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2020年11月19日木曜日

グダグダな一日

あまりにグダグダな1日だったので、文章もグダグダな管理人である。 

2日ほど前に日本から小包が届いたというお知らせが郵便局から来た。

お知らせは携帯にショートメールでやってきたのだが、関税がかかるからそれを支払いに郵便局にきてね、というものであった。日本からの郵便には時々そういうことがある。今回小包を送ってくれた友人はEMSを利用してくれていて、今まで一度も関税を払うということになったことはない。何となく、EMSだと関税にひっかからないのか、と思っていたのだが、そうでもないようだ。きっと抜き打ち検査をしているのだろう。

まあ、ともかく、郵便局へ出向いた。
「あんた、これ、関税払わないと渡せないよ。DIVで払ってからまた来て。」
という、何とも理不尽な答えである。ここで払えないのかと聞くと、
「だって、いくらだかわからないし」
ということであった。以前、関税払えとなった時には郵便局で払えたのに、どういうことだ。
だが、窓口職員とやり合ってもらちはあかない。職員は壁に貼ってあるインフォメーションというポスターを指差して、
「あそこに全部書いてあるから、その通りに支払って」
「ほら、この送り状をスマホのカメラで撮影して、自分で関税申告してください」

というのである。そこにはネットで支払えとある。仕方あるまい。

あきらめて帰宅して、DIV(ラトビアの納税システム)へログインして関税の自己申告及び支払いをしようとしたのだが、本人確認が必要なのである。通常、本人確認はオンラインバンクがやってくれる。銀行口座は本人確認後でないと作れないので、本人確認作業をオンラインバンクが肩代わりしているのである。ところが、オンラインバンクにログインするための認証ソフトが期限切れだというのでリニューアルしたところ、ログインできなくなった。銀行に電話して文句を言うも、認証ソフトの会社に電話して相談してくれという。認証ソフト会社に電話して文句を言うも、銀行へ出向いて相談してくれという。ちなみにラトビアの外資系銀行が使っている認証ソフト会社はエストニアのものである。
オンラインバンクではない認証方法としてはIDカードに埋め込まれたデジタル署名を使う方法である。だが、管理人はこれをまだアクティベートしていないので使えない。アクティベートするにはIDカードを読み込むためのカードリーダーが必要なのだが、まだ買っていないのである。

つまり、無限ループ入りである。

電話相談では埒があかない。仕方なく、各webサイトのHelpとかをゴリゴリ読んで、ようやくちょっとした解決策に辿り着いた。それは、ICチップの埋め込まれたカードを読み込むためのカードリーダーを買い、認証ソフトに再登録すると言うものであった。

実はこのカードリーダー、これがあれば大学での書類のやりとりもとても簡略化できるのである。それを知っていながら
「自費で買うのはどうよ?」
などと買わずに誤魔化そうとしていたのである。そういう無精さがこうやって事態を面倒臭い方向に導いていくのである。

明日一番で買いに行こうと思った管理人であった。


4 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

遥かなる昔、まだコンピューターなる言葉が恐れ多くも「神」に近づく道具みたいな響きを轟かせていた頃
いつか近い将来にオンラインで(その当時はコンピューター同士は隣接した同室のものは別ですがそれ以外はすべてオフライン、でかい磁気テープか紙カードか光学読み取り活字で印字されたテープでやりとりするものでありました)コンピュータ同士でデータをやり取りして紙の書類なんてものはこの世から消えて無くなる、なぁんてセールスにほらこいていたものでした。その当時100万円/月のレンタル料のシステムが今私の机の上に座っているパソコンよりもへなちょこでしたものね。

がしかしその道具を「使う」人間の方はちょっとも進化しないためにあれから半世紀経っていても未だに今日の管理人さんの記事のごとく小包すら受け取れないてな羽目になる。
これでモタモタしていてごらんなさいやっと書類が整って税金も納めて証明書持って郵便局に行くと「あ、当該の小包は先週で廃棄されましたぁ。局留置きは2週間までってほらここに書いてあるでしょう」てな話になるかも。
ラトビア語で英語のShitに相当する言葉はございますか?

紫陽花 さんのコメント...

良い方に転がることは少ないにしても、気持ちが良いぐらいサクサク事が進み、
悪いモードに入るとこれでもかこれでもかというほど続き打ちのめされるのが
世の常。でもその先に光明ありです。
日本からのEMSがどのぐらいの日数で届いているのですか?いつもより時間が
かかるとは郵便局でいわれましたが、航空便も貨物便は動いているのですね。
どうして今回税金がかかったのかは分かりませんが、好意で送ったものが
相手に思いがけない負担(金銭的のみならず時間や手数)をかけることが
あるというを知り注意深くしなければならないと痛感しました。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
めでたく関税を納めることができました。一安心です。
その経緯については今夜ブログに書きます。何というか、一つ利口になった気分です。

おほほほほ。ワタクシ、そういう言葉は存じませんのです。
その昔、ママと暮らしていた頃、ママの友達の電話を私がとりつぐことが多かったわけですが、そのお友達の一人が「トラムの中とかでこう言われたらこう言い返すのよ」とロシア語の罵詈雑言をワタクシに教授しまして、それを後日ママのお友達がそれをママに報告したために、「ありがとうとかこんにちはとかを教えずにそんな汚い言葉を教えるなんて」とママが激怒し、それ以降そのお友達とは疎遠になったというエピオードがあります。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
何だかグダグダな日は何をやってもだめですよね。そういう日はあきらめて何もしないのが良いと思います。
友人が送ってくれた小包は16日間かかったようです。多分、実際はもっと早く着いていたと思いますが、おそらく税関で止められて時間がかかったのだと思います。
今回税関で止められたのは、全くの無作為抽出だと思います。EMSで関税がかかったのはこれが初めてです。詳しいことは今夜ブログに書きますね。