またしても時短料理である。
豚肉の薄切りは調理時間が短くて本当に助かるのである。今日は昨日の生クリームマスタードソースとは方向性の違う調理法にしてみた。
豚肉の薄切り、と言ってもここラトビアでは5ミリの厚さなら超薄切りである。日本の豚バラ肉の薄切りのようなものは存在しないのである。5ミリ厚さでも火の通りはそんなに悪くない。今日は豚肉といえば生姜焼き、という日本人なら当たり前、でもヨーロッパ人には目から鱗状態の必殺技を駆使して時短調理としたわけである。
生姜はリガでも普通に手に入る。だが、やっぱり生姜を使った料理というのはあまりここでは見かけない。豚肉といえば生姜焼き、が日本人には当たり前だが、ラトビアに住む人々には当たり前ではないので、ただの生姜焼き豚肉でも十分なインパクトを与えることができる。
さて、今日は生姜焼き豚肉でもちょっとおしゃれ感のあるバルサミコ酢を使ったレシピである。単なる思いつきでやってみたのだが、これが生姜焼きをなんとなくヨーロピアンに仕上げることができて、かつ簡単で満足のいくものにしあがった。
こんかいの材料。付け合わせはパプリカにしてみた。 |
最初に肉を焼いて、そこにバルサミコ酢と大量の生姜のすりおろしを加え、パプリカも投入。テケトーに炒めたら出来上がり。 |
これが、いけるんですよ。バルサミコ酢って酸味もあるんですが甘味もある。その甘味と生姜味が合うのである。ただ、やっぱり生姜味がメインになった方がインパクトがあるので、すりおろし生姜はふんだんに入れた方が良いと思う。
時短料理で、これは10分かからないぐらいのチャチャっと料理である。
2 件のコメント:
脂身の入り方が多すぎず少なすぎず美味しそうな薄切りです。あまり薄いと縮んでしまうので生姜焼きならこのぐらい厚みがあった方がいいです。生姜焼きとなると付け合わせはキャベツの千切り。でもラトビアのキャベツは生食のは向かない固さというのは残念です。レタスで代用でしょうか。
バルサミコ酢も味がそれぞれで一度高級なものを買ったら年代ものだったのですが熟成感がなくてサラッとしていて甘味もなくイメージしていた味でなかったことを思い出します。
こんにちは、紫陽花さん。
なかなかこんな薄さの豚肉は珍しいのです。この薄さだとフライパンでちゃっちゃと火を通せて便利です。ラトビアのキャベツは本当に硬いので、生食にする時は、こう、千切りの長さも短くします。もしくはフードプロセッサーでみじん切りみたいにします(笑)。それをサワークリームで和えるって感じです。ああ、レタスで代用は気づきませんでした。今度やってみます。レタスなら良さそうですね。
バルサミコ酢は確かに結構味に違いがありますね。好みの味のものに出会うのが結構難しいもののような気がします。
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