アウクスタズッパ(aukstāzupa)というのはラトビアでは一般的な夏の冷製スープで、意味はそのまま「冷製スープ」である。
色々なバージョンがあるのだが、ラトビアで最も一般的に食されているのはビーツとキュウリと二十日大根が具のものである。ビーツによってスープの色が「どピンク」になっているので初めて見た時にはギョッとするインパクトの強い一品である。
見た目に鮮やかな冷製スープ。ケフィルスがベースなのでとても爽やかな酸味とビーツの甘みで全体的にまろやかな酸味になっている。トッピングにゆで卵が一般的だがこれはスープの中に最初から混ぜるレシピもある。 |
作り方は至って簡単で野菜を切ってケフィルスと混ぜるだけである。
材料
- ケフィルス 1リットル(砂糖の入っていない飲むヨーグルトで代用できると思う)
- 茹でビーツ 500グラム
- きゅうり 250グラム
- 二十日大根 250グラム
- ワケギっぽい細いネギ 好きなだけ
- ディル 好きなだけ
- 西洋ワサビ 小さじ1
- マスタード 小さじ1
- 塩胡椒 適宜
- ゆで卵 好きなだけ(写真の一人分はゆで卵半分)
今回ビーツはすでに茹でて千切りになっているものを購入したのでただパックを開けただけ。きゅうりと二十日大根も3mm幅ぐらいの細切りにする。わけぎとディルは微塵切りである。切った材料をとにかくただ全部合わせて混ぜ合わせるだけである。結構ドロドロと濃いスープではあるが、好みで水を加えて少し(この場合だと200ccぐらい)薄めても良い。その際に炭酸水を使って少しシュワっとさせるというレシピもある。
材料。ディルはもっと多い方が良い。今回は買い忘れてこれしか残ってなかったのであった。 |
我が家では実に今まで一度も作ったことがなかったのであった。最大の難関がビーツを茹でて細切りにするというところで、その過程を考えただけで、「今度学食で食べればいっか」となっていたのである。何しろビーツは茹でるのに最低1時間半はかかる。それだけでやる気が失せるのである。それがこの茹でて千切りになったビーツのパックのおかげでハードルが一気に下がって大変簡単な料理になったわけである。
2 件のコメント:
管理人さん、こんにちわ。こちらでも生のビーツ見かけるようになりましたが調理が大変と手を出せず。サラダバーにあったら食べるようにしてます(笑)
体調はいかがですか?
こんにちは、megmeg殿。
ビーツは茹で時間が長くて結構面倒なんですよね。圧力鍋を使っても加圧時間を20分から30分ぐらい取らないとダメなんですよね。電気圧力鍋なら放っておけば良いのですが、それでも結局全体で1時間ぐらいかかりますね。
ありがとうございます。昨日もう片方の目も手術してきました。メガネなしでものが見える様になってきてはいるもののまだちゃんと視力が出ている感じではないです。家でのんびりしたいと思います。
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