多くの社会人は会社などの組織の中で責任を持って働いている。そして大抵の場合、
私が休むと迷惑がかかる
とか、
私が辞めたら現場が混乱する
とか思っているわけである。だが、実際はそうでもない。
管理人はこの9月からもう直接学生さんの演習をやったりはしなくなった。それは大学側が決めたことで、端的に言えば人件費削減策である。それで代わりの人を探し、管理人の大学院生が演習を担当してくれることになったのである。管理人としては結構心配だったわけだが、いざ学期が始まってみると彼女は普通に演習をこなしているわけである。若いということは素晴らしいことである。
そのおかげで管理人はここのところ研究に打ち込むことができるようになって、大変ありがたい状況となっているのである。
なんてことはない、私である必要ないのである。
それは少し寂しい事実ではあるが、実際はどこでもそんなものである。そうでなければ社会は回っていかない。つまりは、別に休んだって良いのである。回らなければそれは経営者の責任なのだから。社会に必要として欲しいという思いももうそろそろ無くて良いのだと思う。必要とされなくても自分は自分である。存在が否定されるわけではないのである。
4 件のコメント:
いやまったく。
私じゃなくたって変わりはいくらでもいるって言っても、「だからオメェ消えて失せろ」なんて言われているわけではない。
とは言っても辞表書いて持っていくと「ああ、そう」と慰留も何も無しに受け取られればやはりえらく寂しいもの。
。。。逢うは別れのはじめとて。。。なんて申しますがやはり死別生別を問わず、間柄の親疎は言わずもがなやはり別れよりは出会う方が心が和みます。
まだ顔を合わせたこともない管理人さんですがある日突然「都合によりこのページは今日から閉じることになりました」なんて書いてあるのを見つけたらやはりショックで数日は気持ちがひどく落ち込むことでしょう。
とは言えどれほど親しかった仲間でも別れの日はいつか必ずくるものですし。80何年かの人生幾つもの別れを繰り返して生きて参りましたがこればかりはやはり”なれる、無感動になるということは私には無いですね。管理人さん長くお元気で。。。って「オメェの方が先にあっち行くのだろうが、エ?」なんて返されるか。
こんにちは、さんさん。
全くその通りですね。出会いの方が和みます。でもまあ別れは必ずやってくるものですから。別れが辛いというのはそれなりに心を通い合わせたという結果ですし。
職場などで「私が行かないと!」と思っている人は多いと思います。でもまあ、なんとか回るんですよね。なので体調悪いとかの時はちゃんと休まないとダメですよね。
管理人さん こんにちは。案じるより・・・です。結構若い世代はやりこなしてしまいます。かえってアイディアがあったりしてなるほどと思ったりです。
来週地域のイベントがあります。ここ数年裏方を手伝っていて今や古株ですが今回は出られません。古株いなくても、いない方がかえってスムーズに事が運ぶのではと思うことにしています。
こんにちは、紫陽花さん。
そうなんですよね。若者は結構やりこなせるんですよね。私たち世代には経験があるからと思っていると、経験が新しいテクノロジーだったり若者のパワーだったりについていけないこともしばしばです。新しい息吹に期待したいですね。そしてちょっと私たちは楽させてもらいましょう。
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