最近、管理人宅のベランダ近くの木に小鳥が良くやって来るようになったのであった。というのも、雪深く、小鳥の餌になるようなものが少ない中、この木には実がついていて、それを食べにやって来るのである。定番の鳥たちはスズメやお腹の黄色いカラなのだが、最近、それらの定番小鳥より一回り大きく、お腹がオレンジ色の鳥が来るようになったのである。ほぼ、草の名前や木の名前を知らない旦那が珍しく、そのオレンジ色の鳥を見て、
サルカンクルーティーティスだ!
と言ったのであった。それがこの鳥の名前なのだが、全く見たままの名前で、「赤い胸」という意味である。
iPhoneのカメラではうまく撮れなかったので、一眼レフと望遠レンズを用意して待ち構えてようやく撮れた写真。もちろん無精して家の中から撮っている。 |
Pyrrhula pyrrhulaがラテン名で日本名は「うそ」なんだそうである。このお腹が赤いのはオスで、メスはもっと地味であった。メスの写真はとり損ねたのであった。この冬場が産卵期なんだそうである。
13 件のコメント:
> Pyrrhula pyrrhulaがラテン名で日本名は「うそ」なんだそうである。
鳥、植物、魚は、やはり、ラテン名を仲介しないと、日本名が出にくいですねぇ。
イギリスで話題に上がる、Japanese knotweed(イタドリ)などは、英語のWikiから日本語のWikiが繋がっているからいいんですが、種目が少し違うと繋がっていないことも。
あは、これが「うそ」ですか? うっそぉなどとジジシャレは言いますまい。
構図もピントもピッシャリ、手前の2本の茎に挟まれて胸の色がバッチリ、これは人に見せて自慢できるレベル。ズボラして室内から撮りましたなんて言わなければプロの写真家のように雪の中で地面に座り込んで何時間も…なんて想像するところでしたのに、ははは。
現役Lecturerがヨーロッパ言語はラテン語を介さないとわからないこともある、で思い出しました。友人の建築士が新しいスタッフが仲間になったよって紹介されたのがブラジルからの女性、おなまえがCamilla, そういえばイギリスのチャールスさんの奥さんもカミラだったと思い出して
「もしかしてポルトガル名は別に?私も四十年前ここへ来た当座、Genzanは止めにしてPeterとかにしたほうが良くね」という人がいたよという話になってCamillaはポルトガル名でもある、ヨーロッパの言語はそのほとんどはラテン語という共通の先祖があるから…という説明。日本語の漢字の使用と同じことかな、と直感で理解できました。
こんにちは、現役lecturerさん。
ラテン名、イタリックにするの忘れました。生物科卒としては恥ずかしい限りです。
分類学者から見ると、きっと、否、違う、そのラテン名じゃない、となるのかもしれませんが、まあ、大体こんなもの、という感じでいいんだと思います。
ていうか、イタドリがイギリスで話題に上がるんですか?生えてるんですか?
こんにちは、さんさん。
期待通りのリアクション、ありがとうございます(笑)。
カメラ、実は天体監察用に買ったんですよ。望遠鏡に取り付けるために。そしたら、星の見える冬は寒すぎて望遠鏡なんかのぞいてたら凍るわ、ってことで、天体観察はあきらめて、そしたらカメラが勿体無いじゃないですか。で、ちょっとレンズを揃えて色々撮れる様にしようということで、こんな感じでした。
そそ、生物には全てラテン名が付いてるんですよ。これが系統だってまして、ラテン名を見れば、ああ、この系統のこの枝ね!となるように規則があるのです。新種を発見した時なんかは自分で名前つけられますが、やっぱりラテン語でつけなければならないという規則があります。
こんにちは、現役lecturerさん。
気になってググったら、イタドリは外来種として欧州で蔓延ってるんですね。知りませんでした。あらあらって感じです。ラトビアにもあるかも。今度注意して探してみようかと思います。
わぁ〜い、管理人さんに喜ばれた〜い。いや本当に構図といい露出といいこれは自慢できるよ、と思いましたですよ。
アホかお前、バカみたいなこと言ってるんじゃないの、なんて言われそう。
イタドリ、負けずと私めもググりましたわさ。ヨーロッパじゃ強侵入植物100種に選ばれていますとやら。それがなんとあのお滝さんのダンナ、フィリップフォンシーボルトが日本から持ち帰った種が繁殖したんだとか。
