さて、何故フランスはリヨンへ行ったのかというと、美食の街だと聞いたからである。
綺麗な街並みと美味しい食べ物と美味しいワイン。この組み合わせなら休日の旅にもってこいだと思ったのである。
リヨンという街はフランス第二の規模の都市である。ローヌとソーヌという二本の河が流れる昔からの流通交通の要所である。管理人はもう25年ぐらい前に実はリヨンへは来たことがある。国際学会へ参加するためでリヨン観光は1日もできなかったタイトスケジュールであった。唯一覚えていたのは「川があった」と「コデュローヌというワインが美味しかった」ということだけである。美食の街のはずなのに食べ物の記憶はない。
そんな訳で全く訪れたことのない土地へ旅行に行く気分で臨んだ旅行であった。5泊6日で丸4日間は観光に充てられるという状況である。まるまる4日は
- リヨン2区(繁華街)からリヨン美術館へ歩く。美術館鑑賞後リヨン風居酒屋の集まる通りで昼食。ホテルまでぶらぶら街歩きをしてショッピングと飲み。特にリヨンにはユニクロの店舗があるのでヒートテックやらを買い込む。ホテルで一休みして夕食を近くのレストラン。
- 予約してあった丸一日ワイナリーツアーへ参加する。ローヌ川の上流に位置するエルミタージュという葡萄の産地とワイナリー。ガイドさんの厳しい質問に耐え抜いてローヌ川右岸と左岸の違いを学ぶ。
- ホテルから旧市街にあるケーブルカー発着所まで歩いてケーブルカーに乗ってフェルブールの丘へ登る。そこにはノートルダム大聖堂がある。そこからのリヨンの街の眺めを楽しむ。そこから丘を緩やかに降りつつローマ時代の劇場遺跡と博物館へ行く。そこから丘を歩いて降りて旧市街へ行く。旧市街でご飯を食べてショッピング。そこから歩いてホテルへ帰る。
- 3日目の旧市街で「トラブール」と呼ばれる街中の抜け道を見損ねたのでそれに再チャレンジするために再度旧市街まで歩く。トラブールを満喫したのちにそこから歩いてポールボキューズ市場へ向かう。そこでおフランスの臭いチーズを買い、生牡蠣を白ワインと共に流し込む。近くの薬局で「おフランスの薬局コスメ」を買う。ホテルへはタクシーで帰る。
といったような内容である。詳細は明日以降。
5 件のコメント:
管理人さん こんにちは。管理人さんらしい緻密は事前調査と計画 次回が楽しみです。行ったこともないのにリヨンというという地名を聞くとパリ以上にフランスらしい所というイメージが勝手に湧いてきます。
こんにちは、紫陽花さん。
リヨンは確かにフランスの良い「らしさ」が凝縮したような街でした。季節もちょうど良かったです。物価もパリ程ではなく若者がはしゃいでいるような街でもなく、シニア旅には丁度良い落ち着きがありました。
初めて見参する街、若者の雄叫びも聞こえず他の観光客が道を塞いで群れているわけでもない、ヨーロッパに行ったことがない私がイメージする古い家並みが続いていたことと思います。
しかしあれですねぇ写真を見る限り空中に張り巡らされて電線電話線、日本ではあれは恐ろしく古都の風景を傷つけていますがヨーロッパではどうしているんでしょう。
上下水道管と一緒に埋設、が私に考えつく一番合理的な方法ですがこれをやるには上下水道、各種配線をいちどきに工事しないといけまい。
「電気がうちに来る」だけで大喜びした時代を知っている私にはみんないっしょに、なんてことは想像がつきません。
書き忘れました、そんな古都の風情を大切にしている街では道路の舗装も愛想もないアスファルトじゃなくて角がすり減った敷石が並べられていたのでは?と想像致しますが。
「アノねぇ、映画のシーンじゃないんだからそこまで金かけて凝ることはできないの、いい年なんだからそのくらい想像しなさいよ」
なんて、
こんにちは、さんさん。
リヨンでは日本で見かけるような電柱とかはほとんど見かけませんでしたが、トロリーバスやら路面電車が走っているのでその電力供給用の電線は通りによっては張り巡らされていました。リガも似たような感じです。道路はほとんどアスファルトでした。リヨンの旧市街の中は敷石でした。リガもそうですね。敷石だとスニーカーのような履き慣れた靴じゃないと足を捻りそうです(笑)
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