引き続き旦那のダイエット用メニューである。
これはタイトル通りミートボールの入ったスープである。ラトビアではこれをフリカデル・ズッパと言い、老若男女を問わず人気のメニューである。
作り方は至って簡単で、好き勝手なひき肉に好き勝手な味付けをし、好き勝手な大きさに丸める。それを沸騰したお湯の中にポコポコと入れて茹でる訳である。そのほか好き勝手な野菜を投入して好き勝手に味付けして完成である。
今回管理人は合い挽き肉を使用して、そこにセロリのみじん切りとクミン、パプリカ、オレガノ、タイム、塩胡椒を入れて肉団子を作った。サイズは直径2cmと言ったところである。このフリカデル・ズッパの良いところは、肉団子から出汁が出るので美味しいし、誰も彼もがひき肉のお団子が大好きということである。肉団子以外の具としてはセロリ、にんじん、赤パプリカ、そしてブラウンマッシュルームである。
今回のブラウンマッシュルームは肉団子と同じくらいの大きさで、丸のまま入れてある。 |
とても小ぶりのブラウンマッシュルームは肉団子とサイズも同じぐらいで、食感も楽しめて味も白いマッシュルームより全然美味しかったのでリピート決定である。さらに、このサイズが肉団子と同じというのは大きな利点があって、このマッシュルームをゴロゴロと入れておけっば、
「なんだか肉団子が少ない気がする」
という寂しい感覚を視覚的に補ってくれるのである。
冬はやっぱり何かスープが欲しくなる。
変にコンソメなんて入れないで、ポコポコ肉団子を浮かせて、ひき肉と野菜だけからの出汁をぜひお試しいただきたい。
9 件のコメント:
ミートボールというと揚げなければならない、だから面倒というイメージを持ってしまいますが、揚げないでスープに落とし込むという方法はいいですね。
ブラウンマッシュルームをミートボールと間違って食べるという管理人さんの発想には笑ってしまいました。
そういえば料理の本の表紙にもなっていたレシピで豚ひき肉にスパイス調味料(クミンシード塩コショウ)を混ぜて簡単に丸め、ブラウンマッシュルームとミニトマトと一緒に炒めて調味料(赤ワインビネガー・塩・ウスターソース)で味を付けるというのがありました。ブラウンマッシュルームを使うのは管理人さんがおしゃる通り肉と思い込んで食べることでヘルシー料理になるのかもしれません。
こんにちは、紫陽花さん。
このスープはラトビアの家庭料理です。普通は小さいミートボールの他にジャガイモとニンジンと玉ねぎを1cm弱ぐらいの角切りにしたものが入っています。風味づけにベーコンが入っていることも多いです。ミートボールの大きさはさまざまで、安いカフェテリア(大学のカフェテリア等)では極小になる傾向があります。ミートボールや野菜の大きさを小さくすると短時間で火が入るのでかなり時短できます。時短しても出汁はひき肉から出るので美味しくできます。ブラウンマッシュルーム、旦那は気に入ったようなのでこれからダイエット用に多用していきたいと思います。
美味しそうですね。先日、近所のスーパーで、この手のスープ用にセロリ、ニンジン等を細かく切ったモノの袋入り(454g)と言うのを見つけてしまいました。肉団子も、出来合いのモノがあるので…
鰯のつみれが食べたくなりました。イギリスじゃ無理だなぁ。
こんにちは、現役lecturerさん。
すでに細かく切ったものの袋や出来合いの肉団子があれば、あっという間にできますね。
イワシのツミレはもう10年以上食べていないです。ああ、なんだか急に食べたくなってきましたよ。今度2年ぶりぐらいに中央市場へ行ってみようと思っているので、小ニシンで試してみようかな。
現役lecturerさま
かんたんですよー
イワシ(サーディーン)を頭落としてワタ出して手開きにして背鰭と尻尾も包丁で落として
あればミキサーかフードプロセッサーに入れて塩少々を加えてすり潰す。なければないでまな板の上で包丁で細かく刻む、これにつなぎの小麦粉ちょびっと加えてよくこねる、だんごにまるめて加熱すればはいできあがり。何のためにGoogleがあると思っていらっしゃるのですか、動画もありますよーははは。
さんさん様
イギリスで鰯のつみれが無理なのは、新鮮な鰯が入手困難だからです。
擂鉢、擂粉木、つなぎの卵、消臭用の味噌・生姜は手元にあるんですがねぇ。
鰯、浅蜊・蛤は、スペインやポルトガルに行かないと。
ですので、管理人さんは鰊を代用にすることを考えられてるようで。
イギリスじゃ、魚と言えば、鱈、鮃、鮭、鯖、鰊くらいですから。
最近、Sea Bass(黒鯛の仲間)が追加されたようですが。
現役lecturerさま
オヤマァ!、そういえば鰯は冷凍品も含んで魚の店頭で見かけたのは40年間で何度もありませんなぁ。
ましてやアサリ蛤なんて貝類は見たこともない、浜辺を歩いても日本のように貝殻が打ち上げられたのも見たことがない。
なんと御本家の方が多種類の海産物を食するとは!
ディケンズでしたでしょうかイースター前の肉食禁止(日本でいう精進食ではないらしい、魚はいいがなんとも恨めしいって書いてあったような)の一週間、なんとつらかったことかって書いてあったように覚えております。食品の中で海産物の地位ってのはそんなに低いのだろうか、ソレにしては値段がタケェ!!
其れにしても鯖ニシンがが魚屋の常連とは羨ましい、当地ちょっと潜れば目のまえにさかながうようよしておりますのにねぇ。海に泳いでいる魚を見ればすぐ食べることを考える、あれは公共の財産じゃぁ、あのここな心貧しきアジア人どもめ!…ですかねぇ。
魚の身の油の乗り具合から考えると鯖なんかイワシに近いんじゃないかと…
こんにちは、現役lecturerさん。
え、イギリスにもアサリとかハマグリとかないんですか!?ちょっと驚きです。当地には全くないのですが、なんとイギリスにも無いとは。ハマグリの酒蒸しとか良いですよねえ、やっぱりスペインやポルトガルですか。なんだかちょっとスペイン語勉強のモチベーションが上がってきましたですよ。
こんにちは、さんさん。
えええ、オーストラリアにもアサリとかハマグリないんですか?!浜辺に貝殻が打ち上げられてないって、日本って特殊だったのでしょうか。まあ、バルト海は海とは名ばかりでただの水溜りなので、貝殻がなくても納得ですが、オーストラリアの海岸に貝殻がないってちょっと衝撃です。
ちなみにラトビアで手に入る小ニシンは、人によってはイワシだということもあるんですが、私的にはあれはイワシでは全くなく、小さいニシンなんですよ。だって味がニシンなんです。
コメントを投稿