実は管理人は読むことがあまり得意ではない。
というか、興味のわかないものを読むことができないのである。これはおそらく遺伝で管理人の弟は今や開業医だが子供時代に読むことができた本はたった二つで「三月犬の日」と「時をかける少女」だけである。全く本を読まないというか図鑑は面白そうに見ていても小説とか物語とかを読む気配のない弟がとうとう本を読んだか!と記憶に残っているぐらいである。管理人の父が読んだことのある本は白秋の詩だけでそれ以外はさっぱりであった。晩年、NHKには視聴料を払わなくてもいいらしいよと渡した単行本は完読したという。
母はたくさん本を読んでいた。アガサクリスティが好きで、それで管理人も真似して読んでみたことがある。だが、どうやら管理人も父や弟寄りらしくあまり本は読まない、というか読めない。興味のわく論文は読めるが、たいていの小説やら何やらは最初の数行を読んだ後は続けられないのである。村上春樹は好きでたくさん読んだがノルウエーの森で終わった。
さて、新しいメガネを手にした管理人は実は少し戸惑っているのである。
読まなくて良い世界から読める世界に戻ってきたのは本当に素晴らしいことなのだが、何を読むべきかは実はもっと大切なことなのかなあとちょっと思ったのであった。
2 件のコメント:
管理人さん、こんにちわ。小学生になってから父からの誕生日プレゼントはマンガ以外の本を読むようにと偉人の伝記から始まりました。確か織田信長(笑)読む習慣ができて学校の図書室に入りびたってました。公立の図書館は遠かったのであまり行けなかったけど今は活用してます。妹がファンタジーが好きで一緒に読んでましたし活字は何でも読みます。
読める世界、何の本を選ばれるのでしょうか?楽しみですね!
こんにちは、megmeg殿。
偉人の伝記は面白そうですね。お父様が素晴らしい習慣をプレゼントしてくださったんですね。
文字が読めるというのは本当に素晴らしいことだと今回の手術で痛感しました。そうですねえ、何を読みましょうかね。
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