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2022年3月14日月曜日

マクドナルドの思い出

 昨日でロシア国内のマクドナルドの営業が停止したということである。

もちろんこれは西側の経済制裁の一環で、今や日本を含めて西側諸国の企業は余程の理由がない限りロシア市場から一旦身を引かざるを得ない状況である。

旦那は今でもモスクワのマクドナルド一号店での経験を思い出すという。
大学院の指導教官がモスクワにいたためにちょくちょくモスクワへ出かけていた旦那は1990年の開店直後のモスクワのマクドナルドへ2時間弱並んだのだという。初めて目にするアメリカの店は、何もかもが清潔で、店員は愛想がよく、驚いたのだという。もちろん、当時から清潔でサービスの良い店というのは存在したらしいが、マクドナルドのような庶民感覚の値段で商品を提供する店で、ひっきりなしに店を掃除するスタッフがいて、快適なサービスを受けられるというのは信じ難いことだったという。これが、西側諸国とソ連との違いなんだとその当時の旦那は大きなカルチャーショックを受けたということである。

その東西融和のシンボルのようなマクドナルドがロシアで営業停止したわけである。そして、多くの西側諸国の企業が次々の営業を一時停止したり撤退しているのである。

どれだけ長く続くのかはわからないが、一つだけはっきりしているのはロシアが本格的に切り離されていこうとしているということである。

だが、ロシアの郊外に住む一般の人たちはほぼ自給自足できるぐらいダーチャ(サマーハウス)でじゃがいもを作ったり野菜を作ったり、場合によっては鶏や羊や山羊を飼ったりして暮らしていけるのである。ラトビアにもそういう感じの人々は結構いるので、ロシアならさらに強力に耐え忍べるのではないかと思う。だが、それでも管理人はこういう西側企業の営業停止や撤退によって、ロシアに住む若い人たちが何かおかしいぞと決起してこの戦争を終わらせてほしいと思うのである。


7 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

自然災害である洪水でも築き上げた全てのものを失った人々の苦悩悲しみは到底正視できないものがあります。
まして戦争、それも(たぶん)こっちが挑発したんじゃない向こうが勝手に攻めてきて無差別に大砲撃ちかまして家を壊す。 他人が自分の築いた暮らしを壊す、これほどの怒り悲しみを与えるものはありますまい。
空襲で家は丸焼け、それこそ着替え一つ持ち出せずに焼け出された記憶はありますが灘5歳、そう「今度11歳になるの」と仰せの隣の嬢ちゃんと同じ歳だった私にはまだ”所有する”ということがわからずただただ大人たちの泣き顔が怖かったことだけ覚えています。



さんさん さんのコメント...

そうか、テレビや新聞に何も書かれていなければ何百キロ何千キロ離れたそれも外国でロシアの兵隊が戦争していたって一般大衆はほとんど気がつかない…ということですか?
「マクドが閉まったぞ」
「え、えー?どうして?あれだけ流行っていたのに」「スタバも閉めるって」「なんでだろう、なんかあるねこりゃ」てな会話からですかね。人々が異変に気づくのは。
戦争中大本営発表のラジヲを聴きながら大人たちが何やらおかしい、そんなに沈めたならこんなに空襲できないのに…など言っていたような記憶が微かにあります。
しかしあな頃は「おかしい」とヒソヒソ囁くだけで戦争やめれ〜などと声を上げる、そんな発想はなかったと習いましたっけ。きっとソビエト時代の教育が行き届いていて「お上にはたてつかない」が下々の常識になっている、のでは。

紫陽花 さんのコメント...

マクドナルド一号店が銀座に出来た時は一世を風靡しましたよね、って言っても管理人さんは小学生?あの頃の日本は勢いがまだある時代でした。
報道管制が引かれていて地方で農業をしていたらロシアが戦争をしていようが外国企業が撤退しようが日常の生活にはあまり影響もなく無関心でもいられるということですね。ロシアに砲弾でも飛んでくれば実感が湧くのでしょうが、今らウクライナばかりが犠牲を払っていてむしゃくしゃします。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
戦争はもう過去のものと誰もが思っていたのに、アパートへミサイルが打ち込まれて黒煙が上がっている画像が毎日毎日上げられている。でも誰もこれをやめさせる術を知らない。なんと不幸なことでしょうね。
情報統制が敷かれているロシアでもマックが閉まってiPhoneが買えなくなって、ユニクロも閉店となればソ連時代を知らない若者は流石に気づくでしょう。ソ連を生き延びてきた高齢の世代は耐え忍ぶことに慣れているので変わらないとは思いますが。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
いや、もうちょっと歳行って行ってたんじゃないかとおもいます。実は日本のマクドナルド2号店でアルバイトしたことがあります。高校生の時でした。バイト代が小切手で支払われて面倒臭かったです。あと、いつでも笑顔でいるように言われてました。笑顔が足りないと蹴られることもありましたよ。時代ですねえ。
ロシア人は自給自足をびっくりするぐらい徹底できる国民です。ただ、都市部に住む若者にはできるかどうか。

さんさん さんのコメント...

スタッフはいつも笑顔でいなくては…はその当時は誠に珍しい店側のサービス。それも黒山の人だかりの一つの理由…なのはわかりますが笑顔が足りない、と言って蹴飛ばされる。店長もまだ旧文化にずっぷり、マクド商法は表面だけだった時代の象徴ですね。今でも花は咲かせても根は変わっていない、のかも。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
マクドナルドはマニュアル経営の先駆けですからねえ。毎時間の売り上げをもとに、この時間帯にはこれだけ作ってというようなのが徹底されてました。それで、例えば閉店時間にハンバーガーが余ってたとかポテトが余ってたとかいう場合は全部捨てるんですよ。どうしてだとおもいます?従業員が故意にたくさん作って帰りに持ち帰るのを防ぐためです(笑)。