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2024年7月23日火曜日

肉入りパンケーキ(Gaļas pankūkas)

実は結構な種類のパンケーキが存在しているラトビアである。

ママとの暮らしではよくパンケーキをお昼ご飯に作ったものである。ケトジェニックダイエットを続けている管理人としてはパンケーキを作ることはなかったわけだが、最近旦那が出来合いの肉入りパンケーキを買ってくるので久しぶりに作ってみることにしたのであった。

ラトビアで普通に食されているパンケーキは小さなホットケーキの様なものからコロッケ状のもの、そしてクレープ状のものとさまざまである。この肉入りパンケーキはクレープ状に薄く焼いたパンケーキでひき肉などを巻いてもう一度焼いたものである。

パンケーキ

  • 卵3個
  • 小麦粉 グラス1
  • 牛乳または水 グラス1
  • 塩少々


  • ひき肉 400g
  • ゆで卵 2個
  • 塩胡椒

薄くパンケーキを焼く。コツは中火よりやや弱い火力で焼くこと。

出来上がり。薄いパンケーキは管理人が作って、具は旦那が作ってパンケーキを巻くのも旦那がやったので多少包み方が伝統的なものとは違っているが、まあ良い。

中身はこんなかんじ。今回は豚ひき肉を炒めたものとゆで卵のみじん切り。

この手のパンケーキの具はいろいろな種類がある。カッテージチーズだったりチーズとハムだったり、カッテージチーズとジャムだったりさまざまである。

肉入りパンケーキの場合はひき肉ではなくスープを作るために使った肉を挽肉機にかけて具にしたりするのがママ流であった。そのためみじん切りにしたベーコンを加えたりするのである。久しぶりに作ってみてとても懐かしい気持ちになった管理人である。

4 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

カテージチーズ+ジャムという組み合わせは初耳でした。もっとも無味の中の旨味みたいなのがカテージチーズの売りですからジャムと組み合わせたって問題なしなのでありましょうが。
しかしパンケーキがpankukasと綴られているところ「ああ、ラトビア語もゲルマン語一族の分かれなんだなぁ」とわかりヨーロッパというものがまた一つ身近に感じられる含蓄ある書き込みでありました。
流石に大国ロシアといえども手が出せなかった、うーん、言葉というものが持つ
巨大な力を感じました。
それにしても日本の夏ってこんなに暑かったんでしたっけ?

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん こんにちは。
しばらくご無沙汰しているうちに景色が変わっていて動揺してしまいました。目下嫁孫が10日程の予定で滞在中で民宿のおばーあさん状態です。
肉入りパンケーキを見て懐かしい思い出がよみがえってきました。今から遡ること40数年前、社宅で試食会があってボルシチと揚げピロシキを総出で作りました。薄焼きクレープにひき肉とゆで卵を玉ねぎを入れて衣を着けて揚げるというものでした。ロシア料理として紹介されていたレシピだったような記憶があります。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
カッテージチーズにイチゴとかのフルーツやらチョコレートやらジャムやらはとてもこちらでは普通なんです。私もやります(笑)。私の朝ごはんはカッテージチーズに自家製の砂糖を使わないジャムと山盛りブルーベリーとかです。パンケーキじゃないですけどね。
ラトビア語自体はとても古いインドヨーロピアンですが色々と侵略されているのでその国々の言葉が入ってきています。ゲルマン支配の時代に入ってきたドイツ語っぽい単語もたくさんあります。じゃがいもはKartupeļi(カルトペリ)なんていうのが際たるものでドイツ語ではカルトフェンですからねえ。ラトビア語を勉強し始めた時に、あれなんかみたことある単語?と思ったのは遠い昔の大学のドイツ語の名残だった様です。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
おお、久しぶりの家族集結ですね。
この辺りの郷土料理とされているものは北欧全般だったり東欧全般だったりします。私たちが今食べている肉入りパンケーキと紫陽花さんが社宅の試食会で作ったピロシキと、きっと似た様な味だと思います。ただラトビアでは衣をつけてあげる感じのものはあまり見かけないです。なんだか似た様なのにちょっとづつ違ってますね。