今年のリガは暖冬のようである。
マイナス気温や雪もせいぜい2日である。今はもうプラス気温の暖かい12月後半である。
数日前に2cmぐらい薄く積もった雪にぴえちは大喜びで、その翌日に歩道から避けられて積み上げられた雪の小さな山では頭を突っ込んだり掘ったりしていたのである。そんなに雪が好きらしい。
そんな雪ももうすっかり溶けて跡形もない。
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| リガのクリスマス市場。怪しげな中世っぽいコスチュームの人が怪しい鍋を掻き回している。 |
11月末のウイーンでクリスマス市場を楽しんだ管理人夫婦だが、今年はリガのクリスマス市場が欧州のベスト3に入ったということで行ってみたのである。確かに、リガのクリスマス市場はだいぶ他の都市のものとは違う。まずキラキラじゃない。電飾は最小限である。装飾で使われているもみの木やその枝は全部本物である。そして何しろ石畳の上でちょっと暗めの怪しげなクリスマス市場なのである。謎に厳つい顎髭を生やしてツーブロックの「えっと、バイキングなんですか?」という感じの無口な男性がひたすら薪をくべていたりBBQをしたりしているのである。うっかり文句を言うと斧で切られるかも、と言う変な臨場感を醸し出している。アクセサリーやミトンを売っている女性達も最小限の愛想である。えっと、これなんですか?とか問い掛ければ満面の笑みで接客してくれるものの、その謎な雰囲気は保ったままである。何しろ怪しい雰囲気で統一されている。ぜひ機会があったら訪れていただきたい。

4 件のコメント:
久しぶりにコメントします。
写真の鍋ですが、どんな食べ物なのでしょうか??
おでんみたいな食べ物?
手前に写っているもふもふした物は鳥の頭のようなぬいぐるみにも見えるし、キノコにも見えます。
ゆのみ
管理人さん こんにちは。中世のクリスマスマーケットは今のような華やかさはなくて素朴なマーケットだったのかもと思ってみたり。怪しい雰囲気に満ち溢れていたかも、なんて連想するのも面白いです。我が家の12月のカレンダーはリガの中心部のいいかにもクリスマスという景色です。
こんにちは、ゆのみさん。
いや、実はわからないです。来週もう一回行って確かめてみようと思います(笑)。手前に写っているモフモフは羊の毛皮です。座布団代わりに木のベンチの上に敷いたりします。
こんにちは、紫陽花さん。
いいですね、リガのクリスマスがカレンダーの12月。今年は本当に暖冬で、日本の冬と変わりないんじゃないかと言うような感じです。クリスマス本番には雪が降って欲しいと思う反面、雪が降ると滑りやすくなるので嫌だなあと思ったりします。わがままですね(笑)。
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