ページ

2021年3月8日月曜日

失礼します

我が家では、トイレに行くときには日本語で

「失礼します」

と言うのが慣わしである。
旦那が日本に来た時に、飲み会などでトイレに行きたい時にどう言ったらいいのかと聞くので、それは「shiturei simasu」と言うのが良いよ、と教えたのがきっかけである。以来、旦那は家にいる時でも必ず「失礼します」と言ってトイレに立つ。まあ、旦那がそこまで礼儀を重んずるのであれば、管理人も返さねばならない。なので、管理人もトイレに立つときは「失礼します」と言うことにしている。

この失礼します、は、します、の 「し」にイントネーションを置く外国人発音バージョンである。旦那の「失礼します」を聞き続けて、管理人もなぜか同じイントネーションになっているのである。

この旦那の日常なのになぜか日本語は結構たくさんある。「だいじょぶ?」「いいです」「どうも」「美味しい」「ちょっと」などである。

旦那が日本語を発したら、管理人は短い日本語で答える。

失礼します。

はい。いってらっしゃい。

どれだけ短くても、これで日本語での会話が成立するのである。

それでなんだかほっとするのである。



14 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

トイレに行くのでも同室する相手に一言声かけする
これが成熟した個人主義というものなのですねぇ。
個人が独立しておらず家とか職場という集団にごちゃっと固まっていたかっての日本社会でも
「挨拶する」という行為は結構やかましかったように覚えている。

顔を合わせればおはようございます、退出するときはお先に、そしてそれぞれの挨拶にはその場にあった返事が。

しかしリガの高層アパート、完全な西欧インテリアの中で人物は管理人さんと旦那様だけ。
ラジオからはラトビア語の解説で弦楽四重奏曲が流れている。
こんな舞台設定で突然旦那様
「しつれいします」といってたちあがる。
「はい、いってらっしゃい」と返事する管理にんさん。

なんか奥の方からグフフフって笑いがこみ上げてくるような。
どんなにセンテンスはみじかくても管理人さんに日に何度かは日本語でやり取りする、これはきっと旦那様流の愛と敬意の表し方なのだろうと。

現役lecturer さんのコメント...

私の場合、職場の大学で日常の挨拶を、隣の学科の事務のスペイン人、技官のイタリア人にやられていますから。まぁ、スペイン語、イタリア語のリスニングの訓練には丁度良いかも知れません。

megmeg さんのコメント...

管理人さん、こんにちは。とても素敵な習慣ですね〜。思いやりを感じます。わかっていても、旦那にどこ行くの?と聞く我が家。とにかく言葉が少ない人なので、言わなきゃわからないよと態度で示しても、何年たっても改善されませんね〜。
燻製イワシ、そうです瓶入のものです。今、黒パンを探しています。土曜日しか黒パンを焼かない店はあるのですが、おいしいと聞いたら待てないかも!
そろそろゴーヤの種まきができるかな、と用意始めました。ピクルス作ったものも苦いんです。でも、タルタルソースにすると美味しかったりします。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
そうなんですよね、二人しかいないアパートで、トイレだって二つあるんだから占領されて困ることもないわけで、いちいち宣言しなくても良さそうなものですが、習慣になってしまっています。そうですね、旦那が気を遣っているのかもしれません。
そう、挨拶は重要ですよね。私はアパートの敷地内ですれ違う人には誰彼構わず挨拶します。

Mikija さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
旦那さん、シャイなんですねきっと。
黒パン、真っ黒でなくても、サワードーを焼いたものならオッケーですよ。
ゴーヤ、いいですねえ。一度種を日本から持ち帰って、知り合いの農家さんに温室で育ててもらいました。ええ、こちらではゴーヤは温室栽培種です(笑)。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、現役lecturerさん。
おお、さすがイギリス。多国籍な感じでいいですね。スペイン語、まだまだ全然初級レベルから抜け出せてないのですが気長にがんばります。イタリア語がわかるとオペラ鑑賞が楽しくなりますよね。
ところで、イギリスでは一部大学は対面授業を再開させるというニュースを読みました。やっぱりワクチン接種の進んでいる国は違うなあと思いましたです。

かまくら さんのコメント...

