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2021年4月23日金曜日

ヒメリュウキンカ

ラトビア名 Pavasara mazpurenīte

日本名 ヒメリュウキンカ

英語名 lesser celandine

ラテン名 Ficaria verna

花びらにとても光沢があって、野に咲く花としてはとても見応えがある。

ラナンキュラスに近い植物である。見応えのある野草だけあって、改良品種も多々あるようである。日本でも園芸品種として改良されたものが売られているようである。

リガの空き地には割とよく見かける花なのだが、こう、太陽がパアーッと差している暖かい昼間でないと花を開かないので、観察する時間帯によってはスルーしてしまう花である。それから、花茎は10cm以上になるのに、すっくと立ち上がっていないため、なんとなく地味に見えるのだが、花を摘んで帰って小さめの花瓶に行ければ野の花とは思えないほどの花の佇まいである。

今日は楓の蕾やエゾノウワミズザクラの蕾も確認できた。

町中が黄緑色の若葉で覆い尽くされるのも、きっともうすぐである。

4 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

おはようございます
、ただいま現地時間)4:53
目を覚まして一応仏壇の水を変えて(お茶の方は後ほど朝食の際にあげます)ろうそくを灯して線香をあげる
ストーブを焚きつけてコーヒーを入れながら朝飯の献立を考える…今朝は圧力鍋で作るおかゆさんとキャベツの醤油炒め。圧力鍋でおかゆ作ると「飯粒はあくまで柔らかくそれでいて重湯と飯はきちんと別存在を保つ」って昔僧堂で教わったとおりのものがあっという間にできます。

けさの記事、野の花の写真。こんな美しい花が道端や林のヘリのあちこちに咲く、決して優しくない冬の気候の釣り合いをとるように。すてきですねぇ。
オーストラリアの身近な花、園芸種のものは別として野育ちで人目につく花が咲くものは、マジ管理人さんが目の敵にして抜いて回ったタンポポのほかには記憶にありません。ピンの頭ほどの白い花が咲くものばかり。
「白かろうが黄色かろうが花は花じゃい、種ができればいいんじゃい」と白い細かい花をつけたのの草はどんどん広がってきます。一つにはあっちのうちもこっちの原っぱもみんな禾本科の牧草を植えて羊や牛を飼っていますから牧草の勢いに押されて花をつける野草は消えてしまったのかも。
野草の世界も”強者”のみが生き残れる競争社会なのでしょうか、まぁ自然とはそうしたものかもしれませんが…

紫陽花 さんのコメント...

いよいよラトビアが花に包まれる季節がやってきたのですね。
こんなに色鮮やかな花が野草で生えているなら楽しみです。黄色といえば
さんさんと同じタンポポです。野草というより頭の中では雑草に分類されて
しまいます。黄色の花は目を引きますが、コンクリートの割れ目に逞しく
根を張って抜くに抜けないという雑草です。野草を目にする機会は激減
しているということはそれだけ緑地が無くなってきているということでも
あります。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
さんさんのモーニングルーチン、シャキッとしてそうでいいですね。
タンポポの白いやつはラトビアではみないですね。日本だとカントウタンポポが白っぽかったり、シロバナタンポポとかあったりしますよね。サマーハウスでのタンポポ戦争は私の完全な敗北で、もうめくじら立てずに旦那に芝刈り要請を出すだけにしました。
ええ、野草の世界は最も激しい生存競争の世界だと思います。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
ええ、間違いなくタンポポは雑草です(笑)。ラトビアは空き地が多いのでタンポポの時期(ちょっと後)になるとそこらじゅう真っ黄色です。タンポポの花を集めて「タンポポハチミツ」というジェリー状のものを作る風習もあるようですが、私は、「絶対、犬がおしっこかけてるし」と思っているので試す気になりません。
子供の頃住んでいた地域をGoogle mapでみてみるとカブトムシが沢山いた森やザリガニのいた用水路、シロツメクサやスミレが咲いていた空き地にはみんな住宅がひしめいていました。