ページ

2024年4月18日木曜日

黄斑前膜 その2

診断もついたし手術の日取りも決まったので、それなりに下準備としてこの黄斑前膜とは何者なのか、何でそんなことになったのか、そしてどんな手術をして経過はどんな感じなのかを調べてみた管理人である。

まず、黄斑前膜というのは加齢とともに起こる確率が高くなるものであるということである。その理由は、加齢とともに硝子体というゼリー状で眼球のほとんどのスペースを埋めているものが部分的に液状化し、本来は網膜にピッタリくっついていたものが剥がれてくることに由来する。剥がれる時にその硝子体の一部が眼底の黄斑部分に残ってしまうと、それが膜化して黄斑前膜となる。管理人には思い当たる節がある。コロナ禍で管理人は目の端に閃光をみたのである。さらにその直後に飛蚊症が出てきた。これはまさに硝子体が網膜から剥がれる時に見えるものでその時は「やば、網膜剥離起こしてるかも」と思ってその場ですぐ眼科医へ直行したのであった。幸い網膜剥離は起こしていなかったが、硝子体が少しづつ網膜から剥がれつつあるのは容易に想像できたわけである。その過程で硝子体の一部が黄斑部に残ったのであろう。

というわけで、心当たりはあるのである。

治療法は手術のみである。手術のタイミングは色々あるらしいが、管理人のようにすでに歪みが見えている状態なら良いようである。手術は硝子体を少しづつ抜き出して空っぽにした後に黄斑部にくっ付いている膜をピンセットで剥がすというものである。考えただけでも気持ち悪いというか手先の器用な医師じゃないとそれ無理なんじゃ?と思うわけである。でもまあ、仕方ない、医師に頑張ってもらうしかない。そして、手術は部分麻酔だということである。寝ている間に終了というわけにはいかない。手術中も意識はある。全くもって怖すぎる話である。流石に手術後は病院に一泊である。またか、また入院なのか。

術後の経過はあまり情報がない。が、大抵の経験談では視力が戻って良かったとかスッキリ見えるようになったとかそういう感じなので、そうなると信じるしかないようである。

まあ、現状としては右目の視力だけで文字を読んでいるような感じで、そこに歪んだ左目の情報が重なってなかなか読みづらい。大抵はコンピューターの画面上の話なのでフォントを大きくしたりして凌いでいるがどう考えても限界は近い。手術してこの歪みを除かないとどうしようもないわけである。

さて、次回は同時に行う白内障の手術と眼内レンズについて。

2 件のコメント:

さんさん さんのコメント...

なんだか聞くだけで硝子体を空っぽにするとか網膜を剥がすとか、それも部分麻酔のみ?”はがし”ている目は見えなくてももう片っぽは横目かなんかにすれば手術で剥がされていくのが見えるじゃないですか。
怖い、怖すぎます。
私は外傷であちこち縫い跡だらけですがまさかに目ん玉の手術、それも部分麻酔?目ん玉なんか針でぶっすり注射するんじゃろか。

やだぁ〜

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
怖いですよねー。ちょっと友人に色々聞いてみたら、白内障とかレーシックの手術中は痛くも痒くもないし見えないから大丈夫だということでした。白内障の手術は10分ぐらいだそうです。この膜を引き剥がす手術は硝子体を取り除いてからぺりぺりっと剥がすので1時間から1時間半ぐらいだと担当医が言ってました。