ページ

2025年7月13日日曜日

2025子供達による歌と踊りの祭典

 ラトビア全土の子供達が練習に練習を重ねた歌とダンスの成果の集大成である。

これは4年ごとに開催されて、2年ずれて大人の歌と踊りの祭典が開催されると言う具合である。

この祭典は歌部門と踊り部門のコンテストも兼ねているので2週間という長い開催期間を経るのである。ラトビア各地の学校から歌の精鋭踊りの精鋭が集められる。皆がバスでやってくるのでそのために数日はリガ中心部の交通規制も行われるのである。

なんと言っても壮観なのは子供達がそれぞれの地方の民族衣装に身を包んで行進したり歌ったり踊ったりする様である。ラトビアの民族衣装は基本的に長袖ロングスカート長ズボンである。暑くなりすぎないようにと毎回思うのだが、今年は気温的には良くても雨が多かったりで大変だったのだと思うわけである。

管理人家ではこの祭典はYouTubeで楽しむだけである。と言うのも、何しろ心にグッとくるものが多すぎて涙が止まらない、そんな感じだからである。

この動画はラトビア人の投票で毎回1位に上がる「太陽、雷、ダウガワ」と言う曲である。ラトビア合唱の素晴らしさを詰め込んだ一曲である。聞いていただければお分かりいただけると思うのだが、最初はしっかりとした小さな声で、そしてドラマチックに盛り上がっていくのである。この強弱の幅を子供にも出させるのかと言うところが驚くべきところである。子供は元気に歌ってなんぼ、なんてものでは全くない。歌は音楽は強弱あって初めて芸術、それが当然、みたいな感じの教育なのであろう。素晴らしいとしか言いようがない。
ちなみにこの曲はスペインはカタルニア地方の独立運動に採用されてカタルニアが独立を果たした際には国家となる歌である。もちろん歌詞はカタルニアの詩人が別途用意しているのである。

4 件のコメント:

Sayoko さんのコメント...

こんにちは。昨日パレードだけ見ました。それだけでもとても素敵でしたよ。交通規制と言っても東京と比べたら何てことないですし、人との距離が適切に取れてスムーズでした。マーケットで買い物も楽しめました。朝は静かですし、リガに来ると何て事ないことに癒されます笑。
こういう祭典があるとラトビアの各地域や歌の背景などももっと知りたくなるものです。

Sayoko さんのコメント...

途中でボタンを押してしまいました。
そうそう。こういう祭典があると各地域の特性や文化背景を知りたくなりますよね。ありがとうございます。(と言いたかったです😅)

Mikija さんのコメント...

こんにちは、Sayokoさん。
民族衣装も地域で少しづつ異なっていて見ていてとても楽しいですよね。ラトビア人の友人夫婦は合唱団やダンスサークルに属していなくても夏至祭の時に民族衣装を着たりするようです。彼らの民族衣装も出身地方のデザインだと言ってました。

紫陽花 さんのコメント...

管理人さん こんにちは。会場ぎっしり埋め尽くす人が各地から集まるというだけでも情熱を感じます。地域で民族衣装が異なるというのも興味深いです。2年後は帰国せずこんな行事も体験してもらいたいです。