コロナ禍で思うように買い物ができない、と言い訳をする管理人であるが、実際はお正月などのイベントが終わって、料理の計画を全く立てておらずに行き当たりばったりという状態なのであった。
そんな、冷蔵庫の中にある材料だけで適当に凌いで行くのもコロナ禍でのサバイバル術であろうと、変な言い訳をこれまた重ねる管理人であった。
さて、今回の行き当たりばったりレシピは鶏肉とビーツをそのままオーブンに放り込むだけ、という乱暴なものである。
材料
1)鶏ドラムスティック 好きなだけ
2)ビーツ 好きなだけ
3)塩胡椒、ローレルなど 適宜
1)鶏ドラムスティックを塩胡椒する。2)生ビーツの皮を剥き、適当な大きさに切る。今回は6当分とした。3)全てを耐熱パイレックス鍋に放り込み、180℃で1時間半、オーブンを切って30分放置で出来上がり。 |
水分は一切入れない。鶏肉からビーツからこんなに水分というか油分というか出てきて、結局煮込みになるのである。
このビーツからでた甘味と鶏から出た旨味が混ざって、煮汁が大変美味しくできた。何より簡単なのでリピートしたいと思う。 |
ビーツはラトビア語でbietes(ビエテス、複数形)である。
管理人がラトビアへきた頃は、冬はビーツとキャベツとにんじんばっかりであった。特にビーツはよく調理したものである。何しろ安い。ただ、ビーツの難点は調理時間の長さで、例えば茹でビーツにしようとすると、1時間半ぐらいは茹でなくてはならない。ローストにする際は大体一個のビーツを4分の1から6ぶんの1ぐらいにしてオーブンで1時間ぐらいである。
今回は最近食べていないからたまにはビーツを、とオンラインスーパーマーケットで注文していたのをすっかり忘れて、発掘してしまったので、使わざるを得なかったという事情があったのであった。
ちなみに、PYREXの耐熱ガラスのキャセロール鍋は管理人のお気に入りである。何しろ蓋を開けなくても中の様子がわかるので、いちいちオーブンの蓋を開けて、鍋の蓋を取って中の様子を確認するということをしなくて良いからである。さらにガラスなのでお手入れも簡単である。ラトビアにきて最初に買った鍋である。
2 件のコメント:
ビーツは日本では作りにくいと聞いていたのですが、最近は地場野菜を売って
いる市場でも、スーパーでも買えるようになってきました。でもカブのような
値段では買えなくて、何個か使うとなるとビーツの方がご馳走になってしまう
ようなお値段です。
さっと茹でてピクルスにすると発色して綺麗な色になるのがいいところです。
ビーツ=ボルシチみたいな構図が頭の中に出来上がっていて鶏肉でもOK
なんですね。時間を長くかけて調理しても煮崩れそうにないのがよさそうです。
今度ビーツに出会えたら鶏肉で使ってみます。
こんにちは、紫陽花さん。
ビーツは私が日本に住んでいた頃はみたことありませんでした。
きっと、日本では本当に丁寧にビーツを作っているのかもしれませんね。ラトビアでは安い野菜の代名詞ですから、結構当たり外れがあります。ビーツはスーパーで1kgあたり五十円とかいう値段なので、誰もマズイビーツを引いてしまっても文句を言いません。まずいビーツというのは甘味のないビーツです。甘味のある美味しいビーツは茹でただけで、もしくはマリネに、まずいビーツはスープに、それでもダメならさようならです。
実は私の好きなラトビア料理に「毛皮をまとったニシン」というのがあります。それは酢漬けのニシンの細かい切り身とじゃがいもとゆで卵とゆでたビーツとマヨネーズで構成されています。じゃがいもを少なめにして今度作ってレポートしたいと思います。
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