昨日の夜中にマイナス23℃を記録したリガである。
全く久しぶりで、ただ流石に夜中だったので出かける必要もなく、家の中でぬくぬくと過ごし、久しぶりにマイナス20℃近辺の温度を体験してみようという気にはならなかったのであった。
この寒気で管理人が体験したのはマイナス19℃のへろの散歩のみであった。旦那は朝方のマイナス22℃の犬散歩に出かけ、
やっぱり違う。マイナス20℃を下回ると違う。
と満足気であった。マイナス20℃ぐらいになると誇らし気になるラトビア人あるあるである。ちなみに、普段はヒートテックを使わない旦那でも、マイナス15℃ぐらいを境にヒートテック股引きを使うようになる。
ちなみに管理人はマイナス10℃以下で毛皮のコートでGOである。
本当にここ数年毛皮のコートの出番が激減して、去年一昨年などは一度も着ることがなかったのである。フード付きなので、フードを被って黒マスクをして歩くと、まさに着ぐるみ、熊のようである。エレガントさのかけらもない。犬散歩のついでにゴミ出しをするのだが、それで家からの出発に時間差ができ、旦那とへろには先に出て外の公園で待っていてもらった。そこへ熊仕様の管理人が登場すると、明らかにへろが
「なんだこいつ、なんで近づいてくる?」
という顔をして警戒心MAXでこちらをみていた。旦那も同じである。怪し過ぎてへろに襲われるのではと思いつつ近づいたら
「なんだ、母さんか」
とわかってくれたようであった。
散歩の最中も、
「なんだかすれ違う人がニコニコしてるのは、ヘロを見てなのか、熊風味の奥さんをみてなのか、どっちだろ」
などと旦那が言う始末である。
結婚してすぐの15年前ぐらいには、マイナス20℃を下回って、外の駐車場に止めてあった車のエンジンがかからなくて困ったり、マイナス15℃で眼医者の予約があるのにトロリーバスを待つのが辛過ぎてバス停からトボトボと家に引き返し、予約をぶっちぎったりしたものである。
懐かしい思い出である。
2 件のコメント:
よそから遊びに来たものと地つきの方の違いなのでしょうか、いやそれは単なる無知丸出しだけなのでは、なんて言われそうですがフィンランドのラプランド、昼間でもうすらぼんやり「明るくなったかなぁ」って極夜を体験しようかそれとも最高気温がマイナス20度以下の空間を体験しようか迷いましたが
2月、一番最低気温が低くなる時期を狙ってラプランド紀行。
自動車の寒暖計がバッチリ−23度をさすのを見て一人ではしゃいでいたこと、フィンランド陸軍のジープが風に吹かれた雪の吹き溜まりに足を取られて立ち往生していたの出くわして街まで鉄砲抱えた兵隊さんをつれってってあげたこと(電話かけて救援呼ぶんだって言ってたけどラプランド高地は圏外なんだろうか)毎朝「お願い、どうかかかってね」と祈りながらエンジンキーを回したけれどあれどうなっているんでしょうか常に一発でぷるんって掛かったこと、思い出深い旅でありました。
いやラプランドは寒かった、ノルウェーの海岸に出るとマイナスも一桁、ノルウェーの兵隊さんがこれも鉄砲抱えたままバス停で待っていた、話しかけてこの時期演習じゃたまらんですなというと「いやいや10月初めの頃の氷雨の降る時体が濡れるのが一番…」ってこれも現場体験者らしい話が聞けたことも。
こんにちは、さんさん。
スカンジナビア半島の上の方は印象深いところですよね。私は冬に訪れたことはないですが、一度トロムソあたりにオーロラを見に行きたいと常々思っています。冬のラップランドなんて冒険ですね!
その昔、ノルウエイで勤務されていた方が「秋がない」って言ってました。紅葉がほとんどないとか。いきなり冬になるんでしょうね。
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