管理人の働く大学では6年ごとに業績チェックがある。
日本で言う助教、准教授、教授がこの業績チェックの対象になるのである。他の大学のことはあまりよく知らないがラトビアの大学はほぼ推しなべて同じような業績チェックがあると言うことである。チェックされる項目は直近6年間でどれだけ論文を出したのかとか研究費を獲得したのかとか学術的な国際貢献があるかとか博士課程の学生さんが博士号をとったのかとかそんな感じである。さらに国内外から3人の教授に業績レビューを頼まなければならない。結構大変である。しかも職種ごとに最低論文数とか色々と規定があるのである。
もちろんその規定をクリアできない人も出てくる。そうなると1年間だけ「代行」と言う状態になるのである。給料はそのままでこの1年間で条件をクリアさせるだけの猶予期間をくれるわけである。そして1年後に条件がクリアできなかったらクリアできた職種にダウングレードとなるのである。例えば教授が6年間で最低5論文必要だけれども3論文しか出していない場合、猶予期間中に5論文に達すれば教授を続けられるが一年待っても論文数が増えなかったら3論文が最低条件の准教授に格下げになると言う感じである。1論文しかなかったら准教授にもなれずに非常勤講師へと格下げである。
管理人は幸いなことに准教授を続けられるだけの基準はクリアしているのでまずは一安心である。それでも進退に関わる一大イベントなので必要書類などを念入りに用意していると言うわけである。
今回業績チェックを通過できれば管理人は自動的にあと6年間今と同じ条件で働き続けることができるわけである。つまり67歳まで働けると言うわけである。6年後の情勢はどうなっているかわからないのでその先の計画は立てても仕方ない。まあ、年金がもらえる歳になるまで働き口があると言うのはありがたいことである。
2 件のコメント:
管理人さん こんにちは。論文なんて卒業論文しか書いたことがなくしかも論文などというレベルでもない論文で管理人さんの世界の論文とは次元が違い過ぎです。それでも1年がかりの七転八倒の大騒動でもうこりごりでした。教授の場合は6年で准教授で3本ということは一年で一本ペースですね。達成すれば6年間の保証付きとはいえかなりハードだと思うのですが次々テーマを考えて仕上げていくのは大変ではないのですか?
こんにちは、紫陽花さん。
大学の卒業論文は誰にとっても大変だった思い出しかないと思います。私も卒論が一番辛かったです。研究の場での論文は一報仕上げるのに年単位の時間がかかるので様々な人たちと共同研究をしながら役割分担をしていくつも同時並行で勧めていく感じです。この6年ごとの業績チェックも少し前まではもっと緩かったのですが、ここ数年でだんだん厳しくなってきました。年齢で定年にできないので業績の上げられない老教授たちの肩叩きみたいになってる気がします。
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