ラトビアでは残念なことにコロナ陽性者が日に日に増えてきている感じである。今日の発表では1日の感染者数が700人を上回った。人口200万人に満たない国なので横浜市372万人の1日の感染者数と比較して貰えばその多さがおわかりいただけると思う。
そんなわけで2度目の緊急事態宣言がなされ、こん週末から1月初めまでは土日は食料品店、ペット用品店、薬局以外の店は営業してはならず、タバコ店や酒屋も営業できないことになった。飲食店は平日でも持ち帰りとデリバリーのみの対応である。
もちろん大学は全てオンラインで、対面の授業というか演習などは教員一人に対して学生一人のみが許されるという、事実上オンライン以外では何もできないという状態である。管理人の受け持ち授業はもう全て終わったが、9月に授業を始めなかった科目ではまだ授業は続いている。まあ、そんなわけなので、管理人はほぼずっと在宅勤務である。
感染状況が日に日に悪化してきているので、スーパーでさえも行くのが躊躇される。
そこでデリバリーである。スーパーマーケットもオンラインで注文してデリバリー、酒屋もオンラインで注文してデリバリー、酒屋のデリバリーの時には1.5リットル炭酸水18本とか重いものと組み合わせて注文である。デリバリーは本当に助かる。今日は週末だしデリバリーで夕食を頼もう。とにかく、なんでもデリバリーである。コロナ禍以前にもデリバリーはあったが配達料が結構お高くて使いにくかったが、もう今やどこでも無料デリバリーとか格安デリバリーだらけである。便利な世の中になったものである。
そしてついに今日、クリスマスツリーのデリバリーという広告に遭遇することとなった。
ラトビアはクリスマスツリー発祥の地と謳っているぐらいなので、もちろんクリスマスツリーは生のもみの木である。この時期になると、スーパーの駐車場とか街角のちょっと広めのスペースとかにクリスマスツリー市場が設置される。厄介なのはそこから自宅へ運ばなければならないということである。それも今年はデリバリーしてくれる業者が現れたわけである。
しかも、クリスマス後に回収してくれるというサービス付きである。
このクリスマス後のクリスマスツリーというのは結構厄介で、例えば我が家では1月7日ぐらいまで飾ってあるのだが、それでは撤退しましょうという頃にはもみの木の針状の葉が触るとぼろぼろと落ちて、捨てるのも大変なのである。巨大なゴミ袋に入れてゴミ置き場へ持っていこうとしても家中がモミの葉だらけになるわけである。さらに、ゴミ置き場に置いておいても何せ家庭によっては180cmとか200cmとかのもみの木を飾っていたわけで、そんなものはゴミ処理車が持っていってはくれないので長い間放置されるのである。それを回収しにきてくれるというは画期的である。もしかしたら前からあったのかもしれないが、とりあえず管理人家はもう注文した。まだ持ってきてもらうには早いので、クリスマス前一週間ぐらいに配達してもらう予定である。
今年はクリスマスツリーをバルコニーに設置する予定である。
外に設置した方が寒いので持ちがいいのと、モミの葉対策を兼ねてである。電池で光るLEDライトと組み合わせてライトアップすればいいんじゃないかと目論んでいるわけである。
6 件のコメント:
歳月は百代の過客にして…と詠嘆したのは芭蕉でしたが
一’時間一日の長さは過去未来不変であるのに主観的な一年の短さは
これは如何したものでしょうか。
クリスマスツリーがここで話題になったのはまだついさっきのように思えるのに
「そりゃあんたが年寄りになったせい、小学校の頃のこと思い出してごらん?夏休みが終わってから冬休みが始まるまでほとんど永遠ほどの時間待たなければならなかったろ?」
御意、仰せの通り一言もございませんが…しかし」「なに、まだなにかあるというの」
しかし飯から衣類から果てはもみの木まで、配達屋さんはひと財産稼いだことでしょう。
こんにちは、さんさん。
古典嫌いの私でもこれが奥の細道の冒頭だということは知ってます(笑)。今なら読めそうな気がしますが、どうでしょう。何しろ、高校で現代国語と称して森鴎外の旧仮名遣いの作品を読めと言われた日には、現代国語で10段階評価で2をいただきました。その時新聞部の部長やってました(笑)。
いやはや、何でもデリバリーしてくれるようになって、本当に助かっています。デリバリーも普段夫婦ともに働いていて家にいないような状態だと使いにくいんですが、今はもう在宅勤務ですから、もういつでも来いと(笑)。
嗚呼ブリンジィシィの港を出てより早二十日余を経ぬ…なぁんて
森鴎外、旧仮名遣いの舞姫の冒頭部分ですわ。高校生の時これが国語の教科書に現れた時腹が立ったなぁ、今でもありありと覚えている。
貧乏な小娘だまくらかして妊娠させた上パトロンに「帰国して仕事手伝って」と言われるといそいそカノジョ捨てて。かわいそうに彼女は現実逃避から精神錯乱、うーん「男の面汚しだ〜」なんて若い血潮をたぎらせたものであります。
ちょうどそのころNYタイムスの東京特派員の娘と好い仲だったせいもありましょうが…
管理人さんのリケジョはお話を伺うと筋金入りなんですね。大地に根を張ってすっくと立ち上がった感満載のリケジョ、改めて敬服いたします。でもそのリケジョも愛だとか恋だとかくぐり抜けて来られて−20度のベランダにモミの木を飾るの…なんて楽しそうに話される。これだからあれも有りこれも有って人生捨てたもんじゃないんですよねぇ。
余りにも駅ビルのクリスマスの飾りが地味すぎて、昨年で出すの辞めたはずの
クリスマスツリーを引っ張りだしてしまいました。今になってどうして180センチも
あるのを買ってしまったのだろうと後悔。年を取るということを20数年前は
考えもせず、家族も減るということも考えずに買ってしまったのです。
生のもみの木は理想ですが、狭い庭に常緑樹はやめた方がよい、と植木屋さんに
アドバイスされてしまいました。
この辺は毎週植木ごみの収集があるので50センチに切れば無料でもっていってくれます。
確かに日本の人口、東京の人口から比べるとラトビアの感染者数は多いので
緊急事態宣言が出されても当然なのかもしれません。増加の一途の日本では
外出自粛を小声で囁いている程度、どしても経済を止めたくないようです。
こんにちは、さんさん。
私は高校の国語の教科書に載っていた森鴎外を見て(読んでではありません)、これを現代国語だというのか、と腹が立ったものです。もちろん、何が書かれていたのかはいまだに理解していません。
クリスマスツリーも、実は家の中に飾ると誰かさんがマーキングするのではないかと、ちょっとその辺りが心配です。なのでベランダにしようかと(笑)。
こんにちは、紫陽花さん。
もうこのコロナ禍ではせめて家の中だけでも明るくしたい感じですよね。心なしか、同じアパートの人たちも窓際のデコレーションが賑やかな感じです。180センチのクリスマスツリーなんて豪華でいいじゃないですか!やっぱり大きいクリスマスツリーがいいですよ。今年は我が家も奮発して160−180センチのものを注文しました。楽しみです。
植木ゴミの収集があるとは!素晴らしい。
コメントを投稿