暗雲垂れ込める新学期の始まりである。
非常事態宣言下のラトビアは、大学の授業や演習は4月の初旬まではオンラインが決定しているのであった。今週は一応新学期の始まりではあるが、管理人自身の授業や演習が始まるのは今月末からなので、「始まった」という感覚もあまりないのが実情である。
医療従事者の同僚たちの間ではワクチンの2回目の接種が始まっているようである。
管理人の大学院生もレジデントなのでつい先日2回目の接種を受けてきた。今学期から授業や演習を手伝ってくれるレジデント達も2回目の接種を受けてきたということであった。人によるのだと思うが、1回目の接種時より熱っぽかったとかだるさが出たという話を耳にする。
とにかく早くワクチンをなるべくたくさんの人に打って欲しいものである。
ワクチンを打っても、全てが元通りにはならないだろう。それでもきっと今よりは良くなると信じたい。
対面授業が戻ってきても、講義はきっとほとんどの場合でビデオ講義になるだろうし、理論系の授業や演習ならZOOMのままかもしれない。ZOOM会議はそのまま継続して欲しいし、試験で使っていた大量の紙を復活させたいとも思わない。
どうなっていくのかはわからない。ともあれ、どう転んでも対応できるようにしておくのが一番かなと、新学期の始まりに考えた管理人であった。
2 件のコメント:
2月の新学期というのはどうもピンとこないです。管理人さんはまた忙しくなりますね。
緊急事態宣言が出ていても大学以外は学校はいつも通りですが一部の学校(私立中学校)
では通学とリモートの選択ができるそうです。リモートなら発言できる子供というのも
いるそうで、一概に対面の方が良いとはいえないということもあるようです。でも
やはり対面がいいですよね。管理人さんも早くワクチンを打てると少し安心できますね。
再放送ですが、NHKBSでラトビア100年物語というのをしていました。最初の15分は
見損なったのですが、歌と踊りでラトビアを守り抜き独立を勝ち取ったことを記念した
建国100年の音楽祭の映像が主に流れていました。ロシアから独立したのは本当に
つい最近のことだと改めて感じさせられました。
こんにちは、紫陽花さん。
そうですよね。2月始まりって不思議な感じがしますよね。ラトビア人の学生さんはこれが後期に当たるのですが、留学生の一部は2月入学もいたりします。
ラトビア人は歌うことが大好きで、誇りを持って謳っているので、このコロナ禍で歌えないのは結構辛いんじゃないかと思います。合唱はコロナ的にはなかなか難しいですし。せめてこの夏には合唱も復活できるようになって欲しいものです。ソ連崩壊、確かに記憶に新しいですよね。今でもソ連時代に建てられたアパートとかが結構たくさんあります。ソ連以前の建物、ソ連後の建物と比べると歴然と差が見えます。
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