ページ

2026年3月12日木曜日

映画Putnubiedēkļi(Scarecrow)

リガにはSplendid palaceという古い映画館がある。

この映画館はリガの新市街にあってその建物と内装がとても優雅で小さなオペラ劇場のようなのである。管理人はまだこの映画館で実際に映画を見たことがなかったわけである。何か面白いものはないかとネットで探していたらPutnubiedēkļiというラトビアの映画が公開直後でこのSplendid palaceで上演するという情報を得たので早速旦那と行って来たのであった。

Putnubiedēkļiというのは日本語に訳すとカカシである。ちょっとニュアンスが違うのかもしれないが鳥を追い払う者という感じである。

このドキュメンタリー映画はリガ国際空港で飛行機の安全と周辺から紛れ込んでくる野生動物の両方を守る空港スタッフの仕事についてのものである。空港はリガ国際空港に限らず特に鳥については最新の注意を払っている。それは間違って鳥が飛行機のエンジンに飛び込んでしまったらそれだけで大きな事故になりかねないからなのである。

ドキュメンタリーなので映像は実際のもので、ウサギや狐、様々な鳥たち、ネズミやハチまで空港の対動物班Scarecrowは何にでも対処するのである。着陸する飛行機のタイミングに合わせて空砲を打って鳥を追い払ったり、迷い込んだウサギをフェンス際まで車で追い詰めて上手くフェンスの切れ目から外へと誘導したり。空港内の他の職員からの動物目撃情報を受けて出動したり。滑走路脇の緑地付近にミミズが発生しているとカモメが寄ってくるからということで一掃作戦を展開したりする。

普段目にすることのない空港の裏側を見せてくれた映画であった。

今年で102年という歴史ある映画館。



4 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん こんにちは。歴史そのもののような映画館ですね。大事に建物を保存しつつ活用しているのが素敵ですが地震がないからできることなのかもと思ったりもしています。どこの国の空港でも飛行機の離着陸を見守る”かかし”がいるのですね。お正月に見た100カメ羽田空港(NHK)では車で滑走路を点検中に鳥の亡骸を発見してそれをビニール袋で回収する作業が流れていましたが仕事と割り切っていても触りたくない見たくないものだと思ってしまいました。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
全くおっしゃる通りです。地震がないのでよっぽどのことがない限り昔の建物がそのまま残っています。ただ、リノベーションは施されています。歴史的建造物の場合はリノベーションでもそのままの外観などを保たなければならないということになっているようです。
時々我が家でも小鳥がガラスに激突して死んでしまうことがあるのですが、外傷が無くてもちょっと触るのは厳しいです。

megmeg さんのコメント...

管理人さん、こんにちは。古いと言われても、ただステキな建物だなぁと思ってしまいます。日本橋、東京駅あたりの古い建物が耐震性の問題とかでドンドンなくなって見たことのないビルになってきています。地震の国とは言え、もったいないな~と思います。

以前団地の敷地にカモが死んでいて役所に電話したら、出来れば新聞とビニールでくるんで生ゴミで出してほしいと言われましたよ。そのままにして、ノラネコとかが食べたりするのも心配だったので頑張って処理しました。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
東京や横浜には歴史を感じさせる素敵な建物が沢山ありますよね。あれを取り壊してしまうなんて残念です。せめて作り替える時には同じデザインのものにして欲しいですね。
おお、カモはちょっと大きさがあるのでmegmeg殿頑張りましたね。きっと、「うわっ」って思ってそのまま立ち去った人が多いでしょうからmegmeg殿はほぼ英雄です。