ページ

2022年5月16日月曜日

不動産事情@リガ

 管理人の住むアパートの一室がどうやら引っ越ししたらしい。
なんでそんなことがわかるのかというと、誰もが目にする端っこの一室で、しかも一階だからである。カーテンが取り除かれ、部屋の中が丸見えで一切合切の荷物が無くなっている。

ああ、売れたんだな。

この部屋はアパートの住民全てが必ず目にする場所にあって、そこからの景色は駐車場である。なんで知っているのかというと我が家を購入するときにまだ売れていなくて案内されたからである。

ここ、景色とかあまり良く無いのでかなり値引きしますよ。

と不動産屋に言われたが、値引きされてもこの駐車場のみの景色では全く買うつもりがない、と告げた。しかも全てのアパートの住人が大きなリビングの全面ばりの窓の近くを通るのである。夜には電気もつけられない。電気をつけると中が丸見えになるからである。実際、その部屋に住んでいた住民は電気をつけることなくテレビだけが外から見えるという感じであった。

そんな部屋が売れたのである。それは大変興味深い。一体いくらで売れたのか?管理人は早速調査を始めた。

調査は簡単である。インターネットで検索するだけである。早々に見つかったところによると、まあ、8年で価格が2倍になったという感じである。

そうそう、ラトビアの不動産仲介サイトには「中古」とかいう表現はない。ちなみに、管理人の住むアパートはおそらく2012年築なんだと思うが、今でもマーケットでは新築扱いである。戸建は築年数がそのまま表示されているが、アパートの場合はソ連時代のどのプロジェクトか、ソ連以前の場合、そしてソ連以降のプロジェクトと分けられているのである。そして、ソ連時代でもソ連以前でも建物全体がリノベーションされると「リノベーション」という範疇となって価値があがる。

日本では新築マンションを買うと買った瞬間から30%ぐらい価格が下がるが、ここではそんなことはない。地震も台風もないから築年数とかではなく単純に設備と立地で価格が決まるのである。


2 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

建物自体は年数が経てば中古になるのが当たり前ですが部屋はリノベーションでピカピカになれば中古にならない、というのはちょと面白いです。
こちらもリノベーションばやりです。というより物件が少なくなっているのではないかと思います。
特に古いマンションは天井が低いとか間取りが今様でないという欠点はありますが、立地条件がいいということ、部屋の面積が広い、敷地面積が広いという物件も多く、リノベーションで価値を上げて売りだされています。詳しくはありませんが、首都圏の地域によっては買った当時より値上がりしている所もありますがこの辺りの物件はリノベーションして当時の値段と同じぐらいといったところです。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
こちらではソ連時代以前に建てられたアパートのリノベーション物件が結構な高値をつけていることが多いです。やはり立地とデザインのようです。リガでは不動産が値下がりすることはない、と多くの人が思っているようです。ソ連の時代には全ての不動産が没収され、ソ連崩壊後に元の持ち主に戻されたようです。そこからは価格がずっと右肩上がりということらしいです。