「失礼します」の意味が分かるか我が家の旦那さんに聞いたら「邪魔してすみません」と返ってきました。失礼しますの意味って「すみません」一つではないですから、ほう、そう来たか、と思いました。ちなみに我が家では「質問があります」が一番ポピュラーな日本語です。お互いまだまだ英語と日本語の理解、歩み寄りが必要なようです。
「失礼します」という日本語、良いですね。礼儀が感じられて。
ほんの少しの日本語でも、会話があるとホッとする気持ち、分かります。
今はボケた時に英語の全てを忘れたらどうしよう、という要らぬ心配をしています。

かまくら さんのコメント...

「すみません」と同じように、と書いたつもりでした。プレビューを見ないといけないですね。すみませんでした。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、かまくらさん。
国際結婚だと、なんだかありますよね、定番の短い日本語。歩み寄りは多分ずっと必要なんだと私は思います。
失礼しますという日本語は、席を立つときにグローバルに使える言葉なので便利だなあと思います。
質問があります、はわかり合おうという印では?
ボケたら本人はハッピーなので心配する必要なないと、私は自分に言い聞かせています。でも、二か国語以上を日常的に使える人はボケる割合が少ないらしいですよ。

さんさん さんのコメント...

ボケとは違いますがコロナで1年近く”自己隔離”をして生英語でポンポンやりとりする場から離れて暮らして先日友人の建築家の職場パーティーに呼ばれたら英語を聞く話すの能力のうち
聞く聞きとる能力が明らかに低下していることを発見。

昔読んだ剣豪小説で1日素振りをしなければ落ちた体力を元に戻すのに三日かかる、なんてのを思い出しました。
年寄りが人に会わずにコモルのは精神に影響がある、のは本当なんだぁって。

それにしても異文化異言語の壁を乗り越えて旦那様方との「間」を取り続けていらっしゃる国際結婚をされていらっしゃるかまくらさんや管理人さんそして何十万人の日本女性の方々、あなた方の努力の多いさに低頭します。何卒「やったぜい」と一人頷ける刻があなたの周りにある続けますことを。

現役lecturer さんのコメント...

> ところで、イギリスでは一部大学は対面授業を再開させるというニュースを読みました。やっぱりワクチン接種の進んでいる国は違うなあと思いましたです。
医療系、工学系の学部の実験、実習を、どうにかして実施しよう… というお話で、ウチの学科では、修士課程の実験、学部の卒論プロジェクトに限って、ソシアル・ディスタンスを保ちながら、人数限定の輪番制で行う事になりました。その為に、教員、学生ともに、定期的に学内で検査を受ける必要があります。
大学よりも活発なのが、高校以下の学校です。ほぼ、2回目のロックダウン以前の状態で、イースター休暇を削って、授業時間を確保するとか。中学卒、高校卒の資格試験が今年は学校ごとに評価しないといけないので、大変なようです。
大学の方は、あと2週間半でイースター休暇。休暇が終われば、学年末試験となります。政府からの指示が遅かったので、できることは少ないですねぇ。たしかに、教員は1回目の接種を終えていますので、できることですが。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
あ、それわかります。私はもともと聞き取りが弱いんですが、英語のニュースとか映画とかを聞き続ける努力をしないとどんどん低下していきます。何せ、唯一の英語会話である学生さんとの会話が減ってますから。そんなもんですよね。
異文化の真っ只中でさんさんは十分すぎるほど生きてこられたと思います。私なんぞはペラペラです(笑)。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、現役lecturerさん。
いやはや、イギリスはやっぱり期待を裏切らない行動っぷりです。EU離脱でどうのと言われていますが、なんだか今ボリスジョンソンの自信のほどがわかるような気がします。
PCR検査を職員や学生にもすると言うのは素晴らしいです。そのぐらいして欲しいなあと思います。ラトビアでは今のところそういう計画はないようです。早めに教員にワクチン接種をしてもらう以外対面授業は難しいかなと思います。