子供の頃、そうですよ昭和二十年代、転んでひざを擦りむいたりすると(あのすりむき傷って痛いんですよねぇ)このイタドリの葉っぱを揉んで傷にあてがって紐でいわえておく、紐がないときはなんかそこいらのつる草で縛る…のが定番の治療法でした。
イタドリは痛取り、痛みを取るから来ているんですってさ。大抵これでかさぶたになったけど3度に一度はじくじく化膿してねぇ。思い出しちまったではないですか。
こんにちは、さんさん。
ありがとうございます。数日前から来る様になって、そこからカメラをすぐ撮れるようにスタンバイしてなんとか撮れました。
ちゃんとイタドリ使っていたところが素晴らしいですね。傷系で私が覚えているのはチドメグサぐらいですかね。馴染みがある雑草って大事ですよね。
ウソという鳥や、イタドリなど、私も調べてみました。
ウソという名前が口笛の古語なんて、なんだか風流ですね。
ちなみにイタドリ、見た記憶がなく、今も近所を歩いてきましたが、やはり見かけませんでした。もっと長い時間歩く時は注意して見てみます。
鳥って本当に可愛らしいですね。特に小鳥(笑)。我が家の周りはカモメが大量にいるので、全く可愛いとは思えません。カモメが窓際の木に留まっていても、写真を撮ろうとは思わないですし・・・。イギリスで嫌われ者のカササギは美しいとお思いますが、写真を撮ろうと思うとすぐに逃げてしまいますし。
管理人さんの写真、さんさんのおっしゃるように、本当に綺麗に撮れていますね。図鑑に載っているようです。やはりカメラは大事なんですねぇ。
かまくら様おひさでした、お変わりありませんか。
ウソの傑作の写真、いや嘘じゃなくてウソを撮った写真が傑作だった件
1/3は管理人さんが「ここへ来て頂戴、ねっ、ねっ」って念力でおびき寄せた努力、まぁシャッターチャンスと呼ぶ人もいますが
そして1/3は二本の茎の間に小鳥を挟み周りをボケ気味の小枝であしらった構図、これも管理人さんの美意識の高さを表すものだと思いますが
のこりの1/3、ウソにだけシャープにピントを合わせ小鳥の前も後ろもボケさせて味わいを深める、これはねぇたぶん150mmかもしかすると200mm以上の望遠レンズの働きとわ私はにらみましたね。携帯の焦点距離の短いカメラじゃこの味は出せません。
カモメだってひょうきんな動作はするし、よく見ていると一人一人表情があるですよ。私は浅草の観音様で時間の限られた日本滞在中なのにに小半日鳩の顔ばかり追っていたことがあります。鳩じゃなくて通行する人の方が表情が面白いけれど今時人のかをなんか望遠レンズで狙ったらどんな厄介ごとになるかわからん、ということでハト狙いにかえましたがこれはこれでなかなかどうして個性があって…
イタドリはイギリスでは大繁殖って記事が出ていましたがそうですかニューカッスルあたりでは都会すぎるのかも。
しかしまさかにあのシーボルト先生が持ち込んだ種が、って。うちへんでは元々鉢植えの観賞用だったランタナが大繁殖、検索してみてください。確かに花はかわいらしいんですがその繁殖力!これはイギリスからじゃなかったかなぁ
こんにちは、かまくらさん。
カモメはリガにも沢山いるのですが、大きいので近くで見ると怖そうだったりしますよね。春先が近づいてくると、建物の屋根の上にヒナがいることが結構あります。
鳥の写真は望遠レンズがないと結構難しいと思います。逃げちゃいますから。この「ウソ」はスズメより一回り大きいのですが、次に撮りたいと思っている「カラ」はスズメサイズなので難しそうです。
こんにちは、さんさん。
ええ、望遠レンズの力が大きいです。どうしても小鳥は望遠じゃないと撮れないので、窓辺に一眼レフを用意して鳥が来るのを待ちましたよ。でもやっぱり一眼レフだと出来が違うので、ちょっとこれで遊んでみたい気がしてきました。
管理人様
傑作じゃないやつでもお待ちしてます。
写真も絵柄だけじゃなくて「ほうほう、こういう構図でこの場所でねぇ」なんて拝見する楽しみを運んでくれますし。
世界中で猫ばっかり撮って歩いている有名プロカメラマンがいるくらいですから。
こんにちは、さんさん。
了解です。なるべく写真つける様にします。iPhone買い替えようかなあ。。。
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