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2021年4月19日月曜日

モッツアレラとトマトとベーコンのパイ生地無しのキッシュ (ケトジェニック)

 またしても肉を冷凍庫から取り出し忘れた管理人である。

もう、前回のようにスピード解凍できるエビはない。どうする?フードデリバリーに頼るか?いや、とりあえず冷蔵庫にある食材を引っ掻き集めて作れるものはないか考えてみることにしたのである。フードデリバリーは手軽だしたまにはお店の味も試してみたいのだが、如何せん誘惑が多い。せっかくだからポミー(我が家でのフライドポテトの愛称)を付けようかとかして不健康な食事になってしまうわけである。

さて、冷蔵庫にあったのは、プチトマト、卵、生クリーム、山羊ミルク、ベーコン、セロリ、粉チーズ、食べ損ねてどうしようか考えていたモッツアレラ、そして冷凍庫には即座に解凍できるマッシュルームの薄切りであった。

と言うわけで、パイ生地無しのキッシュを作ることにした。

キッシュはとりあえず卵と牛乳とチーズさえあれば、あとは適当な具材を見繕って焼いてしまえば出来上がる便利メニューである。それなりに見栄えもするし、冷めても翌日の朝食にピッタリだ。

写真右上、パイ皿にバターをたっぷり塗っておく。写真左上、モッツアレラ2個が発掘されたので細かく引き裂いておく。写真中央左、アパレイユは卵5個と生クリームと山羊ミルク(生クリームと山羊ミルク合計で250mlぐらい、適当)、塩胡椒軽め。写真中央中央、ベーコンとセロリを細かく切ったものとプチトマト、マッシュルームの薄切りを投入してオリーブオイルで炒める。プチトマトの水分を飛ばしたいので炒めながらヘラで潰し気味にする。写真中央右、炒めた直後だと具が熱くてアパレイユが固まってしまったりするのを避けるため、皿にとって粗熱をとる。写真左下、粗熱が取れたらキッシュ皿へ移す。写真中央下、アパレイユを注ぐ。写真右下、モッツアレラを乗せて180℃で40分焼く。

焼き上がりである。

ベーコンとマッシュルームとプチトマトの旨味!卵液は固めの茶碗蒸しのような感じに、そして、表面は焼きモッツアレラ。かなり美味しい。

白ワインにぴったりである。

以前、もっと固めのしっかりしたキッシュを作ったことがあるのだが、そのときはチェダーチーズなどのハードチーズの粉チーズをアパレイユに混ぜ込んで、具材はほうれん草とベーコンであった。もちろん、旦那はほうれん草があまり好きではなく、さらに、チェダーチーズなどをふんだんに使うと結構しょっぱくなってしまうのであった。モッツアレラは基本ほとんど塩が入っていないので塩分控えめのキッシュを作ることができる。

ただ、生モッツアレラを使うとチーズ自体に水分が結構あるので、卵液のミルクとかは控えめにしたほうがいいかもしれないという印象である。まあ、冷蔵庫の残り物メニューとしては上出来だと思うのである。




7 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

昔から、などというと「ああ、またあのトシヨリが…」と言われそうですが
料理の名人と言われる人はまず食べる人の顔ぶれとコンディションを考える、それから何が
材料としてあるか確認して「オーシこれでいこう」とパパッと頭にひらめく人のことだそうです。
とすればここは管理人さん、あなたは「ドォーダァーーーッ」と世界に自慢してよろしいのではないかと。

しかしキッシュをパイ皮無しで仕立てようとは…考えましたね。

さんさん さんのコメント...

そうそう、オーストラリアに住んで「コレはナンダ」と思った食べ物があります。
最初から短く折れているスパゲッティ!
いや決してお店の取り扱いが悪くてバラバラになったわけではない、たいてい箱に入っているスパが袋に入って1センチ半ぐらいの長さになっている。

なんじゃぁこりゃ?って友人に尋ねると「ありゃ若いもんは食べないさ。戦争に出たトシヨリが買うものさね」という返事。
南冥の果てのイギリスの植民地、母国の習慣しか知らず第二次大戦中に軍の行動食にスパゲッティの缶詰が。これが彼らが初めて見たスパゲッティ。
「どうして食べたらいいんじゃ?おさじもフォークでもうまく食べられない」全軍の兵士から不評サクサクでありましたが腹持ちがよくって何よりも安い。軍はスパゲッティの缶詰に固執したが不評も無視するわけには行かず中をとって”みじかい”スパゲッティを缶詰にしたのだそう。その名残で未だにスパゲッティは短いもんだ、と言い張るオジィがいるんだ、ってホントかなぁ。

もっとも近頃あまり目にしないところを見るとだんだん死に絶えているのかも。

匿名 さんのコメント...

美味しそう!この頃みんなで集まることがないので、作っていないので、ますます
美味しそうに見えます。こちらでは皮の代用品として食パンや春巻きの皮餃子の皮
を使って作るキッシュのレシピもよく見かけます。ケト中の管理人さんは代用品も
ダメですね。
さんさんの短いパスタも茹でて底に敷けばキッシュにはいいかも、なんて考えても
みたり。スープにも短いパスタを入れたら美味しいと思います。

管理人さんは現役バリバリで年齢を重ねていっても脳トレが必要になることは
まずないと思います。献立を考えたり段取りを考えたり、手と頭を使って調理したり
する料理は認知症予防に最適といわれています。あるもので頭をフル回転させて
思いつき、出来上がりもまずまずだと、やったー感いっぱいです。
夜中に目が覚めた時に絶対考えてはいけないのは献立。眠りの世界には戻れなく
なってしまいます。


megmeg さんのコメント...

管理人さん、こんにちは。パイ皮なしでキッシュ、すばらしい!写真もおいしそうでパイ皮なしには見えません。今日もう少しで夏日になる気温でした。
寒い日もあったりでゴーヤが双葉から変化なしで心配してましたが、これから大きくなってくれるかと思います。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
コロナ禍でなければ、「肉解凍するの忘れちゃったからスーパー行って何か肉買ってこよ」となるのですが、とにかく不特定多数との接触は避けたいので買い物は週に1回にしています。それであるものでなんとかしないといけないんですよね。
短くて細い棒状のパスタはラトビアのスーパーでも売ってますよ。スープの具にママが使ってました。面白い歴史があるんですね。短いスパゲッティのミートソースとか、意外に良いかもしれないですね。スプーンで食べられそうじゃないですか。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、匿名さん。
ええ、私の場合は代用品でも皮はだめです。まあ、ちょっとぐらいなら良いんじゃないかと思うのですが。
料理は実験みたいで面白いです。本当は何を何グラム、何ミリリッター使ったとか毎回記載すると後からどこがだめだったかわかるのですが、流石にそこまではできません。行き当たりばったりに対応できるのが家庭料理なんだと思います。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
パイ皮無しでモッツアレラのキッシュだと、ちょっとふにょっとしてしまうのが玉に瑕です。
東京の気温をみたら、もうラトビアの夏レベルですね。ゴーヤ君もこれからすくすく育ってくれることでしょう。こちらは今週末に雪の予報が出ていて、戦々恐々としています。タイヤ履き替えてなくてよかった。