あなたたちの娘、やっとやっと、でも、とにかく、今日、准教授になりましたですよ。
准教授っていうのは今風の呼び方で昔風に言えば助教授です。ええ、すみません、結構長くかかりました。でもとりあえず到達したことを喜んで欲しいと思います。
ああ、フルプロフェッサーは期待しないでね。
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18 件のコメント:
おめでとうございます!!!
ますます向上心upの管理人さんだと思います。
お体だけは大事にしてください。
おお、師走に入って今年最大のトピック、これは素晴らしい。
”おとうさん、おかぁさん”とご両親に呼びかける、異国に暮らす娘
それを見守る世界中に散らばる友人知人
霊というものがあるとしてこの世にあなたという命を送り出し生きる道すじをつけ他ご両親として最も誇らしく思う刻だったとおもいます。
これからもお元気で。
昇進おめでとうございます。良いクリスマスプレゼントですねぇ。
イギリスの場合、ランクが独特なんで、Prof., Reader, Senior Lecturer, Lecturer となっていまして、アメリカ等との交流のある部署だと、Lecturerの上の方がAssistant Prof.、 Senior Lecturerは Associate Prof. と自称しているところもあります。
契約上、Reader以上は単年度契約なんで、昇進に応募するのも心理的な壁はあります。逆に、5~7年以上同じランクに居ると、給料が上がらなくなるという問題もあります。(一部の大学を除いて、イギリス全土でこの傾向が。)
ウチの大学の場合、1月末に応募締め切り、3月に面接、6月末に内示、10月1日付で昇進となっています。
管理人さん、おめでとうございます!
こんにちは、紫陽花さん。
ありがとうございます。コロナ禍ということで教授会もZOOMでした。
今回は2年ぐらい前から色んな条件を一つ一つクリアして行きました。日本で果たせなかった夢だったので嬉しいです。
こんにちは、さんさん。
ありがとうございます。色々と条件があってクリアできるのかな?と思いながらの準備でした。教授会終わってほっとしました。両親が生きていたら喜んでくれただろうなあというのが今の正直な気持ちです。自分自身も「自活できる女性になれ」と言っていた両親に顔向けできるなあと思います。
こんにちは、現役lecturerさん。
ありがとうございます。
イギリス、ランク本当に独特ですね。ドイツもなんだか独特だと聞いたことがあります。ラトビアもDocentsというのがあって、これがまたドイツのDocentとはちょっと違うというなんだかややこしいことになっています。上にいくと単年度契約というのもすごいですね。うちの大学は6年に一度規定を満たしているかどうかの審査があって、満たしていないと降格とか単に打ち切りみたいなことになります。
こんにちは、megmeg殿。
ありがとうございます!
おめでとうございました…と祝福したい、それがまず頭に浮かんだ最初の反応でした。その通りメッセージを送り出してからしばらくして
大学で教える、自分の持っている知識を学生たちと共有するという行為に
講師だ准教授だ教授だと大学という組織が差別をつけるのは許されるべき行為だろうか、という思いが頭に浮かびました。
以前書いたことですが私がいた大学の老教授、立派な「教授」先生でありましたが授業はボロボロのノートに書かれた内容をぼそぼそと読み上げるだけ。
いつもひとコマの授業を30分以上残して切り上げるのでそれなりに「アリャイイゼェ」などと学生受けはよかったですが「あれが本学の教授かね?」という驚きは今だに忘れられません。
管理人さんがお書きになっているように単位時間当たりの支払額を変えたり地位を不安定に、あるいは安定したものに変化させることで人間の努力の質の向上を図るのは資本主義下では許されるべきことなのかもしれませんが何かアカデミアの世界と資本主義、あまり露骨にされてもねぇ、とも思います。
「教授になることは期待しないでね」と書かれた一文にも”だろうなぁ”と思う反面”既得権”とか”株仲間”なんて言葉がチラと頭をかすめたりも致しました。
ラトビアで教職を報じられて十五年、ここは素直にたゆまぬご努力が報われたことを喜ぶべきところではあります、が。いやはやニンゲンという生き物は。
こんにちは、さんさん。
大学の中ではそれぞれみんな違う役割をになっています。教授やら何やら区別がありますが、それぞれ違う役割があります。教えることというのも、どう教えるのか、どうやって教えるのか、どの教材を使えばわかりやすくなるのか、というようなことはそれぞれ立場によって変わります。最善を尽くして教えたとしても、このコースの成り立ちがもともとまずいんだなどと言われても教師は困ります。最も重要なことは誰に責任があるのか、ということです。資本主義とアカデミアとの関連ではなく、誰が責任を取るのか、というのが一番なんです。
> 資本主義とアカデミアとの関連ではなく、誰が責任を取るのか、というのが一番なんです。
同業者から言わせてもらえば、「誰が、どのような責任を取るか」でしょうなぁ。イギリスの大学の場合、教授によっては、「研究専門」「学生相手の教育専門」「学内管理専門」と、それらを決められた割合で… となっています。ですので、学生相手の講義の評価が悪いと、授業科目が減らされて学内管理に移ったり、研究資金獲得が得意であれば、研究専門... となります。
