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2024年7月29日月曜日

かなり強力な嵐に見舞われる

日曜の午後6時ぐらいから強力な雨と風の嵐がやってくるぞ、と通知が来ていたラトビアである。実際夕方6時の時点では特筆するような雨風ではなかったのだが夜中ぐらいから所謂暴風雨となったわけである。夜中に目を覚ますとものすごい風と雨の音であった。寝室の窓からは近所に生えているやたらめったら背の高い白樺が見えるのだが、それがあらゆる方向にしなっているのである。これが折れたらご近所さんの家を直撃するに違いないという感じである。我らがサマーハウスにもよくわからないぐらいの巨大な木々が生えているのでそれがこっち側に倒れてきたら家が確実に損傷するので気が気ではない夜を過ごしたのである。嵐は世が明けても続き、月曜の朝には「できる限りリモートで仕事をしてください。公共交通機関は無料にするので自家用車では出かけないでください」というリガ市からのお達しが出ていたぐらいである。

幸い管理人一家のサマーハウスには何も被害はなかったが、ラトビアのニュースを見てみるとあちこちでかなりの被害が出た様である。主な被害は木が倒れて車や家を直撃したりというもので、電車の線路に木が何本も倒れたというのもあちこちで起こった様である。さらになんとこの嵐で2ヶ月分の雨量に達したということでリガの街中ではあちこちで水嵩が増えて道路が水没したりした様である。

今回の暴風雨はラトビアとしては記録的なものだということで保険会社は青ざめているということである。

被害の様子の写真(ニュースサイトへ飛びます)


4 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

毎年の台風ですっかり手なづけられている日本人でも移住してもう何年になられますか? 10年も経つと大雨や強風といった嵐は心に響くものがあったご様子、お見舞い申し上げます。
お宅に被害がなくてよろしゅうございました。
リガ市内の被害の写真新聞で拝見、と言っても木は風で吹き折られて道路上に横たわっているものばかり、日本で台風の被害というと必ず現れる崖崩れとその崖崩れに潰された家の写真などなくてまずまず”被害”は小さかったご様子。もっとも今まで管理人さんの記事で大風が吹いたとか洪水で家が水に。。。などいてという記事はあまり記憶にないので立っている木が吹きおられるほどの大風やはり相当な恐怖であったこととお察しいたします。
こういうときは鬱蒼とした森に半分隠れている様なリガはやはり相当に怖い思いをな漁ったことと憶います。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
移住してもう丸19年になりますね。まあ、ラトビアは何しろ木が多いので暴風雨になると木が倒れるという被害が一番多くなります。洪水も結構多いのですが幸にして私は免れています。今回の暴風雨は80年ぶりらしいです。雨風がおさまってから倒木を電鋸で切って始末してくれる市のサービスには1000件以上の依頼があったそうです。これがまた早いんですよ。あっという間に切り刻んで持っていってくれます。

さんさん さんのコメント...

それはそれは、なんにせよお宅に被害がなかったことよかったです。
倒れた木の始末、私も自分で何度もしましたがチェーンソーで幹を短く切るというところは簡単というか時間かからないんですが、枝の先に方の始末が大変なんですよ。 おまけに枝には葉がついていますからあと掃き掃除もせにゃならんし、それに「持っていってくれます」というところが素敵ですね。都市生活者にすれば掃き集めた葉や小枝の始末に途方に暮れるところ。
リガ市役所の有能ぶりがこんなとこにも伺えますね。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
ありがとうございます。リガでは枝葉もそれ用のゴミ置き場に置いておくと持っていってくれます。ただ、枝葉は普通ゴミとは別に出さないといけないですが。それにしてもしばらく市のサービスも大変ですね。