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2024年9月6日金曜日

天の川

ラトビアではちょうど9月ぐらいから星を見るのに最適な時期になる。

夏は日が長すぎて星を見るのに適していないし、冬は夜が長いのは良いとしても大抵曇っている。そのちょうど間ぐらいの秋の初めぐらいが星を見るのに最適な条件が揃うのである。

リガのような都会だと街の明かりが明るすぎるということがあるが、それでもかなりたくさんの星を見ることができる。管理人のサマーハウスのある街ではよる10時ぐらいになれば普通に天の川を見ることができる。

管理人が初めて天の川を見たのは子供の頃家族旅行で行った清里村であった。そんな特別なところに行かないと天の川は見れないのだと思ったわけだが、ここでは普通に見ることができる。空に走る亀裂のような天の川は実はいつもそこにある。ただ、今日は晴れてるから見えるかな?と空を見上げるとそこに天の川が見えるのである。なんだか贅沢な時を過ごしているような気分になるが、これが贅沢であってはいけないのだろうなとも思うのであった。

4 件のコメント:

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん こんにちは。ラトビアは星が綺麗に見えるということは想像がつきますが夏は夜が短くて出会えないや冬は雲に遮られて見られない、ということは思いつきませんでした。住んでみないと分からないものですね。
夜空の星の美しさをはっきり記憶しているのは学生時代だったかにユースホステル主催の東北一周バス旅行の時見た星です。夜行バスで泊まったサービスエリアで夜中に見た夜空は満天の星でした。しかも大きく見えたような気がします。物忘れが多くなった今でもはっきり覚えているほど心を動かされたのでしょう。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
そうなんですよ、意外にラトビアで満点の星空を楽しむのには季節が大事なのです。冬はもう本当に曇りが多くて星は見えません。放射冷却でマイナス20度ぐらいになると快晴なので星は見えるんですが辛いです。
満天の空の星は本当に心に焼き付きますよね。私も八ヶ岳で見た天の川は一生忘れることができないです。

さんさん さんのコメント...

私が忘れることができない星空を仰いだのは随分変わった場所でした。中国とインドに挟まれてネパールの横にひっついているブータンという国。今から40年ぐらい前それまでの鎖国、いやほんと江戸時代の日本みたいに鎖国していたんです。西岡さんという日本人の方が近代農業の指導の為に鎖国中であったのにJAICAだかから派遣されて「近代農業」つまり儲かる農業はこうしなくちゃという指導をさえれてまさに神様並みにブータンから遇されていた方とひょんなご縁で東京でお目にかかり良いとこですよと言われてのこのこ出かけたものでした。
安切符買ったおかげで飛行機はバンコク乗り換えカルカタへ

そこでバスに乗ってインドの平原をひた走りブータンの国境まで、そこでブータンのバスに乗かえて首都のティンプ
ーへ。
今でこそブータンの名は「世界で一番幸せな国」とか何チャラいって割と知られていますけど、バスを降りて民族衣装を着込んだ(不思議なことにこの民族衣装、日本の着物にそっくり)人々に囲まれると「ああはるばるときたんだなぁと実感いたしました。
そこでガイドさんに連れられて馬の背に乗って峠の細道を越えてヒマラヤの山中にあるブータン仏教の僧院へ。
日本で言うと天台宗真言宗とよく似た教義の仏教、僧たちは各所の僧院で50人100人とまとまって集団生活をしています。
ブータンの坊さんと僧院のことは長くなるので次の機会に。とにかくここで見た星空の凄さは次の回にゆっくりと。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
ブータンへ行かれたことがあるんですね。最近はブータンにも携帯電話とかSNSとかが普及して「あんな贅沢な生活してる人がいる」というのが大っぴらになってしまって幸せ度が急激に落ちたと聞きました。人と比べたら幸せ度が下がるというのは本当なんだなあと思った次第です。

星空のお話待ってますね。