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2021年12月24日金曜日

さんさんのお話(2) 暑い国のクリスマス(オーストラリア)

クリスマスの料理作りと掃除でてんてこまいの管理人である。と言うわけで、25日に予定していたさんさんのお話を前倒します。

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北半球の日本やイギリスと季節がま反対の南半球、うちあたりの緯度ですとこの12月後半から2月末までが一番暑い。

おかしな物でうちからは二千キロも南に下がったアデレード辺は真夏も涼しくって思いますがあそこな南極と近い代わりに砂漠とも数百キロしか離れていない

おかげで南風が吹けば真夏でも長袖が入り用になるし北風が砂漠の空気を運んでくれば40度超える日も珍しくない、そうです(私はまだ39度以上の気温てのは経験したことがない)。


逆に北の方にあるダーウィンあたりはこれはもう熱帯と同じ常時暑い代わりに雨が降る季節と暑いだけで雨が降らない季節があるだけだそうでこれも行ったことはない。

しかし人間何が嬉しくてぱらっとしか人がいないのにそんな極端な土地に行って住み着くんだろう?

流石に伝統を重んじる元イギリス人も故郷のクリスマス料理は熱い盛りには勘弁してほしいと7月25日、つまり寒い盛りですな、にクリスマスプディング(そうとうちはクリスマスケーキじゃなしに

材料を混ぜて晒しの布にくるんで度分とお湯に沈めて茹でるプデイングが正当なのであります)を食べる集団がいるそうです。

クリスマスは家族揃ってが基本、おかげでハイウェイは長蛇の渋滞のはずが飛行機もハイウェイもガラガラ、「帰ってこなくて良いよー」が合言葉なんでしょう。

日本では盆正月で年に二回家族顔合わせのチャンスがありますがクリスマス外したらたらどうするんだろ。

それに英語がチャッと通じる国で治安が良くてクリスマス休暇に泳げる、帰ってみんなに日焼けを自慢できるがウリだった観光業界隈も青息吐息とか。我が国どうなるんでしょう?

太平洋。サーフィンサンタは見当たらない。


8 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

今からさかのぼること30数年前の夏、日本との時差が無いということで家族でゾロゾロ行きました。思えば我が家もバブルの恩恵を受けていたようです。ケアンズから入ってゴールドコースト、メルボルン、シドニーと東海岸を移動。冬のオーストラリアに行くのに何故か水着持参で、せっかく持っていったのだからとケアンズで泳ぎました。泳げる気温でした。それがゴールドコーストまで行くと寒いホテルで寝具も薄くてシャワーの温度も低くてキングサイズのベットに皆で集まってあるだけの毛布をかぶって寝ました。急いでフリースを買った記憶があります。日本も南北に長いものの、オーストラリアの長さとは比べられません。日本の20倍もの大きさ、しかも国の真ん中に都市を分断するかのように砂漠がデーーンと頑張っていれば一つの国とは思えないようなことが多々あるのでしょうね。

megmeg さんのコメント...

Merry Christmas!
オーストラリアはトナカイではなくカンガルー、という記事を見ました。いや、カンガルーじゃソリ引けないなぁ、エミューのほうが引けそう・・とか、誰にも頼まれないのに心配してました。
クリスマスプディング、輸入でしょうか?温度が高いと作れなさそうです。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
お、豪華な家族旅行ですね!私も一度はオーストラリアへ行って見たいと思い続けて何十年です。日本にいるくうちに行っておけばよかったと後悔しています。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、megmeg殿。
メリークリスマス!日本はもうキリッと年末年始へ向けて気持ちの切り替えですね!さんさんから除夜の鐘に関する寄稿をいただいているので、そちらもお楽しみに!

さんさん さんのコメント...

紫陽花様
お便りありがとうございます。ケアンズを振り出しに海岸沿いに南に下がる、オーストラリア観光のゴールデンコースですね。
そうなんですよ、白人は寒さに強いのか鈍感なのか、多分後者だと思いますが気温が相当下がっても毛布一枚切り、そこへマッパで潜り込む、のがおさだまり。友人と旅行した時ツインの部屋は高いからという理由でダブルを予約してベッドに彼がマッパで潜り込んできた時にはまさに仰天、「我が貞操の危機」と思いましたが奴さんは「なんでぇ??」という反応。

部屋が寒い時は遠慮なしにフロントに電話して「もう一枚毛布ちょうだい」とおっしゃればよかったのに。

広すぎて一つの国と思えないのでは…とおっしゃいますか。確かに。広いばかりか何もか州の境を越すと手続きが違って目が回りそう。幸いなことに交通法規は連邦政府が管理していて
各州共通ですが、田舎へ行ってほとんど踏み跡程度の田舎道でも境目には柵があって無人でしたが検問できるような施設があるのをみて”ヘェ〜”と思った物でした。コロナで州境を閉じるなんて時はあれが役に立つんでしょうなぁ。

さんさん さんのコメント...

megmegさま
おとぎの国のお話を北から南へ無理やり持ち込んだだけですからダメがあちこちに。エミューはねぇ、確かにぽっくりぽっくり歩いている姿は見た目、画像の効果はありそうですが何しろオツムがねぇ。
あれだけの体に対してノーミソの大きさはと考えたら少々危ない、まだしもカンガルーの方がミソも大きそうだし集客力もありそうですが今度聞いておきましょう。

クリスマスプディングはオーブンなしに材料をこねて布の中央に生の素材を置いて口を紐で縛る、サンタさんの背負っている袋は縫ってある袋じゃなしに一枚の大きな布を縛ってあるだけのように…
でそのプディングの材料入りのかたまりをぐらぐら沸いた鍋にどぶん、ただそれだけ。スーパーでも売っていますが自家製がほとんどじゃなかろうか。まさかチャイナからの輸入品?
ディケンズの書いたクリスマスキャロルに結構詳しい作りかたが書いてあった…ような記憶があります。

さんさん さんのコメント...

管理人様
”目が回る”ようなお忙しい中フォローアップいただいて誠に恐縮であります、お許しの程を。
そう単に読者であった頃投稿すると必ず管理人さんからお返事がそれも一夜明けると必ず書かれていることが嬉しかった、今度が逆の立場なんだと肝に銘じますが何せ日本にいられないほどのグズ、お許しお目こぼしのほどお願いいたします。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
大丈夫ですよー。楽しい寄稿をありがとうございます。次回の除夜の鐘のお話しは29日か30日に掲載予定です。