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2020年12月25日金曜日

リーダカ(ノーザンパイク)と鮭の蒸し物、煮凝り寄せ(ケトジェニック、低糖質)

 材料が思うように手に入らないので、クリスマスイブの魚料理は簡易バージョンである。

いつもなら鯉を使うのだが、今年は鯉が手に入らなかったのでラトビア名リーダカというパイクのフィレを使ってチャレンジである。

リーダカとは(Wikipedia)

リーダカは広くラトビアで食されているのだが、如何せん淡水魚なのでそのまま焼いたりしてもあんまり感心する出来栄えにはならない。

材料
リーダカのフィレ2枚
鮭の切り身 1枚
塩胡椒

キャベツ適宜
ゼラチン適宜


作り方
1)魚の切り身は皮をはいで適当な大きさに切る。
2)ちょっときつめに塩コショウする
3)フードプロセッサーでペースト状になるまで粉砕する
4)ペースト状になった魚の切り身をラップで包んで圧縮する
5)小判状に成形する
6)キャベツをひいた鍋に並べていき、切り身同士がくっつくのを避けるため、キャベツを間に挟み、切り身が半分浸かるぐらいの水を入れる。この時、水は計量しておく。
7)火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間蒸し焼きにする。
8)6で計量した水にあったゼラチンを少量の水でふやかしておく
9)切り身を取り出し、キャベツを取り除いて、煮汁の塩味を調整し、これにゼラチンを溶かす。
10)器に切り身を盛り付け、煮汁を注いで冷蔵庫へ。

左上、ちょっときつめに塩。右上、小骨を粉砕するためにかなり細かくフードプロセッサーにかける。右下、キャベツでひっつき防止。右中央、出来上がりは西洋わさびを添えて。


この料理のキモは煮凝りである。この材料では骨などがないので煮凝りにならないため、ゼラチンを使って煮汁を煮凝り状にしている。煮るときにキャベツをひっつき防止に使っているので、鍋くっついて魚のハンバーグが崩れたりしないのと、煮汁にキャベツの甘味が加わ流のである。このキャベツは魚の匂いがするので、へろが喜んで食べていた。
ただ、正直言って鯉を使った方が味が良い。

6 件のコメント:

現役lecturer さんのコメント...

> いつもなら鯉を使うのだが、今年は鯉が手に入らなかったので
ポーランド系のお店は無いんですか? こちらでは、ポーランド系労働者の多い地域には鯉も扱う店があるようです。
また、用水路や運河で鯉を狙って釣りをしている人もいますが…

Mikija さんのコメント...

こんにちは、現役lecturerさん。
鯉は通常スーパーマーケットでも売っているぐらいラトビアでは一般的なものなのですが、ここのところほぼ全て買い物をデリバリーに頼っていて、鯉はデリバリー対象じゃなかったという感じです。多分、中央市場へ行けばあるはずなんですが、ちょっとやっぱりそういう場所へは足を運びたくなくて。でもまあ、ノーザンパイクはちょっとコクに欠けるというか、脂が乗ってないんですよね。

さんさん さんのコメント...

鯉はなくても平穏なお正月、じゃなくてクリスマスを迎えられた様でまずはめでたしめでたし。
当地毎年この時期クリスマス前に雨が降る、お若いカップルなどは宿泊費(平常の何倍かに観光地は値上がりするとか)を節約するためにテント持参で都会からおいでになるが雨のキャンプ生活、まぁ冬の雨よりはいいが、ねぇお気の毒さま。

真夏のクリスマスといえば大昔のSF小説渚にて、エバガードナーじゃなかったかしらん映画にもなったから覚えていらっしゃるかもしれないが北半球で行われた核戦争から逃れたアメリカの潜水艦スコーピオン号の艦長と地元メルボルンの娘の恋、その舞台が真夏のクリスマスと迫り来る放射能、不安に覆われるオーストラリア人。

恋と恐怖と暑いクリスマス、不思議なSFでした。
高校生だった私夢中で読んだものでした

紫陽花 さんのコメント...

いつもながら25日にはクリスマスフィーバーも下り坂になり26日になると
すっかりお正月のディスプレーになている日本です。どんなに総理大臣が
静かな年末年始をと呼びかけてもクリスマスの日は地域によっては3割増しに
人出と罰則規定がない当地は週末の今日も全くコロナなんてなのその、という
人出です。経済はある程度回っています。
鯉料理は昔よく中華料理で食べましたが最近は全く口にしていません、
キャベツを管理人さんのように使うのはいいアイディアです。キャベツの
の芯を出汁を取るときに入れると甘味が出て美味しくなります。

話は前後しますが先日キャベツの酢漬けの話が出てました。滋賀県の方が
お母さまの作っていた料理の中に漬物を煮物に入れて使った料理があると
話を聞きました。
ベトナムの家庭料理には高菜漬けを魚を煮る時に使う料理があるんので
どこの国にもそれぞれの地域の事情による発酵野菜を取り入れる料理が
あるのだと思いました。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、さんさん。
いやー、すみません。小説とかほとんど読まずに来たので、その作品は知りません。でも、確かに真夏のクリスマスというのは北半球の人々からするとSFに近いのかもしれないですね。私には想像できません。
今日になって、クリスマスイブに食べようと計画していたロブスターのスープ(瓶詰めです)を忘れていたことに気づきました。お正月に転用です。

Mikija さんのコメント...

こんにちは、紫陽花さん。
日本はそういう季節ごとの行事の切り替えが本当に素早いですよね。我が家はクリスマスツリーがお正月のお飾りも兼ねているのでまだ飾ってあります。これも移住当初は気持ち悪かったのですが、もう慣れました。
発酵野菜を煮物に使うお話は面白いですね。二度楽しめるということなのかもしれないですね。