で、教授の場合、単年度契約で、それぞれの部門のノルマを設定され、何年か達成できないと肩たたきに遭うようです。ノルマは、達成可能なモノから始まりますが、そのハードルの設定によって、収入が決まるようです。教授職の最低年俸は決まっていますが、交渉次第。例外は、外部からの研究資金獲得の場合。間接経費の何%が奨励金として、別口の収入になります。
お隣の奇怪工学科の内燃機関専門の教授は、ガソリン・エンジン車販売禁止で数年先には研究ネタが無くなりますから、大変でしょうなぁ。専門領域を変えるか、教育専門職あるいは管理専門職になるか…
なるほどー。初めて教えていただきました。学生から見ると雲の上の方々って
感じでしたがなかなかどうして…
在学中4年間毎年春先に学務課から配られる講座案内、これを見て面白そうな授業に丸をくれてから時間割に取り掛かってうまく収まればやれやれとなるわけですが先生方の顔ぶれが四年通してピクリとも動かなかったような記憶がありますが内実は大変なんですね。
内燃機関がご専門の先生方はまことに御愁傷様、時代ですなぁじゃ話が終わらない驚天動地でありましょう。
ところで細胞分裂、特に生殖細胞の分裂と融合ぼちぼちと自習しておりますが
減数分裂で染色体が倍になる問題は回避する、細かい仕組みは置いておいてとりあえず納得いたしましたのでこれから「どうやって」という仕組みの方へ手を出そうか、やばいかなぁなどとウロウロしております。
ところがまたまたここに難問が。♂の染色体の半分を持った細胞とメスの方の生殖細胞が合体して…てのはわかるんですが「じゃぁその半分ずつの細胞は♀の免疫体の攻撃は受けないの?、半分とはいえ明らかに他人様の細胞「異物はカケラでも侵入は許さんぞ」って目ぇひからせている免疫システムの網が潜れる?
”まことにぞ法の御蔵というべきか釈迦もだるまもひょいひょいと産む”なんて
川柳の通り理屈はわかんなくても「本当にスゲェ」と昔のひともわかっていたようです。
こんにちは、現役lecturerさん。
そうですね、誰がどのような責任をとるか、ですね。
イギリスはなかなかシビアな制度になってますね。単年度契約で数年以内のノルマ設定となるとちょっと長めの計画がしっかりしていないと難しそうですね、機械工学の教授は厳しい近未来が待っているようですね。なんだか日本だったら残りそうな感じなので日本の大学へ移るのも手かもしれません。
外部資金の獲得、グラントが通ったらいきなりアドミニ関係の待遇がよくなりました(笑)。
こんにちは、さんさん。
国によってだいぶ違うみたいですよ。例えば日本は教授とか准教授になると定年まで見直しなしで行けます。でも最近は期限付きの准教授とか教授もだいぶ増えてきてると聞きます。ドイツでは同じ大学内では上へ上がれずに一旦外の大学へ出ることが要求されます。日本では東大が同じ感じです。
人間の免疫はそこまで厳密に自己と異物を見分けるわけではありません。割とゆるい境界があると思ってください。ただ、免疫系のターゲットになりやすいものというものはあります。それが以前書いたRh-のお母さんがRh+の子供を宿した時に見られる反応です。なので、そういう不適合がなければ攻撃されることはありません。
減数分裂、説明しようと思って講義スライドとかいじってて、そのままになってました。
管理人様
どうぞお気遣いなく、ジジィではありますがまだ明日明後日にどうこうということはなかろう、てな感じですので前に書いた通りいつでも本当に気が向いたときにご教示くだされば結構なんです。
寒いでしょうねぇ、最高気温がマイナスなんて以前二月にラプランドを旅したときが唯一無二の経験です。
暑い方は45度湿度10%はオーストラリア中央部でやになるほどの体験はありますが。
しかし大学の教授でも「今年の目標は?達成可能か?」なんて聞かれて、いや厳しいものですなぁ。もっとふわっとした雰囲気の中で研究しておられるものとばかり思っていました。
こんにちは、さんさん。
時代とともに大学の先生も世知辛い状況に置かれています。私の卒業した大学なんぞは一度ポジションを得たら生涯安泰でしたし(笑)。
45℃の方が辛そうです。マイナス10℃ぐらいまでは全然大丈夫ですよ(笑)
減数分裂なんですが、その前段階の知識も必要でして、その辺も含めてわかりやすいスライド数枚にまとめたいと思います。
管理人さん、このたびはおめでとうございます。
私、管理人さんがまだ日本にいらして最初のブログをはじめられたころから、ずっと愛読してきた者です。文章のスタイルにもお書きになる内容にも引き込まれております。黙って拝読するばかりですが(コメントは大昔に一度だけさせていただいたことがあったかな、という程度)、遠い国で頑張っていらっしゃるお姿に励まされてきました。
私も(日本に住んでいますが)欧州の某国と長年、公私ともにかかわりを続けてきました。まあ、当然ながらいろいろありますが、やはりこのかかわりを自分なりに続けていこうと、今回の記事を拝読して、あらためて思いました。
ますますのご活躍をお祈りしつつ、これからも楽しみに読ませていただきます。
どうもありがとうございます!
そんなに長く読んでいただいているなんて嬉しい限りです。
高校生時代に某予備校のキャッチフレーズが「継続は力なり」で、その言葉づらは何十年も知っていたわけですが、その言葉の意味がわかったのはつい最近です(笑)。なので、このブログもちゃんと更新してやっていこうと思っています。
どうか末長くお付き合いいただけると嬉しいです。
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