの前に自動返信で休みですというメールを設定しましょう」ぐらいのお達しが来たりします。
ははぁ、自動返信で「ただいま休暇」ねぇ、まぁそれで確かに現況は掛け手に伝わりますけどねぇ。
西欧社会ではそれを聞いて「ああ、そうかい」でなんの蟠りもないのでしょうか。「何日には戻るから」とか「緊急用件の場合はコレコレ」とかの情報を付け加えないとなぁ、とこの老人は感じましたけど。
「いや事実実情が伝わればそれに対する対応は掛け手の責任、こっちがどうこうする必要なし」と割り切るのが当たり前なのだろうか。
そもそも学生がお休みの間は教授陣も右同様でお休みになるんじゃないですか? 大学は覚えないけれど高校じゃ夏休み期間中はシーンと静まり返って気味悪かった様な記憶がありますが。
こんにちは、さんさん。
一応休暇の期間は書いたほうがいい様ですが、緊急用件も受け付けないのでそれ以上のことは書かないですねえ。「休みます。すみませんご迷惑おかけします」という感覚は全く無いです。「休みます。連絡してこないでください」ぐらいの感覚です(笑)。
大学は学生が休みでも研究室は通常営業なんです。でもまあ休みは休みですからねえ。
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