昨日、ラトビア人の友人夫妻を呼んでホームパーティをしたのだが、その時に
「キッチンは手を洗うところではない」
という話を日本の習慣として読んだ。と言う話を聞いた管理人である。まあ確かに洗面所で手を洗ってもらったほうが良いなあとは思うのだが別に台所で手を洗うことに特段拒否感を持っているわけでもないので、へええと言う感じである。そうだったけ?日本?と言う感じなのである。
実は別の友人宅でも似たような話を聞いたことがあるのである。
管理人の幼少期は狭い2DKの市営住宅で過ごしたので玄関から入っていきなりダイニングキッチンであった。洗面所というものはなく、キッチンの隣に風呂場であった。外から帰ってきたら普通にキッチンの流しで手を洗っていたし、あまり記憶がないが歯もキッチンで磨いていたのかもしれない。
ラトビアに来て手を洗うとかそういう関係で当初驚いたのは、台所で何か作業をして手を洗ってその手を拭くのが布巾だったということである。食器を拭くこともある布巾で手も拭くのか、とちょっと引いた覚えがある。それは我が家だけではなくどこの家へ招かれても見る光景だったのできっとそれが普通なのであろう。まあ、よく考えれば、食器は無菌じゃないわけだし、手で食器を触るわけだし、石鹸をつけて洗った手を布巾で拭いたからといってそれが原因でそこにバイキンが増えるわけでもない。要は感覚で、そんな気がする、という程度のものなのだと思うわけである。
6 件のコメント:
あ、それってガキの頃いやってほど親に指摘されたことです。そこは手を洗うとこじゃない、汚いことするんじゃないって。
何故手を洗うことが”汚い”になるのかはついに最後になるまで分からずじまい。
大人になって外国暮らしを何十年かして私が理解したのは日本人は文化として「汚い」を峻別して手は足より綺麗じゃなくちゃとか、とか言っているがそれは管理人さんが仰せある如く理屈でバイキンがたくさんいるか居ないかではなく感覚として「あっちよりもこっち」よいう感情を集団として共有してそれに反する個を排除するという共通理解
をシェアしている。
「だってェ」などと言えば「だっても明後日もない、親のいうこと聞きなさい」で押しつぶされたような。
こんにちは、さんさん。
まあ、そういうもんですよね。この記事を読んだ大半の人は「常識ですよ」と思っていると思います。我が家はめちゃめちゃ狭い市営団地でしたからねえ。まあ、日本人はとても清潔好きですから。
管理人さん こんにちは。気持ちの上での国民性の違いですね。家の間取りによる部分は大きいと思いますがトイレで手を洗ったあともう一度石鹸で洗いたいという場面では、次に行く場所が台所でも台所では洗わないのは気持ちの上で制御されているようです。それより台所の布巾で手を拭くという方が衝撃です。これも気持ちの問題なんでしょう。
トイレに行くときエプロンを外す派と外さない派に分かれて前者である身としては驚きました。外さない派の主張ももっともだとも思いながらも気持ちの問題でやはりエプロン外す派です。
こんにちは、紫陽花さん。
もう期待通りのコメントです。そうなんですよ、台所の布巾で手を拭くってちょっと衝撃ですよね。サマーハウスに学生さんを呼んだ時に色々台所で手伝ってくれたのですが、皆が皆そうしたので結構な衝撃を受けました。トイレに行く時はエプロン外したいですね。気持ちは大事ですから。
なるほどねぇ、エプロン外してトイレに行く。。。ですか。
手間がねぇ、と思った私は今だ80なんぼになってもに台所の流しで手ェ洗うんじゃないって親の声が染み付いていないんでしょうなぁ。大体トイレ行ったら手ェ洗うって決まりごとがめんどい!と思う私は最初から管理人さんのような方からは排斥される人!やれやれ、とかくこの世はスミニクイ。
台所のタオルで手ェ拭くって、そっかぁアレってやっちゃいけないことなんだ。
こんにちは、さんさん。
いや、別に排除なんてしませんよ。へえーって思うだけです(笑)。台所に手を拭くために掛けておいたタオルで手を拭くのはオッケーというかそうして欲しいわけです。食器を拭くための布巾で手を拭くのはちょっと、というお話です。ご心配なく。
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