さて、クリスマス当日は旦那がカモをグリルすると言うのでお任せであった管理人宅である。ただ、旦那は付け合わせにライスが欲しい、さらにカモグリルに合わせるのでできれば干し葡萄を一緒に混ぜて少しシナモン風味にして欲しいと、難題をふっかけてきたのであった。
まあ、クリスマスといえばシナモン風味があちこちにあるのでわからなくもないが、シナモン風味のライスって、と若干引いた管理人であった。
シナモン風味であれば日本のお米はまず合わないであろう。そこで選んだのはそういう香辛料と相性の良さそうなバスマティライスである。ラトビアではというか、日本以外ではお米を炊くのに炊飯器はない。鍋で炊く訳である。というか、大抵の場合は茹でていると言った方が良い状態である。
管理人はずっとコメを炊く場合は普通の鍋を使っている。鍋は特に少量のコメを調理するのに適しているので、2人分食べ切りだと鍋で炊くのはとても便利なのである。
鍋でコメを炊く場合、重要なのはコメを30分水にさらして、その後ザルで水気を切り、その上で乾燥状態のコメを測ったのと同じだけの水、例えば、グラス一杯分のコメならグラス一杯分の水を加える訳である。強火で沸騰するのを待って、火力を沸騰を続けるだけの弱火にして蓋をして8分である。
今回はバスマティライスにブランデーに漬け込んださくらんぼとそのつけ汁のブランデーを加えてほんの少しだけシナモン、そしてベイリーフとオールスパイスを入れ、炊き込んだのであった。
切り分けた鴨胸肉とブランデー炊き込みご飯 |
ほんのりピンク色に色づいたバスマティライスは思いの外よく出来上がって満足である。まさにクリスマス味のライスとなった。
4 件のコメント:
管理人さん こんにちは。
ちょっと想像できないですが多分エスニックぽい感じに仕上がったのでは、と勝手に妄想を膨らませています。鴨のグリルもレストラン級ですね。旦那様もリクエストのし甲斐があったのと大満足されたことと思います。
こんにちは、紫陽花さん。
何故だかクリスマスにはシナモン風味のものがやたら登場しますよね。普段はあまりお目にかからないんですが、クリスマスシーズンになるとザワークラウトの煮込みのシナモン風味とかも登場します。グリューワインもシナモン風味ですしね。ただ、やっぱりお米でシナモン風味とかブランデーチェリーと炊き込むとかは長米じゃないとお米に失礼な気がします(笑)
シナモンというと何やらハイカラな風味にかんじますですが私、幼い頃にはあ「駄菓子屋」と言ってもいまどきのお若い管理人さんにはちょいと想像がむずかしいかも、何要するに一文店、その当時で二十円も持っていけば十分にあ
これもと飴玉やらドロップスが買える裏通りの一間間口のお菓子屋さんでは
何やら木の皮の干したのと思しき物件が紐で縛って”にっき”と書いてあった様に覚えております。
もちろん肉桂の読みがなまってにっきになっているわけですが当時の子供にはなかなか評判の良い(値段が甘いものに比べるとバカ安)なおやつでありました。
今の白い髭を蓄えた私からは想像できない昭和21、2年ごろの東京の風景です。
こんにちは、さんさん。
大丈夫ですよー、私の子供時代にもまだ駄菓子屋はありましたよ。
そうですね、ニッキですね。あれはいつ日本へ入ってきたんですかねえ。八ツ橋っていう有名なお菓子もニッキ味ですしね。Wikipediaによると日本へは8世紀に薬として入ってきたということです。へええ。
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