世界の主要オペラハウスを攻略するという目的の一環として、残っている大物を片付けるべくロンドンのロイヤルオペラハウスへ行ってきた管理人である。
マイナス15度前後のリガと比べればロンドンは最高気温がプラス10度前後と管理人夫婦にとっては春のような気温である。実際、ちょうど水仙やクロッカスが咲き始めた早春のロンドンであった。
今回のロンドンはオペラの他に大英博物館とナショナルギャラリーを中心に予定を組んだのであった。そのため、ホテルはこの3ヶ所へのアクセスの良いところへとしたのであった。オペラへは徒歩9分、ナショナルギャラリーも徒歩10分、大英博物館へは徒歩2分である。ロンドンと言えばロンドン塔やらロンドンブリッジやらビッグベンなど見どころもたくさんあるのだが、そういうのは一切プランから外して、とにかく歩いて回ってパブや買い物を楽しむことにしたのであった。
さて、ロンドンは大変に物価が高くて驚いた管理人夫婦である。まあ、観光地のど真ん中のようなところにホテルを取ったので仕方ないと言えば仕方ない。そして食べ物があまり美味しくない。フィッシュ&チップスが日本円換算で3800円ぐらいする。4つ星ホテルの朝食も塩分高過ぎで、どうも大陸の欧州の国々と比べると明らかに食べ物のコストパフォーマンスが悪すぎる。ブリティッシュパブ数軒でビールも飲んだがいずれも常温である。「伝統的な英国メニュー」というものは避けた方が良かったのかもしれない。英国人彼氏のいる同僚の勧め通りインド料理を食べに行くべきだったのだろう。結局、帰国間際の空港で食べたケバブがこのロンドン旅行で一番美味しいものであった。
大英博物館とナショナルギャラリー(絵画中心の美術館、ゴッホのひまわりとかモネの睡蓮とかが収蔵されている)はいずれも無料だ。タダなのに予約が必要である。タダだからかクロークにコートを預けようとすると料金を取られたりする。それでも素晴らしい収蔵品をタダで見せてくれるというところは太っ腹である。外国人料金とかもない。さすがである。しかし、大英博物館ではお土産販売が収入を支えているのかものすごい数のお土産が売られている。有料の展示で「SAMURAI」展をやっていたので観てきたが、多くの人たちが食い入るように展示の説明を読み展示に見入っていたのが印象的であった。なぜかTVの暴れん坊将軍の一場面とかがモニターに映し出されていたりと、ああ、日本ってこんなふうに紹介されちゃうんだ、と面白おかしく観てきたのであった。
さて、ロンドンでは働いているのは日本人が想像しているような白人のイギリス人ではない。インド系、パキスタン系、アフリカ系などの肌の色の濃い人たちが大半である。サービスの質は高く、まず笑顔でおしゃべりしながらのフレンドリーなのに割と細かくサービスしてくれるという印象である。チップの風習はないというかすでにサービス料として料金に加算されているので面倒くさくなくて良い。
肝心のオペラは大変良い歌手が揃えられていて演出もクラシカルなのにスタイリッシュで大変満足であった。舞台の大きさやホールの装飾はウイーンやミラノよりは小ぶりでさほどゴージャスではなかった。何より驚いたのは観客の装いで、もちろんそれなりに着飾っている人はいるものの大半が仕事帰り?というような装いであった。チケットはバカ高いのである。この辺りも大陸欧州との違いを色濃く感じさせられた場面であった。
ロンドンでは日本に関連する店舗を沢山見かけた。
SUSHIに限らず日本の居酒屋風のレストランや丸亀製麺もラーメン屋も沢山あった。ユニクロも徒歩圏内に3軒あった。無印良品もあれば抹茶ラテを出すカフェも多数。漫画店もあればショーウインドウに雛壇飾りを出した日本グッズの店もある。日本食材をふんだんに扱っているJAPAN CENTERでは欧州産の鰹節(日本からの鰹節は輸入できない)とか調味料や出汁昆布なども取り揃えていて管理人はかなり買い込んできたのであった。一体何しにロンドンへ行ったのかと思うぐらいなので、申し訳程度に空港でフォトナムアンドメイソンの紅茶を買って体裁を取り繕ったのであった。
| バッキンガム宮殿までわざわざ衛兵さんを観に行ったのに赤い制服じゃなくて冬用のグレーだったことにちょっとがっかりした管理人であった。 |
2 件のコメント:
管理人さん こんにちは。日本から見ればイギリスはヨーロッパでひとくくりしてしまいがちです。でも欧州大陸の国々とは一線を画しているという感じが今回の管理人さんのレポートからも感じられます。国王を抱く国なので格調高いのかと思ったら拘りも少なそうな国です。食べ物がおいしくないというのは有名ですよね。
こんにちは、紫陽花さん。
私もイギリスは欧州大陸とさほど変わらないと思っていました。実際、イギリスでも数年前のスコットランドの食事は独特で美味しかったですし、スコットランド訛りの英語を話す人々ばかりでした。ロンドンで典型的なイギリス英語を話していたのは同じホテルの宿泊客ぐらいでそのほかのお店やレストランでは移民系の人たちでした。おそらくちゃんとしたお高いレストランに行けば美味しい料理にありつけたのだと思います。
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