実は、イスタンブールでボスポラス海峡ツアーの時に結構寒くて友人夫婦も管理人夫婦も風邪をひいたんじゃないかという症状が出ていたのであった。咳である。4人揃って同じ症状で、熱はないのだが、咳が結構出る。なんとなく、誰も口には出さなかったのだが、
もしやこれ、オミクロンじゃ?
と思っていたのである。縁起の悪いことは口に出さないのである。
幸いなことにトルコでは規制が解除されていて、飛行機搭乗にコロナのテストは必要ない。管理人夫婦は先週金曜日にリガへ帰ってきたのだが、いまだに咳は続いている。ということで、コロナ抗原テストをすることにしたのである。検査をしておかないと不用意に職場へ行って誰かにうつしてしまうのもまずい。
コロナ抗原検査キット。綿棒で鼻の奥の方のサンプルをとり、中央に映っているチューブの中の液体にサンプルを溶かし込む。その後、箱の下に写っている包装を開けるとテストプレートが出てくるのでそこに3滴入れて15分で結果が出る。 |
こういうテストはドキドキするものである。年初のベルリン旅行では帰国便に乗るために街角でこのテストを受けたが、その時はもうこれで陽性だったら飛行機乗れないし、でかなり緊張したものである。
今回は風邪の症状が出ているが、まあ陽性だったら家に居れば良いわけだし、とドキドキしつつもそれほど切羽詰まったものではなかった。
そして結果は
何かコロナではない別の風邪ウイルスか細菌に感染したようである。
ちなみに、コロナだからと言って出歩いてはいけないわけではない。コロナに感染したかも?という症状がある場合はファミリードクターへ連絡するとこのキットがもらえる。管理人夫婦の場合は、研究室へあらかじめ大学から配られていたキットである。それで陽性だったら職場などへは行けないというわけである。職場復帰するにはもう一度検査して陰性になったことをファミリードクターに証明してもらわないと行けない。面倒臭いだけである。
ちなみに、抗原検査はPCRに比べると感度に劣るとか言われているが、キットについてきた説明書によると
説明書。本文はちゃんと各国語で説明がされているが、この部分だけ見ればオッケー。図解に勝るものなし。 |
説明書にあるデータによると、147の抗原検査陽性サンプルのうち、PCRで陰性とされたのは1件。352の抗原検査陰性サンプルのうちPCRで陽性だったのが3件である。まあ、悪くない。PCRより簡単だし、大体症状があって検査しようかという場合にはウイルス量は十分多いはずなのでこれで十分である。
とりあえず、一安心ではある。だが、咳はまだ出ているのでなんだか分からないウイルスとか細菌を他人にうつすのはよろしくない。結局、コロナだろうがなかろうが、症状があるうちはできるだけ家でおとなしくしているのが得策ということになるのだろう。
4 件のコメント:
管理人さん、こんにちわ。陰性で一安心ですね。でも、お大事になさってくださいね。
日本はさわやかな気候になっていたのに、梅雨が早く来るとか。ゴーヤ、芽が出るか怪しくなってきました。
こんにちは、megmeg殿。
まさかこんな時期に風邪引くとは思ってもいませんでした。やっぱり2年間もなるべく人に会わない生活をしているとそれだけで一般的な菌とかウイルスとかに対する免疫が弱くなるんじゃないかと思いました。
こちらも爽やかっぽくなってきています。でも朝気温1度とか普通にあります(笑)。
管理人さん、その後咳の具合は如何ですか?
GW明けは発熱外来を受け付けているクリニックでの陽性率が30%に上がってきている、と報道していました。発熱して検査を受けている人の30%がコロナに罹っているという数字は多いのか、体調悪くてもコロナで無い人が70%もいると捉えた方がいいのか分かりません。これだけマスクをしていたり気を付けていても普通の風邪にもかかることがあるのですね。
こんにちは、紫陽花さん。
ありがとうございます。大分咳も落ち着いて来ました。30%の陽性率はコロナとしては多くなってきているという感じですが、確かに色々気をつけていても風邪をひくということですね。知り合いのティーンエイジャーのお子さんが3月にコロナに罹ったのですが、また昨日コロナに罹ったことがわかったという話を聞きました。ワクチン2回接種プラス3月に罹患でも2ヶ月後にまた罹患とはもはや防ぎようがないのかなあと思いました。
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